高田馬場界隈−「横浜ボンベイ」でカシミールカレー

ケイトさんに教えていただき、高田馬場駅前の「横浜ボンベイ高田馬場店」に行こうと思い、食べログで検索したら、「湯島のデリーから派生したお店で、デリーのカシミールカレー」が食べられるという言葉が目に入ってきた。

ま~ね、湯島のデリーとは近所の関係の私の場合、わざわざ遠くに行ってデリーのカレーを食べるメリットはなさそうなのだけれど、実は、湯島のデリーは本当に混んでいて、普通の食事時間に入ろうと思ったら、並ばなくてはいけないのだ。
でも、このお店は、並ばないで食べられそうなのが、魅力で、卓球を習いに行くときに食べに入ってみた。
(そういえば、数年前、浅草のROX近くの裏通りに、デリーで修業した人が「コルマ」という名前でカレーのお店を開いたとのことで、いつか行こうと思っていた内に、閉店してしまって、一度も行けなかった。)

「横浜ボンベイ 高田馬場店」の場所は、高田馬場の駅で降りるなら、戸山口からだと徒歩2分、早稲田口からだと徒歩7分なのだって。
ビッグボックスの前の道路を早稲田大学の文学部の方に進んで、目印は、横浜ボンベイの隣の「成蔵(なりくら)」という馬場で一番人気のとんかつやさんの行列。
その隣の横浜ボンベイさんには、まったく行列がなくて、ラッキーな感じ。
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お店の前の立て看板によると、このお店独自の薬膳カレーが一番人気で、次が、デリー風のカシミールカレーのよう。
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中に入ると、細長い店内に、厨房に沿って設置されたカウンターと、テーブル席数席、茶色を基調とした落ち着いたインテリアで、お客さんも多くもなく、少なくもなく、良い感じ。

メニューを見ると、このお店オリジナルのカレーの方が数は多かったが、デリー風のカレーも、インドカレーとカシミールカレーとベンガルカレーがあった。
(何か足りないかと思ったら、コルマカレーがないことだけは頭に浮かんだ)
実は、私は、トマト風味でえびが入っているベンガルカレーが好みなのだが、1100円と高かったし、ま、とりあえず、カシミールカレーを試してみた。(お店の人に聞いたら、カシミールカレーは、普通の辛いカレーの二倍辛いとのこと、う~ん、でも、辛いながらも、湯島で残さず食べた経験があるから、頑張ろうと思った。)

全てのカレーには、デミタスカップのコーヒーがついてくるみたい。

程なく出てきたカシミールカレーは、真っ黒で、薬膳ぽいスパイスの香りが食欲をそそった。
(もう一つの人気商品薬膳カレーは赤い色のよう)
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たぶん、デリーと同じ味だと思うのだけれど、私は、しょっちゅうデリーに行っているわけではないし、カシミールカレーは上から1番か2番に辛いので、一二度しか食べたことがなく、どのくらい同じかは良くわからない。
香辛料の香りや味が生き生きとしていて美味しかったし、鶏肉数個の他、大きめのじゃがいもが一切れ入っていて、この鶏肉数個に大ぶりのじゃがいも1個は、デリーと同じだと思いながら、デリーのじゃがいもより小さいと思ってしまった。(笑)

美味しかったけれど、本当に辛かった。
辛いときについお水を飲んでしまうと、余計、次に口に入れたカレーが辛く感じられて、段々、お水を飲むインターバルが短くなる、そんな感じで食べたが、無事、全部食べることができた。

食べ終わると、デミタスカップのコーヒーに角砂糖が一つついたものが運ばれてきた。
そのコーヒーは熱々で酸味が強く、角砂糖を入れて甘みを足すと、とても美味しい味になると同時に、口の中の辛さを全て中和してくれて、口の中が正常になった。
あのコーヒーは良いな~。
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なんだか、一歩中に入ってしまえば、お店のムードが、高田馬場の喧噪・雑踏を忘れさせてくれるものだったし、カレーも美味しいし、お勧め。(前回行ったオニオンの方が庶民的で、さっと入って、さっと食べてくる感じ。こちらは、一人でも良いし、数人の友達と行くのも良い感じ)

最後に美味しいコーヒーが出てくることも気に入ったし、今度から、デリーのカレーが食べたくなったら、こちらに来ようかな?

支払いを済ませて、お店を出た時に、お店の前に並べてある立て看板を良く見たら、湯島のデリーのこと、このお店の本店である横浜ボンベイのこと、また、柏ボンベイのことが書いてあった。(ゆっくり読めなかったけれど)

そうだ、柏のボンベイは、2、3年前だったか、テレビのドキュメンタリーで、皆に愛されたボンベイが、何かの都合でいったん閉店となったのだが、お客さんだったかが跡を継いで復活したとか何とか、ドキュメンタリータッチで放送したのを見た覚えがある。
そこと、横浜ボンベイがどういう関係かわからないけれど、あ~、そこの関係かと思った。

湯島のデリーって、いろいろな人に愛されているお店なのだね。(以前は、銀座のデリーもあったけれど、やはり、デリーと言ったら、湯島なのかしらね?)←これは間違いで、今でも銀座のデリーは存在している模様、そのほか、ミッドタウンにも支店があるみたい。

湯島のデリーって、50年以上前から今のところに今のようなさらさらなカレーを出しているお店として存在していたと思う。
(今、調べたら、このページによれば、湯島のデリーは、昭和31年創業だというから、創業58年なのだ。)
というのは、以前にも書いたが、私が、中学2年くらいの時に、友達と上野の美術館に行くことを計画したら、その友達のアイビールックのお兄さんが「上野に行くのなら、お昼は、デリーがいいよ」と教えてくれたのだ。
その頃、どうも知る人ぞ知るお店だったのだと思う、そのお店に、中学二年生の女の子二人で入ってカレーを食べていたら、見たことのある男の人が一人入ってきたのだ。
それが、中学校の美術の教師で、芸大を出た先生であった。
なんだか、それだけで、大人の世界のお店に入ってしまった...みたいな楽しさが心に湧いてきたことを覚えている。

また、その50年近く前、さらさらのインド風のカレーを食べさせてくれるお店って、たぶん、湯島のデリーくらいだったと思う。
だから、私は、ずっと、デリーのカレーはインド風と信じていたが、ずっと後になって、日本のカレーについての解説本を読んだら、「日本風にアレンジされたインド風のカレー」と定義されていることを知った。

ま~、どちらにしろ、デリーのカレーは大好きだし、その後たくさんできたインド人のカレー屋と違って、セットではなく、カレーを単品で注文できるので、リーズナブルでとても良いのだが、とにかく、有名になり過ぎて、並ばなくては食べられないので、近寄れない。
でも、馬場に来たとき、こちらのボンベイで食べられることがわかり、良かった。

お勧め。

他、高田馬場で、デリーと同じく古くて渋いところでは、イタリアンの文流があるのを思い出した、ここは、入った覚えもあるような、ないような。
そのうち、行ってみたい。
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by mw17mw | 2015-02-08 20:47 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)