紀尾井町−「旅するルイ・ヴィトン展」

今回の連休は、広島Iさんを初め、多くの方のご厚意と情報で、私は何だか、「文科系女子ならではの「色々な美に触れる喜び・楽しみを思い出す」ことができて、連休が終わった時、とても幸せな気持ちになった。
(というのは、この2年間、運動神経が0の癖に、慣れない卓球にチャレンジしたり、そのついでに体操まで始めて、何て言うのかな、楽しい時もあるのだけれど、基本的には、「できないことにチャレンジ」することに価値観を置いている生活をしていたのだ)
そうだ、それが今回、知り合いの皆様のおかげで、何て言うのか、心が美しい物や小さな感動で温かくなる世界を思い出すことができたのだよね~。
だから、その話がしたくて、後、今日がルイ・ヴィトン展に行った話、明日が、「ジャージーボーイズ」というDVDを借りてきてみた話を書くので、食べ物の話は明後日からにする。

ルイ・ヴィトン展は、6月19日までの開催だから、まだ、行こうと思えば、ゆっくり行くことができる。
無料だし、私としてはお勧めの展覧会。
(一応予約制だけれど、予約なしで行っても、入れると思う)

グリコさんの情報でルイ・ヴィトン展の存在を知り、行きたいけれど、遠いし、面倒だと思っていたところ、広島Iさんが二人分予約したのだけれど、ご一緒の予定の方が都合悪くなったと、私に声をかけてくださったのだ。
遠くでも連れがいれば行く気になるし、元々見たかった展覧会なので、有難くお受けした。

待ち合わせは、四ツ谷駅麹町口(広島Iさんが調べて下って、そこから会場まで9分とのことで、ここに決定)。
(最初は、銀座松屋のシャトルバス利用を考えたが、一時間に一本しかないので、諦めた)
降りて、上智大を見ると、私の若いころと変わっている、あ、聖イグナチオ教会が全く違っていることに気づく。
知らない間に建て替えられていたのだ。
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その後、上智大の敷地の裏側を歩いて、坂を下っていくと、ほどなく会場に着いたのだが、センスが良い建物ではあったが、どう見ても、高級なプレハブ。
この建物がない時は、何が立っていたのだろう、空き地だったのかな?不思議。
手前の水色の建物がエントランスとカフェとお土産もの屋さん、奥の白い建物が展示場。
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そこに着いて一番最初にしたことは、帰りは銀座に出たかったので、銀座行きのバスが何時に出るかを確認すること。
何でも赤坂行きは、1時間に数本出ているらしいが、銀座は一時間に一本とのことだったので、1時間半先くらいに出るバスの時刻を和押さえた。

また、予め、この展覧会のアプリをiPodにダウンロードしてきたし、入口で説明の小冊子ももらったけれど、見るべきものの数が多いせいか、歩きながら見たり聞いたりすることはなかった。
(小冊子も日本語・中国語・英語版の他、日本語版の子供用もあって、クイズ形式になっていた。見終わって子供用のクイズをやってみたが、全然答えられなかった。)

何でも、ルイ・ヴィトンの創業者のルイ・ヴィトンさんは、160年ほど前に、木の箱を使ったトランク屋さんからスタートしたとのこと。
最初は馬車で運ぶことを前提としたトランク、次に、列車で運ぶトランクになり、自動車旅行、船、飛行機に対応した製品が開発されていく。

昔のお金持ちの長旅の荷物はさあ大変、トランクの中には、30足の靴が入るものもあったし、昔のファッションではマストアイテムであった帽子の収納にも葉所が割かれ、たくさん入れられるよう工夫されていた(ような気がする)
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自動車旅になると、荷物は余り乗せられないから軽量になるかと思いきや、どこでも食事ができるような豪華な金属製の食器が入ったようなトランクやどこでも眠れるような簡易ベッドが収納されているトランクも作られたらしく、会場に飾られていた。
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下は、自動車の工具を入れるためのヴィトン。
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その他、何種類ものブラシが入っているバッグもあった、昔、埃っぽい道路や線路を旅するとき、服装の清潔を保つためのブラシだろうけれど、余りの数にびっくり。(残念、画像を撮り忘れた)

交通手段の発展に伴うお金持ちが使った旅のトランクが色々に変化していく展示も中々興味深かったし、その中でバッグも登場してくるのかな?

