世田谷区岡本の「松本記念音楽迎賓館」−岡本って良いところ

今回、某有名女性シンガーソングライターが住んでいる高級住宅地と聞いていた、岡本という地域に初めて行ったけれど、やはり、すごい!
規制もあるのだろうけれど、二子玉川の駅から少し離れれば、空を塞ぐような高い建物はまったくなくなり、緑が多い中、大きくて低層の個人住宅ばかり。

岡本って、例えば、成城学園とか田園調布ほど知名度がないけれど、同じ地域の真ん中にあり、本当に高級住宅地。
それも、区画整理されていない分、高級な家がこれ見よがしではなく、さりげなく目立たないように建っているところが素敵。

成城学園や田園調布は、都市計画というか、デベロッパーが区画を整備して、いかにも「高級住宅地」として開発されているけれど、岡本はそういうことがなくて、農地の区画のまま、高級住宅地になった感じ。(だから、有名ではないのだ、きっと)

世田谷・目黒方面に住んでらっしゃる方には、有名かもしれないが、東京東半分の住人からすると、岡本って、とても無名、「岡本」と聞くと、私なぞ、反って、京阪地区の高級住宅地の方が頭に浮かんでしまう。(笑)

地図で確認すると、多摩川が、北西から南東に向かって流れ、その沿岸で、一番北西の高級住宅地が成城学園、南東の高級住宅地が田園調布、その真ん中が岡本という関係かな?

二子玉からバスに乗ったら、民家園岡本公園、三菱の墓所である静嘉堂など、緑が深い場所も多く、とても素敵。
また、二子玉から乗ったバスは、土日は「美術館行き」とのこと。
一体、どこの美術館かしらと思ったら、世田谷区美術館とのこと。
行きは、とりあえずどんなところか見ておこうと窓から景色をずっと見ていた、写真は帰りに撮れば良いと思ったのだけれど、帰りは、お酒を飲んでいたし、タクシーで桜新町まで行ってしまったので、全然、岡本の景色を写真に収められなかった。

とにかく、緑の量と空の広さと、素敵なおうちの量がすごい地域。
どこの駅からも遠い地域なのだけれど、皆、自家用車で動くのが当然の人ばかりだから、駅から近いとか遠いということより、より良い環境・十分な広さが欲しい人ばかりなのだろうな。

で、岡本三丁目で降りて、5分歩いて、「松本記念音楽迎賓館」に向かう。
地図を見ながら、その方向に歩くと、結構畑があった。
まだ緑色のイガがついた栗畑があって、良いな~。
すこし行ったところは、土地全体をコンクリートの壁みたいなもので囲っていて、2Fくらいの高さのところが畑の家があった。
そのコンクリの壁の一部にくぼみがあって、そこに、野菜を売るためのコインロッカーが置いてあった。
そのコンクリの壁みたいなところの横にある会談を降りてきた長靴に作業着姿のおじさんが、そのロッカーに野菜を詰めだした。
すべて200円なのだって。
d0063149_12255940.jpg


帰りに寄って買おうと計画した。
そして、見たままの風景を、親戚等に「ここらへんって、まだ、畑が沢山あって、お百姓さんがコインロッカーで野菜を売っていた」と話したら、「その言い方は間違っている」とのことで、正しくは、「億万長者のお百姓さんがコインロッカーで野菜を売っている」というべきなのだって。(笑)

確かにね、この高級住宅地に、農地を持っているって、ちょっと半端ではないお金持ち。
でも、その話を聞いて、15年くらい前に通っていた調布の柴崎に2年くらい前に行ったら、たくさんあった農地がすべて駐車場やアパート・マンションになっていたことを思い出した、その原因は、たぶん、世代交代。

15年くらい前に元気だった農地の持ち主たちは、本当にお百姓さんの子供として育ち、程度の差はあっても、親の百姓生活を見、畑の耕し方とか作物の作り方を習って育った人たちだったから、時代が変わり、土地の価格が跳ね上がっても、農地を維持できたのだ。
でも、その人たちの子供の世代は、親が半農だったこともあって、全く農業に触ることもなく、親は親、私は私よと農業に触れずに育ってしまい、親の作った農作物を食べることはあっても手伝うこともなく、農家としてのノウハウを受け継がずに、土地を受け継いでしまったと思うのだ。
そうなると、農地を農地として維持できないわけ。

きっと、岡本も、後何年かしたら、柴崎と同じようになるのかしらね?

その後、帰りはタクシーを呼んでくれたので、行きの二子玉ルートとは別の、桜新町へ出た。
そうすると、また、景色が別で、今度は、思いもかけずに、世田谷美術館のある砧公園の横の道を通ったので、砧公園の姿を見ることができて、とても素敵だった。

今、三菱さんの静嘉堂は工事中で一年しないと一般公開にならないらしい。
それが公開になったら、民家園・静嘉堂・砧公園・世田谷美術館をコースにして、歩くと楽しそう、やってみようと思って帰ってきた。

また、桜新町の駅前でタクシーを降りたところに、有名な波平さん一家の像が迎えてくれた。
(波平さんの頭のてっぺんの毛は盗まれるので有名らしいが、この時はちゃんと生えていた)
d0063149_12260097.jpg

[PR]

by mw17mw | 2014-07-17 17:23 | 東京都内のお散歩・見物 | Comments(0)