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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

浅草橋北側界隈-「丸山吉平」で、初めてのカツカレー

オーナーさんの予告通り、そして、facebookにも書いてあった通り、本日は、カツカレーがメニューにある日とのことで、仕事を一部開店休業にして、11時半過ぎに自転車で、丸山吉平さんちに向かったのだが、着いたら、11時36分。
そして、なんと、お店の前には、6人の行列が...。

いつもは、午後1時過ぎに行っているので、ガラガラに空いている。
それなのに、11時半頃は行列ができるお店だったのだ....、お見逸れしました、というか、舐めていたのかしら、わたし。

仕方がないから、並んだ。
今回どうしても、このお店のカツカレーが食べたかったのだ。
今後は、仕事を開店休業しなくては食べに来れないことを考えると、とにもかくにも、今回一回だけ食べれば気が済むから、今日はぜひとも食べて帰ろうと思った。

で、11時36分に行列に並んだということは、このお店は11時半開店だから、一巡目の人たちが座ったばかりで、その人たちが食べ終わらないと番が回ってこないとのこと、そして、お店の中を見たら、お店の中でも立って待っている人が3人いたので、結局30分は並んだろうか。

で、20分くらいしたら、お店の中に入ることができて、下記食券機で、カツカレー千円の券を購入。
浅草橋北側界隈-「丸山吉平」で、初めてのカツカレー_d0063149_16531032.jpg
中で、カウンターの様子を見ていると、ものすごい量のご飯のかつ定食に、小鉢で、カレーをもらっている人がいた、あれは、いったい何だろう?と不思議だった。

で、そのうち、私の番が来て、席に着くとき、食券機の隣にこのお店が掲載されている雑誌が数冊置いてあったので、そのうちの「東京ジモト飯」という雑誌を借りて、席についた。
待っている間に、読んでいると、先程の「小鉢のカレー」は、どうも「おつまみカレー」というものらしい、あれが、昼のメニューにあるか、不思議な気がした、しかし、実際に食べていた人がいるわけだが、きっと、彼はものすごい常連さんでわがままを聞いてもらえるのではと推測した。

また、周囲を見回してみると、案外、カツカレーを食べている人は少なめで、普通のカツ定食を食べている人が多かった。

そして、ここのカレーについて、ウンチクは全然知らなかったのだが、この本によると、スープは、SPF豚(無菌豚)のげんこつを使い、中の具は、同じくSPF豚のスジを8時間かけて煮たものだそうだ。

出て来たのが、下記画像。
浅草橋北側界隈-「丸山吉平」で、初めてのカツカレー_d0063149_16532795.jpg
お皿の上半分にキュウリのQちゃんのようなお漬物とキャベツの千切りの上に熱々のご飯を敷き、その上に、1㎝の厚さにカットしたロースカツが乗り、下半分には、豚スジカレーが敷き詰められている感じ。
意外な程に、殆どカツにはカレーがかかっていなかった。

カツは、やはり、ロースカツ定食のカツとちょっと形が違うような、熱の入れ方も強いような、切り方も薄いような、違いを感じた。
でも、食券機の画像を見ていてわかった、ロースかつ定食は千円で、ロースかつカレーは1300円なのだ。
すなわち、私が食べた「かつカレー」のかつは、ロースかつよりワンランクダウンと考えるのが素直かも。(だって、あれだけのカレーがプラスされて千円なら、お肉のグレードを下げるしかないかも、でも、それでも十分美味しかったけれど)

まずは、カレーから食べてみると、カレー自体がとても美味しい。
こういうインドカレーではなく、日本風のルーが濃いカレーとしては、「最高の部類」ではないかと思うくらい、香りは良いし、スパイシーだし、甘くなくて、辛さもちょうどよく私好みであった。
私も良くわからないけれど、8時間煮込んでいるのだから、全て、自家製で作っているとは思う、でも、万が一、市販のルーを使っているとしても、それを使いこなして市販のくどさとか不味さ・迫力のなさを感じさせないのだから、それならそれで良いと思う。
ちゃんと、このお店ならではのカレーであった。

とんかつを食べたとき、「美味しいものにセンスがあるお店」と思ったが、カレーはそれを裏切らなかった。

で、もちろん、ごはんとカレールーは混ぜて食べるけれど、そして、そのご飯とカレールーを混ぜたものに、さらにキャベツの千切りも加えて食べたりもするのだけれど、なぜだか、カツはカレーと混ぜるのがもったいなくて、カレーに当たらないようにカレーから避難させて、潮をかけて、時々、おかずとして食べてしまった。
そういう食べ方だったので、スプーンはついてきたが、キャベツの千切りとご飯を混ぜたり、とんかつを避難させたりで、箸を使うようになってしまった。

このカツカレーって、別に、カツとカレーが一緒でなくても良いのだよね~、材料が同じ豚というだけなのだけれど、カレーだけのメニューはきっと作らないだろうな。

食べ終わって、味的には大満足。
ただ、量がものすごかった、何だか、外食するとそれだけでも量が多いのだが、二回分の外食を一度に食べてしまったよう。(涙)

ということで、ここのカレーはものすごく美味しいから、一度は食べた方が良いと人に勧めるものの、私は、今後、太ることを考えると我慢すると思う。(一年に一度くらいね)
あ、それに、少食の人には勧めない、量が多いもの。
大食漢の人がここのカツカレーを食べたら、病みつきになるかも。

考えてみれば、このお店は、月火が定休日で、その次の水曜日にしか(それもいつもではないらしいし)、カレーが出ないというのは、カレーを作るのが、やはり、それだけ、時間的にも労力的にも大変なのだろうと推測される。

by mw17mw | 2014-01-22 17:18 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)