浅草観音裏界隈−「おにぎり浅草宿六」でおにぎりランチ

先日、NHKのアニメ「英国一家日本を食べる」で、おにぎり浅草宿六が紹介され、初めてその存在を知り、それから、1,2週間後、今度は、「他人が握ったおにぎりが食べられない人が増えている」という特集でも、「素手で握るおにぎり屋さん」として、このお店が紹介されていた。

このお店、場所が、言問い通り沿いの大学芋の千葉屋の隣の隣であって、千束通りの入口のすぐ近く、それなのに、今まで、全然目に入っていなかった。(笑)
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しかも、創業昭和29年で、東京で一番古いおにぎり屋さんとのこと。
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1時過ぎに行ったので、先客は0であり、中には、8席のカウンターとテーブル席もあったかな?
メニューは下の画像の通り。
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初めてだったので、おにぎり二つ食べてみて、足りなかったら、もう一つ追加したいとお話して、頼んだのは、とりあえず「山ごぼう」(テレビでお客がほめていた)と「たらこ」にしてみた。
(たらこを選んだのは、どんなたらこを使っているのか、興味があったのだ)
お味噌汁もすぐに出され、豆腐が浮いていて、こざっぱりとして熱々としたお味噌汁で美味しかった。

山ごぼうもごろごろ沢山入っていたし、たらこは、もちろん真っ当で、大きな切り身がおにぎりの中に入っていたが、全然焼いていないような気がした、両方とも美味しかった。

やはり、足りなくて、もう一つと思い、お勧めを聞いたら、「あみ」と「生姜味噌漬け」を推薦してくれた。
あみは、佃煮なので、食指が動かず、生姜味噌漬けは、最初に食べた山ごぼうという漬物と重なるような気がして、却下。(だったら、聞かなければいいのにね)←我が家では、佃煮はお茶漬けで食べ、おにぎりには使わない。
結局、おかかを握ってもらって終わり。

食べながら、メニューを見ると、ぼんごと同じで、やはり、お漬物が多いのだなということに気づいて、ご店主に質問したら、お漬物は皆、よそで買ってきたものだそうだ。(美味しければ文句ないけれどね)
でも、「福神漬け」」「紅生姜」もおにぎりの具になるのね~と新しい発見。
また、聞くのを忘れたけれど、「ねぎ」って、どんなおにぎりだろう?

ここのご飯は、いつもは、コシヒカリなのだけれど、今だけ、試しに、「山○県長○市」の「無肥料・無農薬の棚田米の「ひとめぼれ」なのだそうだ。

海苔は、江戸前とのことだから、千葉県富津産?それを半分に切って、その半分の部分で三角のおにぎり包まれ、残り半分はそのままの形で出てくる。
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ご飯は、無肥料・無農薬とのことで期待したが、もちろん、不味いはずはないけれど、感激するほどではなかったのは残念。
無肥料・無農薬というのは、それだけで美味しそうと思うのだが、それに合った炊き方とかもあるのかしらね?
(我が家の近所でご飯が一番美味しいと思うのは、私の場合、丸山吉平さんのご飯、こちらは、単一品種米ではなく、色々な品種をミックスしているらしいが)

ご店主も、実は、いつものコシヒカリの方がお勧めとのことだったので、いつものコシヒカリの時に訪問したかった。(涙)

海苔は、焼いてない海苔なのかな、パリっとしていない、まずくはないのだけれど、焼いたパリっとした感じがないのは慣れないせいか物足りない。(でもね、初めて来て、色々根掘り葉掘り興味本位で色々聞くのも悪いから、「焼いていない?」とか「それはなぜか?」とか今回は聞かなかった。)

でも、具が大きい上に、全体的には、こざっぱりした出来で、余分な味がしないで、美味しかった。
このお店で、海苔がどうのこうの、お米がどうのこうの、評論家のように、評価するのではなく、このお店の昔ながらのこざっぱりさを味わうべきだと思う。

今の時代、おにぎりに色々なおかず、例えば、唐揚げなぞがあった方が現代人のランチに向くのに、それもやらず、持ち込ませず、たらこも焼かず(ということで、鮭もここでは焼いていないかも)、ご飯を炊くのとお味噌汁を作る以外の調理をしていない清々しい空気の店内の雰囲気、ご店主も性格がこざっぱりしていそうで、何を話してもさっぱりしていて、正直で良い感じ、そういうことを味わうべきなのだろう。

そんなお店で、ご店主とよもやま話をしながら食べていたら、そうだ、昔は、おにぎり屋さんとか、お茶漬け屋さんがもっと沢山あって、どこかで一杯ひっかけた後、お酒のお店の後に、お茶漬け屋さんやおにぎり屋さんで軽く食事して、帰ったりする文化があったなと思い出した。

昔は、どこの一杯飲み屋さんでも、そんなにメニューはなくて、「外で飲む」と行ったら、何軒か梯子するのが普通だった時代があった記憶を思い出した。

やはり、最後のおにぎりやお茶漬け、ま~、忙しい人なら、色々なにおいが混ざるお店で食べても平気だろうけれど、昔の人で、家ではなく、外でおにぎりをお金を出して食べる人にとっては、煮炊きや焼きもの匂いがしない清々しい空気のお店で食べることにも価値があったのかも。

明日、この続きを書くが、久々、店内で煮炊きをしていない清々しい空気のおにぎり屋さんの中で、おにぎりを食べると言うのは良いものだと思った。(おにぎりはきれいな空気の下で食べるべき?)

ただね、やはり、私は、お昼ごはんが「おにぎりにお味噌汁」だけは苦手みたい。

夜に、浅草のどこかで、ちょっと飲んだ後、最後、このお店でおにぎりを食べるのが良さそう。
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by mw17mw | 2015-06-12 16:42 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)