昨年の梅干しの再漬け込み
2015年 07月 02日
1.日田の天然自然の梅
2013年と同じように漬けたつもりだったが、2014年秋に、見たときは、そもそも東京に着いたとき、表面が青ではなく、薄茶色になっているものが多かったのだ。
そこに一昨年の1/3くらいの量の赤じそを入れて漬けたら、殆ど赤い色がつかず、オレンジ色になってしまった。
2.浅草橋の野菜スタンドの大き目の梅
全体う余りにうまく行き過ぎて、ふと「赤じそで漬けないで、色のついていない梅本来の味がする白梅干しにしてみよう」と思い、赤じそなしで仕上げたのだが、結果、カビないように入れたホワイトリカーの味が強くて、美味しくない出来上がりだった。
それでも、1月に2014年初夏に漬けた梅干しその後」に書いたように、そのまま置いておいたら、特に赤じそを入れた方は、味は良くなったので、食べることはできた。
でもね、そのままでは色も良くないし、味も「ま、食べられる」という程度だし、もっと美味しく、しかも見栄えの良いものにするために、今年、2015年の赤じその季節になったら、絶対漬けなおそうと決意していたのだ。
で、お祭りの頃だから、6月の初旬に、スーパーで赤じそを発見、茎から葉を外して洗って塩で揉んで、両方の梅干しに混ぜてみたが、赤じそが当たる部分は赤くなるけれど、全体に赤みや赤じその味が回らないみたいだった。
その時に、「赤じそだけではだめで、梅酢が必要」と思い立った。
梅酢の手持ちはなかったので、確か、根津の自然食品屋さんである「根津の谷」で市販品を売っていたことを思い出し、買いに行ったのだ。
本当は白梅酢がほしかったのだが、白梅酢は、赤梅酢の二倍の価格とのことで諦めた。
買ったのは、「海の精 紅玉梅酢」200ml。
確か昔買ったことがあり、そんなにしょっぱくないという記憶があったので、買ってみた。
でも、この段階で、「そうだ、昨年秋に、この赤梅酢を思い出して、買って来れば、その時点で漬け直せたのだ」と後悔。(笑)
家に帰って、昨年の梅干しと赤じそが入っている袋にどぼどぼと赤梅酢を入れて、振ったら、だいぶ赤色が全体にいきわたるようになった。
2の浅草橋の野菜スタンドの梅干しは、1週間くらい漬けておいたら、本当に真っ赤になって出来上がり。
梅の表面が破れてしまったものを取り出して、種を取り、こまかく刻んで、おにぎりの具に使っている。
(上の画像の下のオレンジ色っぽいものは、赤じその影響を受けていないままのもの。それを赤梅酢と赤じそに漬けたものが上の赤い梅干し)
1の日田の方は、やはり、皮が茶色になってしまうと、赤色が染みにくいようだが、徐々に赤くなりつつある。(画像話)
昨年の梅を無駄にしなくて済んで良かった~、この昨年の梅の漬け直しは、わたし用として使うつもり。
で、今年は梅を漬けないかというと、秋に父母の法事があり、親戚に参加してもらうことになるし、どんなものかちょっと食べてみたいという声があったので、それに間に合うように、日田の梅を送ってもらい、漬けることにした。
その話はまた後日。
あ、そう言えば、6月の初め、今年初めて見かけた赤じそは398円だったのに、1か月もしない今、198円に下がっていた。
こういうものは、走りに買うのではなく、出盛りに買わないと損。
ま、このまま、秋まで価格の変化を気にして行こう。