秋葉原駅界隈−「福よし」でかつ丼

土曜日は、朝から小雨降る天気だったので、きっと空いていると踏んで、めぐりんで国立博物館に行き、評判の良いブルガリ展に行って来た。
予想通り、客も少なく、内容も充実、また、今回は、表慶館という明治時代に作られた西洋建築の建物を使った展示だったのだが、建物自体がブルガリの宝石にぴったりだったし、ブルガリのアイディアであろうか、表慶館が、モダンに装飾されたり、ドーム型天井に、プロジェクションマッピングが映されたりして、建物自体もいつもより素敵に輝いていた。(最終出口の反対側のトイレに間違って行ったのだが、そのおトイレのドアも、白黒の写真が貼ってあり、オシャレであった。)
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ブルガリという名前の彫金を生業とする一族に生まれたギリシャ人が、ローマに出てきてから130年、常に時代に合った、そして、その前の時代のデザインを超えた宝石の組み合わせの装飾品を発表し続けている一族の美に対するDNAの凄さを感じた。
そして、東博を出て、西洋美術館の前を通ったら、現在開催中の「黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝」の大きな看板が目に入った。
その中に描かれている古代のブレスレッドがブルガリの作品に似ていて、「ブルガリの基本は、古代地中海世界のデザインで、それを現代に生かしているのだな」と思った。(ブルガリ展に行く前、ブルガリアとブルガリって、つながりがあるのかしら?なんて考えていたが、今地図を見たら、ブルガリアは地中海には面していないが、ギリシャと隣国なのだ。)

そして、その帰りにお昼を食べたかったのだけれど、上野の山・上野駅界隈は気に入ったお店がないので、めぐりんで帰りながら、台東地区センターで降り、先日、桃猫さんのブログで知った「ふくよし」というとんかつやさんでかつ丼か、そのお店が見つからなかったら、「カリカリ」で二度目のカレーを食べようと思った。
(自分でも、ブルガリを見た後、何で、かつ丼やカレーを食べるのだろう?と、そのセンスのなさを笑ってしまった。センスが良くて高くて大して美味しくないものより、ブルガリに似合わなくても美味しいもののほうが良い。)

そう思いついたのが、ブルガリ展に行きがてらだったので、以前一度見た福よしさん周辺の地図が頭に入っているだけで、実は、お店の名前も覚えていない状態だった。

でも、さすが、台東区台東・千代田区神田和泉町界隈をしょっちゅううろちょろしているだけあって、迷わずにそのお店はすぐに見つかった。
場所は、昭和通りから行くと、栄記という中華料理屋があって、その角を曲がった通りが台東区と千代田区の境の通り。
その通りに入って、ライフ神田和泉町店の方に進むと、すぐに左側に凸版印刷本社が見えてくるので、その手前向かい側のたばこの自販機が置いてあるお店の横を曲がり、右側一つ目の角「路上喫煙禁止」という立て看板のあるところを右に曲がると、左側すぐ。

