淡路町界隈-神田まつやに並ぶ-ごまそば

d0063149_17231621.jpgやはり、なにやかや言いながら、昔からの神田地域というのは、飲食店関係では一目置く価値がある。(特に昔からのお店)

そして、その中でも私が目を付けたお店は、行列ができやすいというか、色々な資料を読んだり、歩いて見つけたお店の中で、牡蠣フライでは「丸五」が、お蕎麦では、「神田まつや」、つけ麺で「つじ田」に入ってみたいなと思っているのだが、実際に土日に行ってみたら、ぜ~んぶ行列のできているお店で、気合を入れて並ばないと、入れなさそう。(神田のお店だから全てが美味しいわけないわけで、不味いお店も相当数あるから、美味しいお店には行列ができてしまうのあかな?)

d0063149_17243798.jpgしかし、神田まつやは、私が信頼する&味覚の方向が同じであると私が思う食通さんのページを読んでいたら食べたくなったし、「お蕎麦屋なので、並んでも大したことない」とのことだったので、先週、文京区の皮膚科の帰り、お茶の水から、ワテラス経由で、神田須田町まで歩いてみた。

で、ようやく、1時50分くらいにお店の前に到着、ざっと見たところ、20人くらいの行列ができていた。
(神田まつやに行くのはこれが初めてではない、でも、もうかれこれ、15年くらいは行っていない。)
神田まつやの食べログはこちら

しかし、今日は頑張るのだと気合を注入して並んだところ、すぐさま、10人くらい、お店の中に消えて行った。
また、このお店は、お店の左右の端に二つ玄関戸があって、右が入口、左が出口で、出口から出た人数、すぐ呼ばれて、中へ入って行き、わかりやすい。
で、20分並んだところで、中に入ることができた。
中に入ると狭い店内にぎっしりとテーブルと椅子が並べられ、また、お運びのお姉さんたちの数も半端ではなかった。
席は混んでいるので相席、私は何だか、一番奥、調理場とかおトイレに近い6人掛けのテーブルに一人客4人が座る席に案内された。
私以外の3人は、男の人で、皆燗づけの日本酒におつまみを頼んで、うち2人は文庫本を読んでいた。
いいな~、私もやりたいな~、今はまだ「男前的行為」に思えて、行うのが恥ずかしいけれど、きっとそのうちやってしまうかもと思いながら、見るとはなしに観察していた。

私だったら、何を肴にする?という観点で、メニューを見てみた。
d0063149_1728269.jpg
こちらが麺類以外のメニューで、一番左の「生わさび 50円」というメニューが泣かせる。

そうだ、そうだ、東京のお蕎麦屋さんはこうでなくては、生わさびの美味しさを大切にし、世の中に広めるのが、戦前からの東京のお蕎麦屋さんならではのメニューだと思う。(多分、これは、単独でとって、お醤油をすこしかけて酒の肴にするか、他の料理についてきたわさびでは量的に少ない時に取るのかな?)

(何で、そんなことを思うかというと、孤独のグルメ3の二回目だったかが、静岡に生わさびを味わいに行く回で、それを見ていたら、我が家の戦前から伝わる生ワサビの食べ方そっくりだったのだ。だから、本来は静岡に食べに行かなくても東京でも生ワサビの美味しい食べ方を味わえるはずだと思ったのだ。<ただ、安価な粉わさびが大量に出回って、生わさびが東京の普通の食生活から消えてしまっただけなのだ)

この神田まつやさんは、ざるなどのお蕎麦だけでなく、種物も人気が有るし、カレー丼も評判が良いのだが、今回、私が注文したのは、当初予定通り「ごまそば」。
普通のざるそばに、汁がごまだれタイプのお蕎麦。
ここのお蕎麦が美味しいか不味いかと言えば、美味しいに決まっている。
この神田まつやさんのお蕎麦は、さりげなく美味しいと思う、唸る程美味しいとかではないのだけれど、気づいたら、静かにすべて食べ終わっていて、何の不満もないみたいな、とても満足だと思えるお蕎麦。

そして、ごまだれのそばつゆ。
このお店なら、自分で胡麻を炒って、ちゃんとすり鉢ですったに違いないと私は思い込んでいるが、本当のところはわからない。HPにも何も書いていない。←当然のことだから書いてないのではと私は思う。
お店で炒って、お店ですったと思われるする胡麻はどこまでも滑らかで、くどさとアクを感じないで、軽い印象。
「これが、ちゃんと自分で炒って、自分ですったごまだれの味に違いない」と思って、味を覚える感じで味わって来た。
(そういえば、ごまだれのざるそばを食べるのは、二度目。以前、吾妻橋のやぶそばで食べた覚えがあるけれど、印象とか全然覚えていない。)

食べ終わって、席でお運びさんに言えばそこで支払うシステムのよう。
お店を出ると、2時20分、な~んと、行列20分、食事で10分であった。

一人で文庫本を片手にこのお店に入って、燗酒のとっくりと酒の肴を取り、お蕎麦を食べても、30分もかからないだろう、今度やってみたい気もするし、店内の混み方・外での行列を考えるとどうしようかとも思う。
当分、迷う。(でも、日曜日は定休だけれど、祭日は営業しているというから、今までよりは、行くようになると思う。)

<おまけ>
d0063149_8582181.jpg右の画像は、ワテラスからその前の通りを渡って、路地に入ったら、有名な松栄亭があった、ここも一度入りたいとずっと思っているうちに、建て替えられてきれいになっている。
今更、入る価値あるかな~と思案中。

そういえば、神田のやぶそばが火事を起こしたのは、確か、今年に入ってから。
昨年まで、年越しそばを神田のやぶで食べていた人は今年からどこで食べるのだろう?
[PR]

by mw17mw | 2013-12-06 09:07 | 飲食店・菓子店 | Comments(4)

Commented by たるたる at 2013-12-06 17:22 x
こんにちは。過分のお褒めをいただき、恐縮です(笑)
おっしゃるとおり、まつやは、ものすごくではないかもしれませんが、安定した実力の美味しさですね。
胡麻汁の味付けなんかは、実によく出来ているなと感心致しました。
Commented by mw17mw at 2013-12-07 08:02
>たるたるさん
書き込み有難うございます。
このお店、全てがさりげなくていいですよね、力んでいないというか、すっと心に入ってくる料理のような気がします。
そうそう、胡麻汁、今まで食べた中で一番すっきりしていて、美味しかったです。
Commented by 大外郎 at 2013-12-09 03:52 x
おっさんなので、まつやでの飲み何度か楽しんでます(笑
ずっとやってみたかった、太打ちと玉子焼きとか(当日でも早い時間なら電話予約で頼めると思います)、そばにもち入れてもらうのとか、裏メニューいくつか試したので、結構満足していたり。

でもぬきで一杯というのをやってみたくてしょうがないのですが、今だチャレンジしてません。
Commented by mw17mw at 2013-12-09 22:31
>大外郎さん
色々「神田まつやの通」ですね、羨ましい。
私は、細々と通常のメニューから取るのが精いっぱいで、そのレベルでまつやを利用するのは夢のまた夢だと思います。

そういえば、記事に書き忘れましたけれど、一人で文庫本片手にお酒飲みに来ている男の人たち、皆、三十代くらいで若い人たちでした。

そういえば、神田まつやって、あれだけ回転が早いお蕎麦屋だから、常に打ち立てが食べられて、美味しいのかもね。