世田谷区岡本の「松本記念音楽迎賓館」−洋館本体

何で、「松本記念音楽迎賓館」で親戚のお披露目会が開かれたかというと、私の従姉のご主人がここの関係者だからだった。
関係者になったのは、もう5年くらい前で、とても良いところだから、何かの機会に使ってくれたらと言われたけれど、我が家から遠いし、どこの駅からも遠くて、バスに乗らなくては着かない場所ということで、私が主催するものに使うのは無理だった。

あ、でも、実際に行ってみたら、確かに、「多くの人に見てほしいと思うだけはある、もっと早くから知っていたかったな」と感じられたくらい、素敵な場所であった。

ただ、ここの施設が一般公開されていると言っても、「ふらっと行って見学できるような公開はしていない」で、「音楽演奏の発表会や結婚式なぞの利用に一般公開されている」とのこと。

お金持ちの古い邸宅が一般に開放されている例は結構多く、朝倉彫塑館、原美術館、岩崎さん関連。
皆、戦前に作られたもので、戦後のお金持ちの邸宅を見せていただくのは初めてかも知れない。

この松本音楽迎賓館は、音響メーカーのパイオニアの創始者である松本望さんの私邸として建てられたものとのこと。
誰が設計したとか書いていないので、有名な設計家の作品ではないのかも知れないが、謂わば、戦後の復興・高度成長の経済的成長時代に伸びた東証第一部上場企業(喩えが古い?)の会社の社長の財力・センスが感じられる素敵な建物であった。
(でも、この松本望さんは、宣教師の息子として生まれ、本人も、経済優先や贅沢に溺れることなく、信仰に基づいた生き方をしたとのこと)

初めて見る、戦後のお金持ちのお家にワクワク。
私からすると、ここのお屋敷は、「昭和の良き時代の邸宅」という感じかな?
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門の扉も大きくて、高そう!
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邸内の駐車スペースもさりげなく広い。
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玄関の立派で大きな木製のドアを開けると、まず飛び込んでくるのが、巨大なシャンデリア。
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本当に邸宅という規模の建物だった、全体は中々捉え切れず、これは、庭から写したもの。
この庭に面した一階の広間は、昔は居間だったのか、食堂だったのか?
楽に三十人は収容できる広さで、ここで、お披露目会が開かれた。
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先程のシャンデリアのある玄関横の階段を上って2Fに行くと、ずらっとドアが並んでいた。
え~、個人住宅とは言え、この部屋数は一体何?と思ったが、家に帰ってから、「松本望 家系図」で検索したら、お子さんが六人もいたから、それぞれに個室を与えていたのかな~、それにしてもすごい広さ。
どこかから、「私、この家に住みたくない、だって、掃除が大変そう」という声が飛んだ。
しかし、この家には、裏の方に、お手伝いさんたちの部屋と台所・お風呂・トイレの設備があったそうだ、うん、数人の住み込みのお手伝いさんがいないと、回らない昭和時代の邸宅。

下の画像は、二階にあったAホール、パイプオルガンがあり、演奏を聴くことができた。
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こちらは一階にあった、たぶん、応接間?とも思ったが、暖炉があって、ピアノがあって、ソファの並べ方を見ても、家族とか、ごく小さな規模で、生の音楽を楽しんだ部屋?(HPによると「サロン」だそうだ。「サロン」なるものを余り見たことのない私だから、「サロン」という言葉が浮かばなかった。<笑>)
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音響メーカーの社長らしく、楽器のコレクションも相当なもの。
これは、二階にあったチェンバロ、装飾的でとてもきれいなのだが、ポンポンポンと音を出してみることも可。
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琵琶という楽器は、テレビや雑誌で見たことはあったが、本物は初めて見たかも知れない。
本当に美しい楽器。
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もちろん、昔の超高級なスピーカーとか、レコードプレイヤーも揃っていて、きっとマニアだったら、垂涎のものなのだろうな?
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by mw17mw | 2014-07-20 09:37 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)