北品川商店街と「いちょうの木」で氷

ミャンマー大使館の通りを下って、JRの陸橋と第一京浜を渡って、もうちょっと進むと、北品川の商店街に出る。
そこを新馬場方面に曲がって、少し歩いたが、日曜日だから、開いているお店も歩いている人もまばらだった。
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今回、とても残念だったのは、2年くらい前は存在していたお気に入りのものがなくなっていたこと。
古い方では、下の画像のような古い民家がこの画像のお店のみになってしまったこと、「あら~、2年くらい前はもう1軒、昔を思い出させる木造の家があったのに」とがっかり。
また、新しいところでは、この商店街には、着ぐるみ受注生産の会社があって、お店の前にガラス越しに沢山の着ぐるみが並んでいたのだが、その着ぐるみがなくなっていた。(会社自体がなくなったのか、その会社が着ぐるみをやめてしまったのか、はっきりしていない←と思って検索したら、アトリエパレットという会社なのだが、港区港南の海洋大学の先の方に移転してしまったみたい)
おまけに、後から、ネット友達Iさんに聞いたら、東京湾で連れた魚を天丼にして食べさせてくれた三浦屋も廃業してしまったのだって。(一度食べたいと思っていた)
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商店街全体としては、そんな変化、小さなことかも知れない、でも、私からすると、魅力半減で、がっかり!

そうそう、ネット友達のIさんの話によれば、来週の木曜日の夜中(実質金曜日)、テレビ朝日のマツコが徘徊する番組で、北品川の商店街が取り上げられるそう。
マツコさんは夜に徘徊するだろうから、それだけで、寄るお店が全然違うのだろうが、楽しみ。

2016年5月19日 マツコ、旧東海道を行く

以前、アトリエパレットのあった場所の路地を曲がると、たしか「いちょうの木」と思って行ってみたら、あたりだったし、季節前だからか、並んでいる人がたった5人であった。(いつも9月頃この前を通ることが多く、その頃は20人とかの列ができている)
広島Iさんに相談したら、このお店のことは「かき氷の種類が無限大」とか雑誌で読んだことがあるとのことで興味津々。
「二度とここに来ない可能性が強いから、入ろう」となって、列の最後尾に並んだ。
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中を見ると、空いている席もあるし、食べ終わって出てくる人もいるしで、そんなに時間はかからないと思ったのだが、何だか、次の人が中々呼ばれない。
お店の中をガラス越しに覗いてみると、お店の店員さん(その人が店主?)は一人だけ、その人が色々な注文の氷を作るので、どうも、席が空いても、テーブルを片付ける暇がないみたいなのだ。
中々呼ばれないで、途中、前にいた一組は諦めて帰ってしまったり、色々あったけれど、30分くらいでようやく中に入ることができた。

外から見ると、ただの古い木造の家なのだが、中に入って、つくづく感じたのは、ここは、隅から隅まで、また、家の内外、全て店主のこだわりのお店なのだ。
お店の中に座ると良くわかるのだが、お店の左側、そして後ろに、本当に沢山の緑の植物が生えていた。
大きな窓から見える庭の緑がとても素敵、また、氷の容器を置くためのガラスのお皿には必ず緑の葉が置いてあるのだが、これもきっと自分の庭から持って来たものだとわかる。
いちょうの木というのは、お店の右側に大きないちょうの木があるからというのは誰が見てもわかるのだが、それだけではなく、家全体が緑に囲まれている。
この緑に囲まれた家自体、既に日本全体で殆どが「失われた環境」であり、未だ、北品川に残っていたこと自体が奇跡のよう。
もしかしたら、ここの店主さんは、この環境を残したくて、氷屋さんを始めたのかも。
お店の中も、古い時計だの、色々こだわりのものが集められて飾られていた。

席に置いてあったメニューがこちら。
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その他、「パイ氷」とか、トッピングとか、色々なメニューがあった。
もう一つのメニューに気づかず、席に置いてあったメニューの中から、私は「メープルヘーゼルナッツ練乳」とIさんは「杏仁豆腐」をチョイス。
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これはこれで美味しかったのだが、見ていると、隣のグループに運ばれてきた氷がやたらに美味しそう。
そう、私たちは気づかなかったのだが、テーブルの何かにクリップしてあった下記メニューが、4,5月限定の氷メニューで彼女たちは、「わらびもち」と「桜いちご」を注文したのであった。
わ、あっちが良かったと言ってももう遅い。
(いちょうの木に行く気がなかったので、全く調べないで行ったのだが、今、食べログを見たら、「わらびもち」に「桜いちご」が推薦されていた。)
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で、実際に自分が取った氷を食べて行くと、ふわふわの優しいかき氷の中に、これまた外から見たのではわからない表面と違う具材が色々入っていた。
皆、グループで来て、大抵は同じかき氷を頼むことはなく、人数分の違う種類のかき氷を作らねばならず、一つひとつ削って組み立てていくのだもの、削った氷にシロップをかけるだけのかき氷とは手間暇が全然違い、それだけだって大変だから、運ぶ、食器を片付ける、キャッシャーという仕事も全てこなしているわけだから、どうしても、お客の回転ということに関しては、スローにならざるを得ないのは良くわかった。

氷も本当に丁寧に作ってあるのが良く分かった。
だから、このお店の氷がとても好きで、ご店主のこだわりと丁寧さを理解し、スローが許せる人だけのお店だと思った。
ごくごくかき氷ブームに乗って競争しているお店でも、客の回転を気にいしているお店でもないのだ。
行ってみたら、職人芸の名人芸のこだわりのお店であった。
だから、「有名店だから、ここの氷を食べに行きたい」くらいで近寄ると、とにかく時間がかかって大変。(笑)
それでも、真夏、すごい行列ができているのだから、もう固定ファンが多いのだとは思う。

と書いたが、コメントでケイトさんに教えていただいたように、平日の午前中とか、行列ができていない時のこのお店は、全く別のお店のように、居心地の良いお店のようだ。
できたら、平日の空いている時に訪れるのがお勧め。
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by mw17mw | 2016-05-14 14:27 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)