話はちょっとずれるが、私は昨年頃まで、NHKのダウントンアビーの連続ドラマを見てイギリス貴族の生活を学習していたし、このドラマを軸に、NHKが作成したイギリス貴族とアメリカのお金持ちの女性が結婚していると特集も見たのだ。
ダウントンアビーの主人公は、イギリスの名門貴族の長女なのだが、お母さんはアメリカ人の大富豪の娘という設定、また、実話として、確か、有名なダイアナ妃もおばあさんのお母さんがアメリカの大富豪の娘で、アメリカ人の血が入っているのだそうだ。
後、政治家のチャーチルもお母さんがアメリカ人。

お金持ちが使っていたルイ・ヴィトンの古くて大きなトランクを見ると、ダウントンアビーに出てくるアメリカ人の嫁コーラのお母さん(しゃーリー・マックレーン)がしょっちゅうアメリカからダントンアビーに来て長逗留するのだが、その富豪のおばあさんがイギリスとアメリカを行き来するときは、こういうトランクに沢山の洋服・帽子・靴を入れて、船・鉄道・馬車や自動車を乗り継いで旅したのであろうと想像すると納得が行った。(その荷物は召使が管理をし、駅や波止場に着くと、ポーターを雇って運んでいたイメージ?)
そんな風に、頭の中で、あのドラマに出てきた人たちが使っている様子を頭に想像しながら、見ていった。

貴族として、富豪として外国に旅行に行くとき、常に素敵な装いができるような巨大な荷物が必要なわけで、それは今の時代、移動手段が飛行機になっても、旅行に持って行く衣装の多さは変わらないのであろう。(変わったことと言えば、帽子が必ずしも必要で亡くなったこと?)
(今、テレビで、世界の日本人妻は見た!【番組史上最強!?ニューヨークのスーパーセレブ妻に迫る!を見たら、故ロッキー青木の奥さんが自分のマンションを紹介していたが、やはり、トランクを入れておく部屋があった。)

ずっと、交通手段の変化に伴うヴィトンの商品の変化を見ていくのだが、最後の方に、世界の著名人からのリクエストで作った珍しいトランクが展示されていたけれど、私としては、どなたかかわからないが、オーケストラの指揮者が自分の指揮棒を収めて、世界中に持ち歩くためのバッグが素敵と思った。
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その他、基本本を運ぶためのトランクがバッグを開けて、板を引き出すと簡単に書斎になるような仕組みになるものもあって面白い。
ルイ・ヴィトンは、ありとあらゆるお金持ちの要望に応えてきたのだろう。
他、市川海老蔵さん特注の「歌舞伎役者の化粧台」というトランクと、有名ではない日本人が注文した、お茶の道具を入れたヴィトンのバッグも素敵であった。
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また、最近の色々な芸術家とのコラボ商品も並んでいて、何て言うのか、小さくならないで、色々な流行に対応していこうとする姿が素敵な企業と思えた。

見終わってとても気持ちの良い展覧会であった、多分、ルイ・ヴィトンの時代の変化や個人の我儘(というか利便性)や新しい文化や美、全てに対応してきたという姿勢が良かったのかも知れない。

とても感激したので、家の近所の人に「あの展覧会は良かった」と話したら、見に行ったのだそうだ。
しかし、その人の頭の中で、「ルイ・ヴィトンというと、バッグ」という固定観念があったせいか、なぜ、トランクばかり飾られているのか、何で、プロペラ機まで飾られているか理解できずにつまらなかったそうだ。

あ、そうそう、展覧会からの帰り、銀座までのシャトルバスに乗ったのだが、会場から、左に清水谷公園を見ながら赤坂見附に抜けるコースの景色がとても素敵だった、さすが紀尾井町。
緑も大きく、また、両脇に立っているビルディングも立派でゴージャス、東京でも、最高級の場所であり、一度は通り抜ける価値があると思った。

私の拙い説明より、この「「旅するルイ・ヴィトン」東京紀尾井町の展覧会レポート-創業からの軌跡を1000作品で辿る」というレポートが多くを網羅し、わかりやすい。
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by mw17mw | 2016-05-17 22:46 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)