平井から上野方面へ 1/3-平井の街
2013年 11月 23日
---本題です---
猫の関係で、10月から11月まで、良く平井に行っていた。
その時に、どうしても平井で2時間くらい時間を潰さなくてはいけないことがあったり、また、気づいたら、「上野松坂屋-平井」というバスがあったので、それに乗って帰って来たりして、結構、平井界隈については、少しは詳しくなったので、そのお話をば。
で、平井という総武線各駅停車の駅前は、何もない。
というか、駅ビルとかデパートなぞ全然なくて、北側には、西友が一軒あるだけ、南側には結構長い昔からの商店街があった。
平井の街をウロウロして、2時間時間が潰せたのも、第一は、ダイソーの大きい店舗とその前に、ダイソー以外の普通の100キンのお店があったこと、後は、駅前にドトールがあったことによると思う。
南側の商店街は、わざわざ遠くから行くほどの商店街ではないけれど、近隣住民で賑わっていた。
昔からのお団子屋さん・お菓子屋さんなぞも生きていながら、ダイソー等の新しいお店も入り込んでいて、私からすると、新旧両方のお店が入り混じっていて、使いやすそうな商店街に見えた。
それにしても、最近の新しいピンク色の看板のダイソーって、独自色を強めているというか、カラフルなもの、変わったものの品揃えが多くなってしまった。
ピンク色のダイソーを時間つぶしでゆっくり見たけれど、ダイソーは、自分以外の同業者の生き残れる領域を作ってあげているような気がする。ま、ダイソーは負けることはないと思うけれど、今後そんなに伸びないのでは?と思ってしまう。
しかし、平井の一番面白かった部分は、駅前でも商店街でもなく、南側の線路沿いの路地に入って行ったところ。
何だか、スナックのようなお店が並んでいて、そこを歩いて行くと、昔、料亭だったみたいな雰囲気のお店が二軒もあった。下の写真は、メニューが出ていたから、生きていると思われるお店。(残念ながら、店名が写っていなかった。)
こちらは、「まじま」という大きな料亭さんのようだが、今、営業しているかどうか、不明な感じ、その点は残念ではあるが、料亭らしい建物が残っていた。
そして、家に帰ってから調べると「平井花街跡を歩く(後編)」という記事が見つかり、このまじまさんという料亭の内外に関する沢山の写真と説明があった。
とても贅沢に作った素敵な料亭のよう、これが使われなくなり、壊されるしかないとなると勿体ない。
我が家の方にも私の小さい時、料亭があったけれど、そういう感じのお店がまだ残っているところが新鮮。
家に帰ってから調べると、平井って、昔は花街だったそうなのだ。
その名残が街に残っているのだ。(「平井花街跡を歩く(前編)」も参考になる。)
こちらは多分比較的新しいお店?「魚政」。
家に帰ってから調べると、街の人に愛されているお店らしいので載せておく。(平井に行って、食事をしなくてはいけないことがあったら、ここに入りたい)
また、その元花街あたりをウロウロしていたら、何だか、食器や雑貨を売っている素敵なお店が一軒だけあった。
近づいてみると、麻百百(あさもも)さんというお店で、何でも、年に1週間だけ、そのお店で丁寧に作った動物のぬいぐるみを展示即売するとのことで、私が行ったのは、その最終日であった。
とても素敵なぬいぐるみばかりで、お値段も1万8千円~2万数千円なんていう感じであったが、本当に良いものであった。
しっかし、一度は2時間の時間が潰せたが、どうも、二度は無理みたい。(笑)
再度、二時間くらい時間を潰さなくてはいけなくなった時、知らず知らず、平井から電車に乗って、他の街に行ってしまった私がいた。(笑)
今回はそんな見知らぬ街の名も知らぬ野良にゃんこがどういうわけか、お家のにゃんこに、というドラマチック?な展開の背景を見せて頂きました。にしても、こーちゃん凄いラッキーにゃんこですね。
そうですね、別に遠くに行かなくても、東京都内で知らないところを歩いてみると、品川を初め、本当に面白いですよね~。
平井も全然面白味のないところかと予想していましたが、そんなことなかったです。
コーちゃんを見ていると、一生懸命もらって来れるよう頑張りましたが、「別にこの猫が一番欲しかった」というわけでもないけれど、やはり、縁かな?と不思議な感じもします。(どちらにしろ、大切にしますが)
コーちゃんが、いつか「ラッキー!」と思ってくれれば良いのですが、今のところは、「何てことしてくれたの!私の楽しみと自由を奪って!」という感じで睨んでばかりいます。
いつか、仲良くなれたら、嬉しいです。
あ、そうそう、一言だけ。
そもそもコーちゃんと知り合ったのは、平井にフレンチを食べに行ったからなのですが、やはり、高級フレンチのお店は、お腹を空かせた野良猫が「餌ちょうだい」と出て来ない地域に作るべきだと思います。(笑)