電気炊飯器の保温モードで作る「煮梅」
2014年 06月 17日
けれど、まだ、「これが完成版」というレシピはできていないので、ま、途中経過と電気炊飯器で煮梅を煮た感じをここに書く。
青梅1kgにお砂糖800g~1kg、(お水はどのくらい入れたのか失念してしまった)という量は、結局5合炊きの炊飯器に入った。(入りきらなかったら、お砂糖や水をすべて入れないで、2、3時間煮て梅が縮んでから、追加する)
それから、お砂糖はお水に溶かすというか、少し過熱して、完全に溶かしてから、炊飯器に入れた方が良い。
一度、お水と梅を入れ、その上から砂糖をザバ~っと入れて、余りかき混ぜないで、炊飯器の保温モードで煮たら、砂糖がお水に溶けないで、分厚い板状に固まっていた。(涙)
作り方をアバウトで書くと
1.青梅は、なりを取り、竹串かフォークで1粒に対して10か所くらい、穴を開ける。
2.アク出しのためにお水に一晩浸ける。
(これは穴を開けてからが正しいのか、開ける前が正しいのか今のところよくわからない。
このページによれば、なりを取った後)
3.炊飯器に入れると同時に、お砂糖をお鍋に入れて煮溶かせる程度のお水を入れて火にかけ、お砂糖を完全に溶かす。
4.(3を冷ました後が良いのか、冷まさなくて良いのかまだわからない)3と青梅を炊飯器に入れて、保温モードにして8時間放っておく。
と、梅の品質が良いとふっくら出来上がるけれど、皮に若干しわが寄る感じ、ただ、静かに煮るせいか、80%くらいの梅の実が皮が剥けることなく、煮上がる。
が、この段階で食べてみると酸っぱいのだ。(砂糖水は程良く酸味が加わって美味しくなっている)
このままスイッチを切って、冷ます。
冷ませば少しは青梅が甘くなっているが、梅が相当甘くなるまで、砂糖液につけておかねば、甘くならない感じ。
でも、そこの酸味と甘みのバランスの好みは人それぞれだから、酸っぱいままでも問題のない人も多いかも知れない。
私は、食べられない程ではないけれど、酸味が勝っている梅は、一緒にできた梅シロップとともに、冷たいお水か炭酸で割って、そこに浮かべて、食べている。
そのあと、実は梅が500g残っていたので、炊飯器の保温モードを使って、「最初、お水だけで6時間煮て、最後、2時間水飴と上白糖で作ったシロップで煮て」みたら、その方が、よりふっくらとしたし、甘みが自然に梅の中に入ったような気がした。(しかし、最後、お砂糖や水あめを入れる前に、お水の量を調整しなかったので、全体薄味に仕上がってしまった)
だから、今年は、もう作らないけれど、来年以降、今度は、電気炊飯器の保温モードを使って、最初、お水だけで保温し、梅を煮て、最後、水飴と砂糖で味付けをするやり方を完成させたい。
ただ、今回やってみて、炊飯器の保温モードで梅の実を煮るのは、普通鍋で煮るより、楽で良いと思った。
また、梅の実なのだが、先日、B品として1㎏170円だった梅は、やはり、ぶつぶつ穴を開けて、お水に浸けたら、それだけで、緑だった皮が茶色くなってしまった。(本当にB級品だったのだなと感心)
その点、浅草橋の野菜スタンドで、1kg750円(実は値段を聞かないで注文してしまった)の梅は、さすが、とてもきれいにできた。
ジャムにしてしまうのなら、良いけれど、煮梅にするなら、やはり、ある程度良い青梅を使うことをお勧めする。
また、砂糖も手持ちの砂糖を色々混ぜたりしたのだが、どれが良いのか、良くわからない。
取りあえず、1kgの梅に対して、800g~1kgくらい入れれば美味しくできると思う。
炊飯器を使うやり方は以前から聞いていたものの、茹でこぼす時にだいたい皮が破れるので、どうしたら良いものか。。。と。
そこで、今年試してみたやり方です。
1 梅を洗い、ヘタを取り、マチ針などで穴をあけ、冷凍する
2 凍ったままの梅を炊飯器に入れ、水/湯を注ぎ、一晩浸ける
3 翌日、水を捨て、砂糖液を流し入れ、半日くらい保温する
4 シロップを切って、鍋でゆっくり煮詰める
5 梅と共に平べったいタッパ等に入れて冷やす
私の場合、シロップが薄かったため、シロップだけを抜いて、煮詰める作業を3回くらいやりました。
また、シロップに梅酒をちょっと入れて風味を加えてみたところ、美味しかったです。
酸っぱ過ぎることもなく、皮も破れず、大満足です!
https://www.flickr.com/photos/heaven0earth/14536630644/
一粒だけですが、写真です。
マリンバさんのブログ、大変参考になりました。ありがとうございます!