駒場東大前−日本民藝館・旧前田家本邸・東大駒場キャンパス 2/3

大通りに出る前に、駒場公園の入り口があり、そちらに入っていくと、まずは、緑の中に、塀に囲まれた和館があって、とても大きく立派だったが、残念ながら、耐震工事のために、28年3月まで、見学できないとのこと。

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そこを通り過ぎると、大きな立派な洋館が見えてきた。
パンフを読むとチューダー朝というのか、玄関のアプローチの上がベランダになっている形。
鳩山会館をはじめ、戦前の洋館や公園で良く見かけるタイプだが、本当に大きい。
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そして、どういうわけか、この旧前田家本邸(洋館)は、こんなに大きくて、こんなに立派なのに、なぜか、入場料無料なのだ、信じられない。(というのは、この建物をこのまま維持しようと思ったら、相当な修理費がかかるのではと素人でもわかるのに)
また、写真はどこを撮っても構わないとのこと。

今、改めて、いただいてきたパンフレットの平面図を見てみると、1階はそれ程詳しく見ずに、2階ばかり見てきたような気がする。
とにかく、こんな大きな私邸の洋館を見たことがないというくらいの大きさであった。
(明治時代に建てられた旧岩崎邸よりも広いと思う、それに、これに比べたら、鳩山さんちなぞは、半分もない)
余りに大きいから、真ん中に中庭があって、どの部屋、どの廊下からも光が採れるようになっていたし、暖炉で炊いた熱がすべての部屋にわたるようになっていた。
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二階に上がって、前田家の人々が実際に使っていた部屋を回ることができた。
それぞれの部屋は、現在はがらんどうだけれども、使用していた当時の白黒の写真が飾られていて、その贅沢な暮らしぶりを偲ぶことができた。
(2階の奥の方に、畳部屋が沢山あったけれど、それは当然女中部屋)

これが長女部屋に飾ってあった写真。(前田家の長女というのは、当然、酒井美意子さん)
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回れるところを回って、最後、入口近くで、庭が見えるサロンでお茶が飲めたので、お茶してきた。
(今見たら、食べログに載っている「マルキス」というティーラウンジ)
店員さんの女性が皆高齢の方で、昔懐かしい紺の喫茶店の女性が来ていた制服を着ていたが、それがレトロなムードを醸し出していたし、私は、350円のコーヒーを取ったのだが、意外や意外、このコーヒーが美味しく気に入って帰ってきた。

(出かける前に、チェックしなかったのだが、この旧前田家本邸(洋館)は、11時と2時から、ボランティアの方が案内してくれるようだ。)

洋館を出て、庭の方に出られたので、そちらに回ってきたけれど、庭は全く手入れされておらず、残念であった。

しかし、この旧前田家本邸(洋館)は、その大きさと言い、頑丈さと言い、一度見る価値はある。(戦前の貴族って、すごいお金持ちだったのね~ということが良くわかる)
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江戸時代からの元々の前田家の江戸における本邸は、東大本郷キャンパスの中で、赤門とか、通称三四郎池というのは、前田家のものであり、明治時代の本郷の地図を見ると、今の本富士警察署あたりに洋館もあったようだ。
それが、ほとんどを東大を作るにあたって、明治政府に没収されたのか、等価交換で、駒場の土地をもらったのか、良くわからないが、昭和の初めに、駒場に移ったみたい。
他の徳川方の大名もこのような形で土地をもらえたのかしらね?
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by mw17mw | 2014-10-21 07:09 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(1)

Commented by marin-ba at 2014-10-21 18:11 x
> A○さん
お久しぶりです。きっと、お家から東大駒場まで走って行くのでしょうね?(私の親戚とは思えない!)
Google Mapで、駒場公園で検索すると出てきますよ。
駒場公園の真ん中よりちょっと北側です。
この駒場公園、旧前田家本邸は立派なのですが、区立の公園はなんだか手入れされていなく、残念でした。
では、また、たまには出てきてください。