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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

御徒町界隈-「ヴェジハーブサーガ」のランチカレー

お昼を外で食べなくてはいけない状態は、今日を含めて4日で終わるのではと思っているので、日ごろ行きたいのに中々行けていないお店の名前を思い出している。
そして、今日は、多慶屋に行く用があったので、御徒町南口に近い「ヴェジハーブサーガ」というお店に行ってみた。
ここは、インドのヴェジタリアン料理を食べさせてくれるのが一番の特徴で、食べログを読んでも美味しそうなお店なので、以前から行ってみたかったのだけれど、何だか、古いビルの地下にあって、暗い階段を下りて行かねばならず、入りにくかった。

御徒町界隈-「ヴェジハーブサーガ」のランチカレー_d0063149_20292751.jpg行く前に食べログのコメントを読んでみると、色々なことがわかる。
「料理が出てくるまで時間がかかる」「大声で厨房の人たちが話すお店の雰囲気には好みがある」「料理は美味しい」「南インド料理の方が得意」とか、色々。
欠点はいろいろあれど、「このお店の料理は美味しい」ということでコメント者の意見はまとまっているように読めた。

で、1時頃自転車で出かけて、地下の階段を下りて、ドアを開けて中に入ると、きれいではないけれど、ま、ごく普通。
テーブルはたくさんあるけれど、壁に「混んでいるときは相席をお願いします」と張り紙があった。
出入り口を背中に、空いている席に座ったのだけれど、結構、入り口から冷たい隙間風が入ってくるところが不愉快。

御徒町界隈-「ヴェジハーブサーガ」のランチカレー_d0063149_20295376.jpgお客さんは、午後1時過ぎで、次々と入ってきて、インド人と日本人半分ずつという感じ。
日本人のお客は、きっとインドのオタッキーという感じの人も多く、常連なのだろうか、若い日本人の男性が、インド人の若い男性の手に自分の手を置き、何だかわからない言葉でお経のようなものを唱えていたり、ちょっと変な雰囲気。
私以外に、日本人女性の一人客も2人もいて、ま、このお店、余程気に入って通ってしまうマニアックなタイプの人間がお客さんという感じ?
このお店を好きになれない人も多いだろうから、好きになった人は一人で来るしかないのだろう、きっと。

ここのメニューは、大きく分けて、北インド料理と南インド料理に分かれていて、
(1)北インド料理
   今日の4種類のカレーの中から、1~3種類を選び、ナンかライスを選ぶ。780円、850円、1050円。
   (サラダとチャイかラッシーがつく)
(2)南インド料理
   ミールスというセットが1350円、何だかわからないけれどマサラドーサが950円、その他、金曜日限定のビリヤニがあるよう。

御徒町界隈-「ヴェジハーブサーガ」のランチカレー_d0063149_20474458.jpg南インド料理の方が食べたかったけれど、それほど量は不要だったので、北インド料理で、カレーは2種、適当に1の「スパイシーオイルを仕上げにかけた豆カレー」と3の「ヨーグルトとココナッツミルクベースの野菜カレー」にしてみた。ナンはやめてライスにして、飲み物は、ホットチャイ。

ま、インド人の客が多いということは、現地の味に近いのだろうと期待できるけれど、流れる空気は、(行ったことないけれど)「インドの大衆食堂」のもの。
どうも、厨房の男性のコックさん1人、サービスの男性一人なのだけれど、常連のインド人のお客が入ってくると、ひとしきり、お店の人と大きな声でおしゃべりが始まる。
何を言っているかわからないけれど、「ちわ、来たよ~。おれ、疲れちゃったし、お腹空いちゃったよ」「お、待ってろ、すぐに作ってやるから」みたいな会話かな?
(日本だって、若い労働者の男の子と、食堂のおやじさんの会話が生き生きとしたこんな感じの大衆食堂が昔いたるところにあったような気がする。
今はなくなってしまって、こういううるさい会話が支配する雰囲気、久しぶりだったが、慣れないせいで結構疲れた。)

御徒町界隈-「ヴェジハーブサーガ」のランチカレー_d0063149_20475703.jpgそのおかげで、私より後から入ってきたインド人の若い男性二人に、私より先に料理が出された。(笑)
そればかりでなく、その前に、殆ど私と同時に(というか、私よりほんのちょっと後だった)注文した、日本人とヨーロッパ人と思われる中年のカップルにも、料理が出された。
わ~、ひどい、これ以上、後ろに回されたら、どうしたろうと考えていたら、私に料理が回ってきた。
私の取ったメニューはカレー2つだったのだが、食べ込んで一つの容器が空になったら、「もうちょっと足してあげる」とのことで、サービスの男性が私の空の容器を持って、厨房に入り、カレーを足してきてくれた。
きっと、私を抜かしたことに対するお詫びなのだろうなと思ったのだ。(こうでもしないと、このお客、カメラ持っているし、ブログや食べログに垂れ込むぞと思ったのかも知れない。<笑>)

あ~あ~、でも、とにかく落ち着かない雰囲気で、最後、チャイが出てくることをすっかり忘れて、カレーを食べ終わった時点で、お金を払って出てきてしまった。
入ってから食べ終わるまで40分で、料理が出てくるまで25~30分くらいかかったけれど、思ったより、出てくるのは早かった。
私の場合、あの落ち着かない雰囲気が問題だよね。

で、味はとても美味しかった。
サラダは、冷蔵庫にずっと入っていたという野菜ではなかったし、それなりに美味しかった。
カレーは、ヴェジタリアンでも、味が濃厚で、独特美味しくて、全然物足りなくなかった。
もうちょっと、静かな環境で食べられるのなら、まだまだ通いたい感じに美味しい。
豆カレーは普通のカレーのスパイスで作ったカレー、ヨーグルトとココナッツミルクの方は、所謂カレー用のスパイスが入っているのか良く分からない白いカレーで、酸味が勝っていた。
日本だと、カレーにヨーグルトを入れるとまろやかになるイメージがあるのだけれど、ここのヨーグルト風味のカレーは完全に酸味が勝っていた、美味しかったけれど、意外。
また、野菜だけではなく、チーズと豆腐の間の食感の具材が入っていた。

味的には、気に入ったけれど、二回目行くか、とても微妙。(笑)




Commented by tara at 2014-01-30 19:46 x
むか〜し、鴬谷の橋を渡ったたもとにインド屋さん(カレー)があったんですがいまもあるのかしらん。上野よりの鶯谷駅口のほうです。なんか感じが似ているんですが。情報がいまいちなので解りにくいと思いますが・・・
Commented by mw17mw at 2014-01-30 21:41
>taraさん
鶯谷の橋というのは、上野駅に近いほうの出口にある橋ですよね?
あちらの方、残念ながら、私、詳しくないのです。
どこだろう?
by mw17mw | 2014-01-27 20:52 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)