末広町駅界隈−「中国史菜−彩芳」で、中華ランチ

昨日は、一日中雨、それなのに、千代田の体育館の卓球教室に行かねばならなかった。
で、御徒町駅までは、カッパを着て自転車で行き、そこから、山手線で神田まで行くコースを取ることにした。
帰りのランチは、そうなると、御徒町界隈が良いなと思ったとき、「そうだ、土日祭日が定休日なので、ずっと行けなかった中華のお店に行ってみよう」と思い付いた。
このお店は、「四川史菜 彩芳」といい、四川飯店で働き、陳建一さんのお父さんである創業者の陳建民さんの直接の弟子である人の店、それも安価で四川飯店の味が味わえるということで、御徒町から秋葉原界隈で、昔からずっと密かな人気有名店なのだ。
食べログでチェックすると12時45分がラストオーダーなので、楽勝と思った。

御徒町駅南口を出て、突き当りのアートスポーツが1Fにあるビルまで行き、そこを左に曲がり、赤鶏農協という居酒屋の右横の路地を入ってずっと蔵前橋通りの方まで、4、5分歩くと、相当蔵前橋通りの手前右側に、お店が見える。
(通りとしては、線路沿いの道より一本山手線の中に入った道沿い)
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私が着いた時、おそらく12時半近くだったと思うが、雨の中、3人が表で行列を作っていたが、すぐに、順番にお店の中に入れてもらえた。
お店は奥に深い細長い形で小さく、全部で、13人くらいのキャパかな?
そこに給仕の女性2人、コックさんの男性が一人であった。

メニューは下記の通り。面倒なので、1、2を注文。
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このお店はメニューは少ないけれど、作り置きなぞしないで、丁寧に注文ごとに料理を炒めている風で、席に座れたのは早かったが、周囲を見回すと、8人くらい料理を待っているお客さんがいたので、私の順番が来るまで、20分以上かかってしまったが、それは、仕方がないと思った。

また、周囲を見たら、大抵の人は、麻婆豆腐などの料理をご飯に乗せ、丼物のようにして食べている人が多かった。

で、出てきたのは、下記画像。
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まずは、かき玉のスープを飲んでみると、「ウエ、化学調味料が強い」という印象を持ったが、不思議なことに、料理を食べてはスープを飲み、を繰り返すと、化学調味料の味が気にならなくなっていった。

そう言えば、私が待っている間、隣のテーブルは、中国語で会話する4人の中国人で、そのうちの一人が私と同じ麻婆豆腐と青椒肉絲をオーダーし、食べ始めたのだが、見るとはなしに見ていたら、ご飯の上に麻婆豆腐を乗せ、その半分量くらいの青椒肉絲を乗せ、皆に、何やら中国語で話しながら、かき混ぜては食べていた。
印象からすると、「こうやって、両方を混ぜて食べるのが一番美味しい!」と教えていたみたいだが、他の人は真似しなかった。

私はそれを見ていて、もちろん、見て見ぬ振りをしていたのだが、「わ、私が真似るからね」と思っていた。(笑)
で、麻婆豆腐なのだが、やはり、陳建民さんの時代の麻婆豆腐で、味がマイルド。
でも、これでも、陳建民さんが麻婆豆腐を紹介したころの日本では、きっと「辛い、辛い」と言われたものだったろうなと思った。
青椒肉絲の方がしょうゆベースの味であって、こちらも懐かしい味。
何だか、平成も27年くらいになってしまうと、中華の香辛料や調味料が相当本場から入ってくるようになって、そうではなかった時代と一線を画すような本場風の中国料理を出すお店が増えているのか、こういう昭和の味の中華を出す店が減ったことに気づいた。
ただね。街場では、昔ながらの日本人の中華屋さんがやめていって、そのあと、中国から来たらしい中国人のお店が増えているような気がする、でも、私はそういう新しくできた中国人の中華のお店には行っていないのだ。
(今、調べたら、陳建民さんがなくなって、今年で25年目とのこと、本当に昭和末期の日本の中華の最先端を行っていたお料理なのかも知れない。)

そして、最後、残った麻婆豆腐を残りのご飯に乗せ、その上に残った青椒肉絲を乗せ、混ぜて食べたら、あの中国人女性の言ったとおり、この食べ方が一番美味しかった。(笑)

そうして、何も残さず、きれいに食べて、お店を出てきた、800円。
それに不思議なのは、スープだけ飲んだ時にとても化学調味料を感じたのに、食べ終わった後、口の中は全然気持ち悪くならなかったこと。

このお店は、丁寧にこぎれいに作った昭和時代の中華料理がお店の個性になっていると私は思う。
また、熱々のご飯は、調理場と客席の間のほんのちょっとの短い距離を、蓋つきの容器に入れられて、運ばれて来たり、少ない品数をきちんと丁寧に作ったりで、一番ベストの状態でお客さんに料理を食べてもらおうという気持ちが表れているところがとても素敵。
また、食べログを読むと、麻婆豆腐は毎日出るものの後の2種類の料理は日替わりみたい。
夜は予約制らしいが、昼間とはがらっと違った中華のお店になるらしい。

夜も行ってみたいが、多分行けない。
また、お昼に行ってみたい。
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by mw17mw | 2015-07-07 12:55 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)