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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw
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たけうちさんの大特売

三ノ輪にある正庭商店会の有名なお肉屋さん「たけうち」さんの特売日に買いに行ってみた。

実はこれが初めてではなく、以前一度行ったけれど、一番安い牛肉の細切れ500g980円を買った経験があるだけだった。
このたけうちさんで一番安い牛肉は、結局100g200円弱で、そりゃ値段に比して品質が良いとは思うものの、わざわざ買いに行くほどではないと思った。(ただ、子供が沢山いる家庭ですき焼きを作るのなら、これでも十分美味しいし、安いから、お勧めと思う)

で、今回は、もうすぐお正月だし、お正月に食べる牛肉も合わせて買おうと出かけたのだ。
予定では、「(300円台の)一口ステーキ用のお肉200g、(同じく300円台の)こま切れ200g、(100g550円台の)しゃぶしゃぶ用200g」を買うつもりであった。

余裕をもって自転車で出かけたが、途中で保冷バッグを忘れたことに気付いて、家に戻ったりしていたら、開店11時の10分前にお店の前に着いた。
お店のシャッターはまだ閉まっていたけれど、私の前には10人ほどの人が並んでいたが、一人で来ている人は少なそう。(ま、お友達と2人で買う人数も2人という場合もあるし、家族と一緒という人は2人で並んでいても買うのは一人だけ)

そして、お店の人が出て来て、シャッターを開け始めたら、当然だけれど、冷蔵ショーケースにはたっぷりのお肉が、その上には、揚げ物が沢山並んでいて、11時きっちりから営業開始。
「次の方どうぞ」と店員さんから声がかかえると、ショーケースの前に進む。
種類も多いから、一人ひとり時間はかかっていた。

私の番が来る前に、遠目にショーケースを見ていたら、300円台のお目当ての牛こまの品質が良さそうなのがわかったのだが、一口ステーキのお肉が見えなかったのだ。
だから、自分の番が回ってきた時に、一番最初に店員さんに聞いたのは、一口ステーキが見たいのだけれど、どこにありますか?ということ。
このたけうちさんなら、間違いないと思ったけれど、自分の目で、一口ステーキが人工的に赤身のお肉と脂肪を寄せ集めて食用の接着剤でくっつけて作ったものではないことを確認して買いたかったのだ。
たけうちさんの大特売_d0063149_21564862.jpgそうしたら、そう聞かれた店員さんも場所がわからなくて、他の店員さんに聞いてようやくわかった。
で、言われたところを見たら、「一口ステーキ」と書いてあるのに、そこに並んでいたのは、一枚のステーキだったのだ。
忙しそうだったから、何も聞けなかったが、きっとお店側もお客さんが人工肉を心配すると思って、切らないで、一口ステーキのお肉を売ることになったのではと思う。
「だいたい何g?」と聞くと、「1枚200gくらい」とのことだったので、お買い上げ、家に帰ってから、自分で一口にして、冷凍した。(右の画像は、カメラの関係か、赤い色が強過ぎる、実際はもっと熟成したような落ち着いた赤色)

そして、550円のしゃぶしゃぶ肉を買うつもりだったけれど、300円台の牛こまが良かったので、私一人が食べる牛肉だったから、別に特段良いものでなくても良いと思えて、牛コマを400gにしてしまった。
家に帰って、小分けして冷凍させて、全て終わり。

(何か、このお店で高い方の牛肉は、特売でも100g千円以上、それから500円にかけて色々揃っているのに、私として奮発するとしても550円がせいぜい。でも、それすら、今回、ケチをしてしまったが、一旦は奮発しようと思った自分を褒めたい。<笑>)

まだ、食べていないから、最終的な評価は出せないが、やはり、たけうちさんの特売はものすごくお得だと思う。

そうだ、そうだ、その他、冷蔵ショーケースの上に揚げ物が並んでおり、一口カツ80円だったのだが、それが、3口くらいの大きさでお得そうだったので、2つ買って帰り、一つは弟に上げた。(とても美味しかった、何で、あれが80円で売れるのか不思議)

私は開店10分前について11人目に並んだが、自分の買い物を終えて、帰ろうと思ったら、行列は30~40人の長さになっていた。
平日なら行列も大したことないだろううけれど、土曜日の特売日に行く場合は、やはり、早く行った方が良さそう。

雷門界隈に、2軒有名なお肉屋さんがあるけれど、ま、たけうちさんは、毎日とか毎週末のペースでは特売を行わないところは辛いけれど、肉質やコスパは、やはり、こちらの方が良いと思う。

たけうちさんの大特売_d0063149_21555835.jpg一口ステーキも先日の品川の東京食肉市場祭のときより、安かった。
実際食べてみて美味しかったら、来年から、品川には行かないかも知れない。

それに、「松阪牛 たけうち」と書いた包装紙も恰好良いのだけれど、何と言っても、お肉を竹の皮に乗せて、重さを計り、包む、「へ~、まだ、竹の皮でお肉を包んでいるお肉屋さんが残っていたのだ」という感じ、実際、家に帰って、そこから外すのだけれど、竹の皮が勿体なくて本当は捨てたくないなと思ってしまう。
本当に包装用紙などすべてにこだわった良いお肉屋さん。
by mw17mw | 2013-12-09 07:44 | 食材・食材のお店 | Comments(0)