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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

今日は、ラッキー猫曜日!

ハルノ宵子さんの本を読んでいると、もし、その近隣に土地勘のある人だったら、どこに住んでいるのか、わかってしまうと思う。
(だから、多分、近隣の人はわかっている、しかし、プライバシーの問題もあるし、古くからの土地柄なので、そっとしておくべきは、そっとしておく人が多いのだろう)

私は、本日は、コーちゃんとの1年記念日だったので、メル友さんに習った「ソラマチで売っている猫缶」を買いに行くか、ハルノさんちを探しに行くか、考えて、今日は、ハルノさんち確認の日とした。

勿論、人のプライバシーを覗きに行きたいという気持ちはさらさらなく、この我が家から関東台地の上の方までうろちょろして十数年、知らず知らずに培われているであろう自分の土地勘が正しいかどうか、確認したかったのだ。

そうしたら、本当に、一発で当たってしまった、やはり、ここだったって、とても猫さんたちが暮らしやすそうな環境であった。
但し、ここにある画像のような表札もなかったのだけれど、ハルノさんの本に写真が載っている猫さんが、表に出ていたのだ。
それは、本当に本の写真と同じ猫だったので、そこだとわかってしまった。

もし、雨が降っていて、猫さんが涼みに出ていなかったら、絶対わからなかったと思う。

私はこれ以上の情報をここに書く気はさらさらない。
ただ、先日読んだ本の猫の実物に会えたし、宵子さん関連の猫がどんな環境で暮らしているのかが少しわかって、嬉しかったとだけ、書かせてください。

また、吉本隆明さんの「なぜ、猫とつきあおうのか」という文庫本を借りて来たのだが、最初に、巻末の吉本ばななさんの文章、「私は姉がたくさんの血や涙を流しながら猫を飼ってきてそのことが父の心をこんなにも潤しているこの本のなりたちを思うと、いかなる血や涙もただ流れるだけではなくなにか豊かなものに注がれているのだとあらためて思った。」に触れて、とても感激してしまった。
こんなに、家族を理解し、愛していることを鮮烈に感じさせるのだけれど、それを、派手ではなく、地味で説得力のある言葉で押し付けがましくなく綴ることができる吉本ばななさんの文章力に脱帽。
Commented by タバサ at 2014-11-10 12:48 x
こんにちは。
こーちゃん、1周年ですね。
おめでとうございます!
べったり甘えるでもない大人の関係もステキな気がします。
同じ空間に猫がいて、息をしているってだけで幸せ!って感じが読み取れます。

ハルノ宴子さんってお家でお店もやってるみたいですよね。

URLの所に糸井重里のサイトの記事を貼っておきますね。

Commented by marin-ba at 2014-11-10 15:15 x
> タバサさん
その節にはお世話になりました、また、この度はお祝いの言葉有難うございます。

> 同じ空間に猫がいて、息をしているってだけで幸せ!って感じが読み取れます。

そうですね、きっとそうなのだと思います。
また、私が外に行って帰ってこなければ、誰もこの子に餌をあげないわけだし、また、私に何かあったら、野良に戻らねばならないかと思うと、不憫で、「頑張って生きねば」と思ってしまいます、大袈裟ですけれど。
甘やかしてしまったから、また、野良に戻れと言ったら、この子はつらいでしょうね。

> ハルノ宴子さんってお家でお店もやってるみたいですよね。
> URLの所に糸井重里のサイトの記事を貼っておきますね。

昨日家の前に行った感じでは、全然そんな感じがなかったので、びっくり。
でも、サイトの記事を読んだら、まだ、一般公開には至っていないと書いてあり、納得したというか、吉本家の人々が、一般大衆相手の飲食店を開くのは、絶対無理な感じがします。(笑)
昨日は、猫屋台人気ナンバー1ホステス候補のしろみちゃんが、表で、呼び込みをしておりました、本当にきれいな器量よしの猫さんでした。

また、今後ともよろしくお願いいたします。

by mw17mw | 2014-11-09 16:11 | | Comments(2)