仲御徒町界隈−天正(てんまさ)で、天丼

昨晩、夜の8時半頃テレビをつけたら、海苔の達人みたいな人が「海苔を焼くときは、二枚の海苔の裏を中にして、表をあぶる」と言っていた。
え~、うちの父は、裏表と言ってたと思うけれど、私の父より相当若い人に、表を表にして焼くのが正しいと断言されてしまった。
いいのだ、いいのだ、もしかしたら、父が間違っているのかも知れない、でも、裏表で焼いたとしても何らかのメリットがあるはずだし、それで私は疑問を感じたことがないから、私は、今後とも父のやり方でやろうと思った。(しかし、この番組、ちゃんと見れば良かった)

しかし、最近の地球温暖化のせいか、最近、千葉富津の青混ぜの海苔を見なくなってしまった、とても残念。

−−−本題です−−−

土曜日のお昼、午後からの高田馬場での卓球教室に行く前に、昼食をどこでとるか考えながら、自転車を漕いでいたのだが、心から、お刺身定食とか、煮魚定食が食べたかったのだけれど、御徒町界隈にも高田馬場界隈にも、そういう魚料理の昼食を出してくれるお店が思い浮かばなかった。
う~ん、最近の若い子は、進んでは魚を食べないから、そういうお店が減っているのかもね、魚料理のお店=回転寿司になりつつあるのは淋しい。

それで、「魚つながり」で思いついたのが、佐竹通りの南口近くの路地を入ったところに、お店が本当に少ない「末広商店街」があるのだけれど、その通りにある「天正」という天ぷら屋さん。
そのあと、卓球の練習をするのだから、お昼に「天丼」なぞという高カロリーのものを食べても、弊害は少ないような気がしたのだ。(本当かどうかは定かではないが)

実は、このお店のことは長らく知っていたものの、テイクアウトで天ぷらを買ったことはあったが、入ったことがなかった。

このお店は、昔、私が興味を持った時、とても古いお店で、もちろん店内で食事ができるのだが、外側に、揚がった天ぷらを並べるガラスケースがあって、持ち帰りで買えるようになっていた。
それで、もう20年くらい前になるのだけれど、海老天とか買うときに、「野菜は何がありますか?」みたいなことを聞いたら、ご店主は、「天ぷらというのは、魚介類だけを指し、野菜は精進揚げなのだ、だから、基本的には、うちにはないよ。でも、春菊くらいはあるけれど」ということを教えてくれた覚えがあるのだ。(同じ言い方ではないかも知れないけれど)

ほかの天ぷら屋さんがどういう考え方かわからないけれど、このお店は、きっと、戦前、いや、江戸時代からのこの地域の天ぷらに関する考え方を踏襲しているお店だろうと思っていた。
(でもね、家で天ぷらをおかずにする場合、やはり、野菜の精進揚げも必要だから、全然行かなくなってしまった。)

そして、その後、食べログなぞを見ると、このお店は、結構若い人たちに人気のあるお店であることが分かった。

で、このお店の前は時々自転車で通っていたのに目に入っていなかったが、今回、久しぶりに、このお店を関心を持って見たら、「あら?建て直されている」ということに気づいた。(笑)
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中に入ってみたら、何だか、超モダンで恰好良くなっていたし、揚げている男性がやたらに若くて、20年前に、うんちくを教えてくれたおじさんではなかったのだ。
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そして、メニューは下記の通り。
昔、野菜の揚げ物は精進揚げであって天ぷらではないと言っていたお店のメニューに「野菜の天ぷら」が載っていた。
代が変わったし、時代の流れも受け入れた昔とは違ったメニューのだろうなと感じた。
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これが私のとった一番人気と書いてあった「江戸っ子天丼」850円。
海老・穴子・イカに春菊の天ぷらがたくさん乗っていて、揚げ立てで美味しいけれど、天つゆが私にはちょっと甘過ぎるかな?(でも、天つゆに軽くくぐらせてある感じは好感が持てた。)
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最後出てくるときに、お母さんらしき方に、「代が変わったのですか?先代はお元気ですか?」と聞いたら、「4年前に他界しました」とのこと。
でも、息子さんが継いでくれたのだろう。
そして、以前の木造家屋は、建って88年目で取り壊したとのこと、戦前からの建物だったようだ。

値段が値段の天丼だから、問題はないし、悪くはないけれど、例えば江戸前の素材を使ったというようなものではなく、また、油は軽くて良いのだけれど、胡麻油を使っているみたいなことも感じなかった、余り、このお店の特徴を感じなかったが、ご飯も美味しいし、揚げたての天丼なので、普通のお昼ご飯としては上等だと思う。(ただ、天つゆが甘目なことには好みが分かれると思う)
人気があるみたいで、土曜日のお昼で、次から次へと若い人たちがご飯を食べに入ってきた。
(本当に末広商店街というのは、静かな通りなのだが、このお店の中だけが、「生き々している」感じがした。)

ま、わざわざという感じはしなかったけれど、佐竹通り界隈にいらしたとき、お勧めできる。
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by mw17mw | 2015-01-25 08:06 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)