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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

南砂界隈-「魚べい」で105円寿司

段々、4月1日が近付いてきたら、「消費税値上げ前にあれも欲しい、これも欲しい」状態が始まってきた、どうしよう!
今日はとりあえずリストを作って、少し自衛しようと思い出した。(というのは、先週、平日の夜、多慶屋に行ったら、食料品売り場が混んでいたのだ、皆、やはり、買いだめを考えているのかな?と思った。)
でも、いつかは、新しい消費税で物を買わなくてはいけないのだけれどね...。

南砂界隈-「魚べい」で105円寿司_d0063149_09131779.jpg昨日の日曜日は、南砂にあるニトリにカーテンを見に行くつもりだったのだが、ちょうど3月4日に「ガイアの夜明け」 で、南砂のニトリの近くにある「魚べい 」という回転寿司が取り上げられたので、お昼は当然そこにしてみようと思いながら出かけた。(魚べいは、前回、南砂のニトリに行ったときに、できたばかりで、「こういう回転すしもあるのだ」と思ったけれど、入らなかった。)

ガイアの夜明けによると、この「魚べい」は、元気寿司 という105円寿司チェーン運営会社の新業態なのだそうだ。

特徴は、ご飯を大切にして、通常回転すしでは日に二回しかお米を炊かないところを、四回炊くことと、3階建てのレーンがあるのだけれど、「回転すしなのに、お寿司が回っていない」とテレビでは言っていた。(お寿司は、お客からの注文を受けて、直接お客さんのところまで、電車の模型に乗って届けられるとのこと)

で、ガイアの夜明けの殆どは、かっぱ寿司と元気寿司が合併するとのことで、かっぱ寿司の東北の店舗担当の人が、元気寿司における魚べい経営の秘訣を習い、自分のお店にも取り込んでいって、盛り返す話。(お米を1日4回炊くこととか、お寿司のネタを工場で切らずに、お店で切るようにしたこととか)

この他、無添くら寿司は、お寿司ではなく、サイドメニュー開発に力を入れているという話も放映された。

この番組を見ていたら、やはり、スシローが王者になったのは、スシローだけが、セントラルキッチンでネタを切らないで、それぞれのお店でサクから切り身にしていたからだとわかった。
かっぱも元気もいつからかはわからないが、現在では、セントラルキッチンで切って冷凍・冷蔵したものを使わないで、お店で握るときに切り出すことが映し出されていた。

また、後追いでスシローの真似をしても特徴がないわけだし、どこでも、店舗で切り出したネタを使えば、それは「そのお店の特徴」ではなく、どのお店でもやっていること」になるわけだ。
でも、偉いなと思ったのは、スシローがやっていないこと、すなわち、サイドメニューを充実させたり、開発することに力を入れて、自分のチェーン店の特徴にしたり、良い意味で、回転すしは良い競争をしているなと、テレビの番組を見ながら、思ったのだ。
(スシローも2,3か月前に行ったけれど、189円メニューを作ったがために、何だか、105円のラインアップが手薄になっているような印象があった。スシローが一番というのも、「絶対ではないし、いつまで続くか」という印象を持った。)

さて、日曜日のお昼の一時前にお店に到着したのだが、30人待ちくらいで、待ち時間は1時間と表示されていたので、予約券をもらって、そのままニトリに行って、下見していた。(ニトリまでは歩いて5分くらい、ニトリという暇つぶしにはぴったりの場所の近くにあるというのは利点。)
一時間もニトリにいなかったと思うが、戻ったら、後3人であった。

南砂界隈-「魚べい」で105円寿司_d0063149_09133500.jpg番号を呼ばれて、カウンター席につくと、「あら?テレビと違う」と思ったのは、三段重ねの一番下のレーンは、お寿司が回っていたこと、上の2段のレーンは、専用列車が走るようになっている。
そして、自分専用のタッチパネルを使うと、1度に4皿まで注文できるシステム。
4つ選ぶと、結構すぐにお寿司は届いた。
食べてみる、まず、自慢の酢飯だけど、私は美味しいとは思わなかった。
ご飯が結構固くて、ご飯粒が立っているのだ、これって、ちゃんと古米使っているのかな?という感じ。
ネタは確かに、新鮮なのだけれど、そういうご飯とバランスが考えられていないから、全体で「美味しい」とは思わなかった。
7皿くらい食べたのだが、美味しかったのは、白子の軍艦、アブラカレイのバジルなんだら、そして、試しに取った海鮮茶碗蒸しが189円でとても美味しかった。


南砂界隈-「魚べい」で105円寿司_d0063149_09134702.jpg私が105円の回転すしに行くとしたら、白山のはま寿司が多く、一度、はま寿司で茶碗蒸しを取ったら、美味しくなかったのだ。
で、一人暮らしで自分のためにだけ、茶わん蒸しを作ることを考えるとすごく大変。
だから、こういう回転すしで美味しくて安い茶わん蒸しを食べられるのはとても幸せ。

105円の回転すし、パーフェクトなお店とかチェーン店はあり得ないのだ。
このお店も、良いところも悪いところもあるけれど、そういう意味では、ごく普通の105円の回転すしチェーン。
混んでるけれど、他のチェーン店と比較すると面白いので、行く価値あり。

そういえば、ニトリから2停留所北に行くと、「境川」なのだが、ここには、「スシロー南砂店」がある。
また、それをもうちょっと北に行くと、有名な北砂町商店街の入り口があるのだが、その入り口のところに海幸 というお寿司屋さんがあって、行列ができていた。
あそこも、何だか、興味津々。


by mw17mw | 2014-03-10 09:14 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)