目の赤い鯖

昨年末、上野広小路の吉池でもアメ横でもない魚売り場で、鯖が安かったのだ。
大分産の大きな鯖が2300円のところ、銚子で獲れたというさばは、新鮮そうで、480円だったのだ。

売り子は若い女性で、「これ、しめ鯖にできますか?」と聞くと、「今年の鯖は虫が多いから、○○時間一旦冷凍してからならできます」(時間数は忘れた)とのことだったので、お買い上げ。

で、安いので欲が出て、2尾買うことにした。
売り子さんがさばを選ぶのを見ていたら、一尾は普通だったのだが、もう一尾は目が赤かった。
どう考えたって、目の赤い鯖は、赤くない鯖に比べて新鮮さが劣る筈と思ったので、「その目の赤いの、替えて欲しいのだけれど」と頼んだのだけれど、その売り子の女性は強気で、「大丈夫ですよ」と押し切った。
相手は、若いとは言え、魚屋さんだから、従うかと思ってそのチョイスに従ってしまったのだが、それが大きな間違いであった。

そのお店は、買ったさばを三枚にさばいてくれて、骨を外されて包装紙で包まれた状態で渡された。

家に帰ってそのフィレを見ると、やはり、どう考えても、目の赤いさばと赤くないさばは、身の状態が明らかに違っていた
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(上が目が充血していたさば?下が目が充血していないさばだと思う。目が充血していると思われるフィレの方が血液が身にまで回っているようでびっくり、下の2切れは身が充血していないできれい。)
で、上の画像ではわかりにくいかも知れないけれど、身割れも起こしていた。
(この画像は、切り身のさばを買うときの参考になるかも。赤っぽくなく、テカテカしていない方が新しい?)

その後、塩をして、甘酢に漬けたら、下の画像のように、4枚のうち2枚の身割れが大きくなった。
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何て言うの、目の赤い鯖は、火を通して食べれば問題が少ないけれど、〆さばにしたりした場合、見た目、身割れを起こすので、割烹のお店なぞでは価値がない代物かも知れない。
だから、売り子の若いお姉さんは、シロウトである私に「早く売ってしまえ」と思ったのかもねと想像した。

う~ん、そうだな、今や、魚売り場の店員さんて、私より年下が当たり前の時代になったのだ。
だから、私が若くて、店員さんや魚屋さんが私より皆年上という時代みたいに信用しない方が良いのかも知れない。
私も相当の年だし、今度から、自信を持って、目の赤い鯖が嫌なら嫌と突っぱねようと思った。
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by mw17mw | 2016-03-01 16:48 | 食材・食材のお店 | Comments(0)