乾燥剤としての炒り米
2015年 08月 15日
(そうそう、私は、容器でおにぎりを作るから、容器の蓋と本体にお塩を必ず振らねばならず、こういう食卓塩が必要なのだ)
容器は、蓋がネジ式になっている食卓塩の空き瓶が一番良いという点には間違いない気がするのだが、蓋を開けるたびに空気が瓶の中に入るみたいで、その湿気を取るのはやはり、乾燥剤では、無理なのかな、そうすると残るは、お米粒の炒ったものが良く使われていると思うので、それしかないと思うのだ。
でも、どのくらいの量をどのくらい炒れば良いのか、良くわからなかった。
で、何気なく、「米を炒る 湿気」でググったら、塩の瓶に炒り米を入れると湿気ないのはなぜ?という知恵袋のQ&Aが見つかり、「お米はもしかしたら生でも良いかも知れない、量は、食卓塩の瓶に対して小さじ1くらい、半永久的に湿気を取ってくれる」と書いてあったのだ。
それだったら、量は小さじ1にして、どのくらい炒れば良いかわからなかったのだが、どうも、そんなにこだわることないみたいなので、テフロン加工のフライパンを弱火にかけて、じっくり、炒ってみた。
そうしたら、うっすら黄色くなったので、これで、いいや、出来上がりと思って、フライパンから出し、粗熱を取った。
(上が炒り終わったお米、下が何もしていない生米)
で、粗熱が取れたところで、新しい焼き塩とこの炒り米を食卓塩の瓶の中に納めたのだが、やはり、炒り米が完全に冷めていなかったせいか、瓶の中側に、塩がべとっとしてしまうところができてしまった。(涙)
え~、困った、そうか、炒り米が温かいということは、まだ、冷めるまでの間に水分が発生するということなのだと、実感する。
これだったら、炒り米を後小さじ1作って、完全に冷まして入れようかなと悩んだが、とりあえずは、様子を見ることにした。
そうしたら、2、3日だったから、4、5にちだったか、忘れたが、今日になったら、ほとんど、ガラス瓶の曇がなくなって、めでたし、めでたし。(このエピソードだって、炒り米の除湿力の凄さを物語っていると思う)
今日、改めて、「米を炒る 湿気」で検索したら、「塩の入ったビンの中に、なぜ米が入ってるのですか? 」という知恵袋のQ&Aが見つかって、そこのベストアンサー以外の回答の一番上に、正しい作り方の順序が出ていて、そこには、「炒った米は冷ます」と書いてあった。(でも、「完全に冷ます」と書いた方がわかりやすいかも)
そして、炒り米の効果は抜群。
今まで、小さな除湿剤が古くなって機能しなかったせいか、瓶の中で、塩が湿気で膨らんでしかも塩同士がくっついてしまい、瓶を逆さまにして振っても、穴に塩が詰まって、出てこなくなっていたのだ。
しかし、炒り米を入れたら、瓶が曇っている時でも、瓶を逆さまにして振れば、快適に、塩が穴から出てくる、めでたし、めでたし。
この炒り米がいつまで機能するかは良くわからないが、機能しなくなったら、塩ごと、ざるにかけて、塩とお米をわけて、お米を再度炒ろうと思っている、あ~、こんなに効果があるのなら、早くやれば良かった。