西小山界隈−「コクエレ」で四川料理2/2

では、西小山のコクエレさんの宴会のメニュー紹介の続きをば。

これは、イカとパクチーの香り炒め、塩味でさっぱりしており、また、イカが柔らかかった。
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こちらは、ソフトクラブシェルに、何かの油で炒ったパン粉がまぶしてあるもの。
当然殻ごとのソフトクラブシェルは淡泊な味わいなところに、油を吸った熱いパン粉がコクを補っており、良い感じ。
(今、土井善晴さんのレシピでパン粉のドレッシングに凝っているが、やはり、パン粉料理というのは美味しいと再認識した。)
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こちらは、特別注文というのか、裏メニューの「辛く無い麻婆豆腐」。(でも、美味しいのは美味しかったけれど、「辛くない」というより「甘さを感じる味付け」になってしまうみたい。(豆板醤みたいな唐辛子系の香辛料を入れないと、材料の甘さが立ってしまうのだろうか?)
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こちらは、このお店のごく普通の辛さの麻婆豆腐。
辛さが強くて美味しかったけれど、ちょっとだけ、塩を入れすぎたみたいで、ちょっとだけしょっぱかったところが残念。
(ナスの揚げ物と、この麻婆豆腐だけ、塩加減がちょっと強かったのが残念)
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こちらがオーナーシェフの柘植さん。
エネルギッシュに、次から次へ、ご自分が考案されたであろう四川風の創作料理を作る方なのだけれど、時々、厨房から出てきて、料理の説明なぞしてくださって、サービス精神もある良い方であった。
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料理の修業は日本なのだけれど、しょっちゅう四川省成都に行って、農家まで回って、気に入った香辛料を買ってくるとのこと。
そうそう、このお店の料理、その生とか乾燥したとかの山椒や、唐辛子も発酵させたものだの、また、種類も色々ありそうな中国の山椒と唐辛子の色々な美味しさを生かしたもので、香辛料が、ビビッドと言おうか、生き生きした美味しさなのだ。
本当に口の中を生き生きと刺激してくれる美味しさだから、山椒の痺れる感じ、唐辛子の辛いだけではない味のある辛さなど、今までに味わったことのない刺激で、「これが本場の麻辣(マーラー)なのか」といたく感激しながら、食べることができる。
(たぶん、このお店の四川料理を食べたら、日本で不通に手に入る香辛料で作る四川料理のお店は行けなくなってしまうかも)

また、このお店のモダンな内装、スパイシーな四川料理と日本酒という全く縁がない、無関係なものを混ぜないで、並べるだけで、相容れないもの3つのそれぞれの個性が光り、それが店全体の個性になっている感じ。

さて、このお店は、「四川料理に日本酒を勧めるお店」であり、実際、美味しそうな日本酒の一升瓶が揃っていたし、女性の店員さんに「何が合うのかわからないのだけれど」というと、「まずは、これから始めたら、いかがですか?」とか、飲む順序とか料理に合わせた日本酒を考えて勧めてくれた。

それに、飲む前から、「一体、四川料理みたいなパンチの強い料理に、優しく淡い味わいの日本酒は合うのか?」と不思議だったのだけれど、実際に合わせてみたら、余りに異質なので、混ざり合わないのだ。
フランス料理のワインと料理のマリアージュの反対で、どちらかというと、個性の強い男女の共同生活と言おうか、お互い、相手の世界に無理やり足を踏み入れないで、「私は私」と言いながらお互い毅然としているので、一緒に合わせても、それぞれの美味しさを別々に味わうことができて、「こういう取り合わせもあるのか」と感心してしまった。

さて、日本酒のチョイスの話に戻ると、甘口と辛口どちらかといえば、辛口が好きと言ったら、下記2つを勧められ、三千盛はにごり酒、ど辛は濁っていないとのことで、気分で、「ど辛」チョイス。
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こちらは、会津の血が入っている従姉のご主人が勧めてくれた「飛露喜」というお酒で、入手困難とか。
なんでも、会津坂下町に蔵元や醸造元があるとのこと。(坂下町は、ばんげまちと読むのだって)
(飛露喜の醸造元と蔵元について、このページに書いてあるが、日本語自体良くわからない。そもそも、醸造元と蔵元って、違うの?)
確かにこのお酒は、嫌味や飲み終わった後のいがらっぽさがなくて美味しかった。
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コクエレさんでは、錫の器で冷酒を飲ませてくれるのだが、持つ手に錫ならではの肌合い、冷たさが伝わるし、唇にあたる感じも良い感じ。
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二品、ちょっとしょっぱかったものはあるものの、その他は、大満足のお店であった。
親戚とも和やかな時間を過ごすことができたし、こういう企画に呼んでくれた従姉夫婦に大感謝。

あ、そうそう、店名の「コクエレ」の意味を聞くのを忘れてしまった。
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by mw17mw | 2015-12-08 09:05 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)