かっぱ橋界隈−「カナイユ」でディナー2/2

え~ん、え~ん、土曜日に遊びに出かけようと自転車で御徒町に向かっていたら、途中で、後輪から、ブシュシュシュシュ~と空気が漏れる音と振動を感じた、どうも、後輪がパンクしたみたい。(ま、今の自転車を購入して3年くらい経ったが、何の手入れもしていなかったのでやむを得ない気もした。)
それがちょうど多慶屋の自転車売り場に近かったので、夕方まで自転車を預けて、遊んでいる間に修理をしてもらったら、後輪のチューブや外側を取り換えるとのことで5500円もかかってしまった。

ま、それくらいだったら、良かったのだけれど、不幸は続くときは続く。
自転車の次は、洗濯機が故障、祭日の月曜日に、洗濯機で洗濯していたら、なんだか、途中で、蓋にロックがかかって開かなくなってしまった。
仕方がないので、休み明けの火曜日にシャープのサービスセンターに電話して、修理を依頼。
先ほど来て、部品を交換して直してくれたのだが、修理代、9828円。
「今回直せば、寿命は延びますか?」と聞いたら、「この洗濯機は2008年製ですでに6年目、洗濯機は7年持つように作られているから、これで寿命が延びたとは言えず、今後は、別の場所で故障が色々出ないとも限らない」と言われてしまった。
ま~、でもね、私は一人暮らしだから、洗濯機を酷使していないし、まだまだ、持つと思う!と言い切って、その修理をお願いした。

もうこれ以上、何か壊れませんように。

これは、白子のムニエル
白子は、くどくないレバーのような味で、コクがあるのだが、うまくトマトを噛ませることにより、食べ続けても飽きないように味が設計されていた、上手。(ここのシェフの酸味の噛ませ方は、天才的。)
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こちらは、ジビエで、「ピジョン・ラミエ」
料理する前に、マダムが、「鳩、見ますか?」と声をかけてくれたけれど、まだ、羽をむしる前の鳩、う~ん、Nさんと私は見たくない、Iさんが見に行った。
わざわざスコットランドから輸入した鳩だったけれど、見かけは、上野の山の鳩と変わらないとのこと。(笑)
(余談であるが、友人のFBから遠藤利三郎商店のFBに行ったら、ピジョン・ラミエの画像とその説明があった。ピジョン・ラミエというのは、「森の鳩」という意味らしい。そうか、上野公園や日比谷公園の鳩では、何を餌に食べているかわかったものではない。その点、スコットランドの森に棲んでいる鳩なら、餌が森の木の実とかばかりだから、食用にできるのかも)
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「鳩」、私は、2、3年前、「コート・ドール」で初めて鳩料理を食べ、その肉の赤さがちょっと苦手と思ったのだ。
そして、このお店で、「鳩料理」を取ることになったとき、思わず、マダムに「鳩のお肉は赤い?」と聞いてしまった。
しかし、この私の言葉で、マダムは、「この人は、それ程、鳩が好きではないのかも知れない」と感じたそうで、シェフに、いつもより、火を多めに通すように頼んでくれたそうだ。
また、そのようなジビエ初心者がいるとのことで、味のつけ方を、醤油とか日本の調味料を使うことはなかったのだが、西洋の調味料で「日本人に違和感のない味付け」、すなわち、焼き鳥風に味付けしてみたとのことであった。
おかげで、私にとっては、コートドールより数段食べ良い鳩料理であったし、ジビエ料理上級者のIさんも褒めていたので良かった。

そして、この料理を通して、このカナイユのシェフは、決まりきった料理を作るよりも、どんな料理もお客さんに合わせて工夫して作るのが好きなことが判明。(この鳩料理も、フランス人が喜ぶ味付けに作ることも可能だそうだ。)

これはセップ茸
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こちらは、トランペット茸と言っていたかな?
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仏産セップと穴子のソテー 海老ソース?にパスタ
これも、茸の濃厚な匂いと味、穴子や海老ソースの濃厚さが、肉厚なエスカルゴ型のパスタに合っていて、とても美味しかったのだが、白子→鳩→穴子のソテーパスタと、濃厚な料理が3つ続いてしまったところがちょっと惜しかった。
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シャインマスカットと和梨のすりおろしジュレ
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このデザートもとても美味しく、口の中がさっぱりした。

ここのお料理を食べながら、マダムの説明を聞いていたら、「何とかにして、野であるが、卑ではない」とか、いう昔の言葉が頭に浮かんできた。
家に帰って調べたら、正しくは、「粗にして、野ではあるが、卑ではない」という言葉。
でも、ここの料理について正しく言うと、「素材は、粗ではなく、良いものを使っているが、料理法は、エレガントさとか、繊細さを一切排除して、高級路線から外れた美味しさの料理法である。しかし、その美味しさは、方向は違うが、高級料理店にも劣らないレベル」と思った。(味付けは一般的にワインに合うような濃いめ)

Iさんが、マダムに「カナイユってどういう意味?」と聞いたら、「ならず者」なんだって。
また、上流とかセレブに対して「下層」という意味もある言葉とのこと。
そうか、だから、どの料理もとても力強く、味は濃いめ、フレンチの好きな男性にとても好まれる感じがした。(Born to be wild~とか、荒野のならず者のフレーズが頭に浮かぶ感じ。)

なんだか、最後の三品は、ジビエの鳩に、白子に、穴子という並びになり、全てコクのある料理だったので、例えば間に小さなシャーベットみたいなものが出たら、もっと、口の調子を整えなおして、もっと食べられたのに思わないでもない。

とにかく、力強く、本格的なブラッスリー、メニューをチョイスしていくとどうしても重たくなってしまうところをメニュー選びのときに工夫する必要はあるけれど、とても実力派の良いお店。
また、コクがあって、しつこい料理ばかり食べているときに、ちょっとした口直しなぞをお店側が用意してくれていたら、どんなに良いだろうと思うけれど、それは、甘え過ぎだろうか?

(重たいことの例をあげると、このお店は最後にパスタとか、フォアグラの炊き込みご飯がメニューにあって、当然メニューを決める腹ペコ状態では、美味しそうでそそられて、つい注文してしまうのだけれど、普通のフレンチは少しパンを齧りながら、前菜やメインを食べるわけなのだけれど、その調子で料理を選び、パンを食べずに、最後、美味しいご飯かパスタを食べると、どうしたって、お腹に重い。と書いていてわかった、私のような、もう若くはなくて、若者ほど食欲のない人は、最後のパスタとか釜飯を食べないようにするか、そこにたどり着くまでの料理の皿数を減らすとちょうど良いのかも。)
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by mw17mw | 2014-10-17 08:59 | 合羽橋の食と飲食店 | Comments(0)