東池袋界隈-「大勝軒」の中華そば

今朝、5時過ぎから放送された、フジテレビの「ザ・ノンフィクション特別版~誰が”神”になれたのか?ラーメンの神様」という番組を録画しておいて、見たのだ。
大勝軒の山岸一雄さんとその弟子たちの話で、噂に聞いてはいたけれど、この大勝軒の山岸さんは、本当に徳があって、色々な人を育てて、慕われているのが良くわかった。
テレビを見ている限り、リスペクトに値する人物と思ったのだ。

それと同時に、東京中、いや日本中に、「大勝軒」を名乗るお店はたくさんあるけれど、山岸さんの味まで引き継いでいるお店はほとんどないとのこと。
(ということは、私は入谷の大勝軒に行ったから、それで大勝軒の味がわかったと思い込んでいたのは間違いだとわかった。)
一番山岸さんの味に近いのは、御茶ノ水の大勝軒らしい。(調べたら、御茶ノ水と言いながら、神保町の方の、靖国通り沿い)
それに、東池袋に数年前新規開店した大勝軒の人は毎日夜になると山岸さんの面倒を見ているみたい。

でも、テレビはちょっと大げさに描いている。
山岸さんが大勝軒の名前を名乗ることについて、権利金を取らなかったから、これだけ色々な人が大勝軒を名乗り、ラーメンを発展させたと、言っていた。
でも、これは、日本の昔からの習慣で、店で働いていた人がのれん分けを許されるとき、奉公先が権利金は取らないのは日本の昔からの習慣としては、普通ではないかと思うのだ。

それに、昔、大勝軒で働く人のドキュメント番組を見たか、読んだかしたとき、修業に入ると、寝る部屋は相部屋のアパートだったかを提供され、食事も出るけれど、ノウハウを教えるということで、給料は無給と言っていた覚えがあるのだ。(が、そこのところは不確か、そんなことはなく、薄給でも支払われていた可能性はあると思う)

そういうシステムだったから、このお店で、大した期間修業をしていなくても、大勝軒の名前を名乗ることができたのではないかと思うのだ。(普通、日本の食べ物屋さんで、弟子が修業してのれん分けしてもらうとなったら、そんな1年2年の単位の修業では無理)

と書いたけれど、テレビを見る限り、この山岸さんの偉大さというか、いかに誰にでも自分のわかっていること(味だけでなく、ラーメン屋の回し方、その精神性等)を丁寧に教えたか、ラーメン業界を発展させたか、色々な傑出した人を輩出したかということは良くわかって、大変偉い方だと納得した。

d0063149_04559.jpgまた、このテレビ番組で、山岸さんの味がどんなに美味しいか、常連だった客たちの証言とかで、散々強調されたので、食べたくなって、本日、お墓参りの帰りに、うちのお墓と東池袋の大勝軒は近いので、初めて行ってみた。(歩いて7分くらいの関係)

将来的には、御茶ノ水の大勝軒にも行って、味を比べたいなと思ったのだ。

d0063149_08762.jpg12時頃行ったのだが、一見、お店の前に行列がないので、表に置いてある自販機で、中華そばの券を購入して、中に入ったら、中に行列ができていて、8番目であった。
食券機の上に貼ってあった紙を見ると、本当にこのお店は量が多そう。

お店の半分くらいは、カウンターに囲まれた厨房で、男性が4人で手分けして作業をしていた。
並んでいる間、こちらも立っているので、カウンターの中で何をしているのかが良く見えたのだ。
一人の男の人が、つけ麺のつけ汁を入れる器に、色々なものを仕込んでいたのが見えたのだが、結構振り込んでいた白い粉は、きっと化学調味料で、大さじ一杯くらい入れていたものは、お砂糖ではないかと思った。
化学調味料もお砂糖も、お醤油ベースのたれみたいなものに混ぜ込んで作ってしまえば、それが入っているとばれないのに、どうして、別に入れるのだろう?最後に入れた方が美味しいのかしらね?と思った。
ま、どちらにしろ、今日、私は中華そばだから、良いのだけれど...。

d0063149_052986.jpgで、中華そばが出てきた。
量はたっぷりで、スープは、きっと鶏ガラベースなのだろうけれど、そんなにコラーゲンが濃くない感じ。
全体的に、昔のラーメン風?
麺は中太で茹で加減も良いし、食べているうちに、伸びてしまうかなと思ったけれど、そんなでもなかった。
ただ、量は多かった。

私は一番安い中華そばにしたのだが、隣に座った人がワンタン入りを取ったのだ。
その他、注文を聞いているとワンタン入りが人気であった。

ま、とりあえず、量は多いのだけれど、食べ終わったのだ。
が、やはり、お店を出て10分もしないうちに、舌が気持ち悪くなってきた。
コーヒーを飲んで、舌を洗いたい感じ。
気持ち悪いというほどではないけれど、「ちょっと使っているな」というのと「気持ち悪いほど使っている」の中間くらいの感じ。

いや、このお店、やはり、化学調味料が平気な人でないと、無理かも知れない。
あの朝見たテレビ番組で、あれだけ絶賛していた人たち、テレビ局の人も含めて全員、化学調味料が平気な人たちなのだ。
でも、価格が普通で、普通のお店より、麺が多いのだから、化学調味料を使わないと成り立たないのかも。

私の山岸一雄さんに対する「人を育てたという点に関するリスペクト」は、大勝軒の中華そばを食べても変わらないけれど、味はだめだな、私には無理。
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by mw17mw | 2013-12-31 00:12 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)