しっかし、「え、こんなところにお店があるの?」と思うような、自動車どころか、自転車も降りないと絶対通れないような、私道と思われる狭い道沿いに、ラーメン屋さんと向かい合って、存在していた。
桃猫さんは、こんな路地裏のお店を良く見つけたな~と驚き。(また、このお店、表から見ても、中に入っても、店名の書いてあるものが一切なかった。)
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とにかく桃猫さんのブログで「かつ丼が美味しい」ということだけが頭にこびりついて、出かけたのだが、いざ、お店の前に立ってみると、私の行った土曜日は、かつカレーと生姜焼きが850円→650円、かつ丼が750円→6百円というサービスデイというせいだと思うのだが、混んでいた。
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こちらが普通のメニュー
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私は、ちょうど帰る人がいたので、待つことなく座れたが、その後、満員になり、断られたり、外で待っている人が出てきた。
中に入ると、ずらっとカウンター席と4人用のテーブル席が3つくらいかな?
厨房の中は、男性二人が脇目も振らず、忙しそうにてきぱき働いている。
お運びの女性は一人、お客は私以外男性ばかり、男の人って、とんかつ好きなのね~と改めて思った。
とりあえず座れたので、かつ丼を頼んだら、ほどなく出てきた。
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待っている最中、遠目で、丼にご飯を盛っているところが目に入ったのだけれど、すごい量だった。
きっとあれは私のだと思いながらも、満員の男性ばかりのごたごたした店内で、お運びの女の人を呼んで、「ごはんの量を減らしてください」とは言えなかった。
で、かつ丼を食べていくと、なんていうのか、出来立てで、とても素直で当たり前と言えば当たり前と言おうか、私の母が作ったような、家庭で、かつを揚げて、フライパンに出汁を入れて醤油とお砂糖を入れて味付けして、作ったかつ丼のような、美味しいかつ丼であった。(私の母は予め出汁に醤油やお砂糖を混ぜておかないで、フライパンの中で調味していた)

考えてみれば、外食でかつ丼を食べた覚えはないのだが、それでも、何度かはあるかも知れない、でも、美味しいと思った記憶は一切ないのだ。

このお店のかつ丼のつゆの味は、お醤油と上白糖の味がしっかりわかり、なんていうか、面倒だから、市販のめんつゆみたいなものを使ったというのではなく、自分たちの舌で、出汁に調味料を合わせたものだし、かつも程良い厚さの赤身の揚げ立て、玉ねぎも煮込み過ぎていないし、卵は白身と黄身を完全に混ぜ合わせないものを使い、ご飯も問題がない美味しさだったし、何ていうのか、確かに全てがちょうど良い感じで、家庭で作った癖のないかつ丼のように感じた。(でも、ほんのちょっと、甘さが強すぎるかな?)
とにかく、昔風のさっぱりしたかつ丼で、難がなく、美味しくて、結局全て食べてしまった。

や~、このお店、何だか、五郎丸選手を初め、「とんかつ大好き男子」の秘密の集会所・秘密の花園という感じか。
何だかな~、その大好きなかつ料理をこの日ばかりは、いつもより150円も200円も安く食べられるとあって、食べている男性全員が地味に幸せを噛みしめながら、食べているような雰囲気。
また、聞くとはなしに、耳に入った常連さんの会話で、やはり、土曜日のサービスデイが一番混んでいるとのこと。
本当に、かつ丼・かつカレー大好き男子が、このお店のサービスデイを知ったとき、どんなに嬉しかったかと想像してしまう。(笑)

私が想像するに、土曜日が休みの会社が増えたので、土曜日は安くした方が客が入ると、サービスが始まったのだろうけれど、見事当たったというか、今では、土曜日狙いの人が増えすぎてしまったのかも知れない。(笑)

格安サービスのある土曜日も混んでいたが、月曜日、お昼頃、福よしさんの近所にいたので、通りすがりに様子を見たら、お店の前に男女5人くらい並んでいて、このお店は、神田和泉町の知る人ぞ知る人気店なのだと実感した。

お勘定のとき、「このお店の名前は?」と聞くと、「ここに書いてあります」と、厨房近くに貼ってある印刷物に書いてある「福よし」の文字を指し示してくれた。(食べログでも、Google Mapでも「ふくよし」になっているが、本当は、「福よし:」のよう)

あ~、でも、一度、土曜日サービスデイ価格で食べてしまうと、願わくば、また、土曜日に行きたいと思ってしまう。(笑)
小雨が降ったら、ねらい目かな?~

このお店は、日祭日お休みで、平日は、11時から3時まで、土曜日は、2時半までのお昼だけ営業のお店のよう。
JRや地下鉄なら、秋葉原駅、台東区の南めぐりんなら、「三井記念病院前」からが近い。
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by mw17mw | 2015-11-17 12:21 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)