広島からのプレゼント2016.02 2/4

広島からのプレゼント2016.02 1/4を書いてから、3週間近く経ってしまった。

いただいたプレゼント、開けたかったのだが、封を切って使っているものとの重複があって、使い出すのが遅くなってしまい、送ってくださったIさんには、失礼なことをしたと思っている。
d0063149_11593307.jpg


<山城屋の味付け海苔>
今回は、山城屋さんという広島の海苔メーカーの山葵、しじみ醤油、牡蠣だし醤油の味付け海苔を送ってくださった。
全て、2枚切りで、私の小さなおにぎりには勿体ないという大きさ。(なんちゃって、慣れると、海苔は大きい方が良いと思った。)
味は全て良い、何て言うのか、くどくなく、良質な味付けで、(もらう立場でこんなことを書くのは申し訳ないが)今回の方が上質なのは明らか。
勿論、海苔をすぐに食べた方が味が良く、私のように10時間近く放置してから食べる食べ方だと、せっかくの美味しい味が殆ど飛んでしまうので、それこそ、勿体ない感じ。
一番私が気に入ったのは、「しじみ醤油の味付け海苔」、このしじみ醤油は本当にしじみの美味しさがにじみ出ていてお見事。
そうしたら、表紙に「本場宍道湖大和しじみの旨み豊かな井ゲタ醤油醸造の「しじみ醤油」を使用し」と書いてあった。
井ゲタ醤油について調べたら、島根県出雲市にある醤油メーカー。
私は島根県に行ったことがない、と言いたいところだが、松江は一二度行った記憶がある。
でも、茶の湯とか、和菓子、不昧公好みという言葉とか、皆美という料理屋さん、鯛茶づけくらいの知識しかなく、お醤油について、関心を持ったこともなかったのだ。
ただ、この宍道湖のしじみを使ったしじみ醤油の美味しさからすると、相当島根のお醤油のレベルは高そう。
また、牡蠣だし醤油も、家に残っている他のメーカーの牡蠣しょうゆの味付け海苔とくらべると、段違いに美味しいことがわかってしまった。(涙)
お値段は良くわかっていないが、日常的に食べるのなら、今までの安物で大きさの小さいサイズで良いかなと思う。
(どうせ、巻いてから相当時間が経ってから食べると、本来の美味しさのほとんどが消えてしまうし)

しかし、Iさんによって、広島の味付け海苔に開眼させてもらっただけでなく、まだまだ高いレベルのものがあることを知ることができた。
また、山城屋さんのHPに「広島と海苔の歴史」というページがあり、これを読むと、大変勉強になる。
広島における海苔の歴史は江戸時代の1650年頃からと古い、また、味付け海苔に関しても、東京式(山本屋式?)が明治時代初期に考え出され一番古いと言われているが、広島には東京式とは違う広島方式という作り方があって、海苔屋の付随業務として行われ、発展していたことがわかる。
東京式が「醤油、味醂、ザラメを煮て刷毛で塗ったもの」であるが、これに比べ、広島式と呼ばれた味付のりに使われた味付のタレには「出汁(だし)」が含まれているとのこと。
な~るほど、言われてみれば、Iさんからいただいた広島の味付け海苔と、今まで食べていた東京の味付け海苔とでは、その違いがあると思う。

また、広島も東京湾と同じで近年埋め立てされて、海苔の養殖は終わってしまい、海苔の加工業が盛んになったとのこと。
それと、広島の地が陸海軍向け食材取扱地であったため、食品加工が盛んなところであったことも大きいという記述に納得。
(安くて美味しくて栄養がちゃんとしていて、保存が効くものだと、大量に買い上げてくれる組織があることは大きい)

今でも、広島県内に海苔商社(海苔問屋)をはじめ、多くの海苔加工業者がおり、各社がそれぞれ「こだわった」味付タレを用いて製品を製造していることからも伺える(現在県内に30~40社(業界に加盟を届けていない業者を含め)とのこと。

そうか、広島は今では海苔の産地でないから、海苔と言っても広島の名前を東京では聞くことはないのだけれど、その加工技術では、相当高い独自の技術力があることがわかった。

まだ続く
[PR]

by mw17mw | 2016-03-19 13:11 | 食材・食材のお店 | Comments(0)