韻松亭の昼の景色

先週の日曜日、親戚が沢山集まってくれて、皆様の協力のもと、無事、父の十三回忌と母の三回忌の法要を終わらせることができた。

d0063149_1010555.jpg近所のお寺での法要を終えた後、タクシーに分乗して、上野公園の精養軒左隣の韻松亭で、食事をした。
しかし、韻松亭は、本当に素敵!
横山大観がオーナーであった時期があるという歴史に、納得してしまう。
建物のつくりに余裕がある昔の木造建築。

効率第一というのではなく、美しいだけでなく、あくまでも、使う人がゆったりできるようにデザインされた部屋であった。
また、二面が窓だったのだが、窓から緑しか見えなくて、それも、あのゴミゴミした我が家から徒歩圏内にこんな美しい緑がきれいで、閑静な場所ががあるなんてと感激してしまった。

上野の山の緑は、今まで、歩いている時に見上げるように見たことしかなかったが、上から見たほうが断然きれい。

本当にここにいると、古くて美しい日本、小さい頃の日本の料亭にタイムスリップしたような不思議な気分に浸れる。(小さい頃、そんな料亭に連れて行ってもらったことがあったかどうか不確かだが、ここにいると、今はなくなってしまった「古くて懐かしい美しい物」に囲まれている幸せ感が味わえる)

どのくらい気に入ったかというと、朝倉彫塑館と同じくらい。
朝倉彫塑館は、見学しかできないが、韻松亭は、お金を出せば、こんな素敵な景色付きの食事ができるところが良い。
皆の共有財産という感じ。(図々しいかな?)

わざわざ京都に行くとかしなくても、こんな近所にそれに同等の景色を味わえる幸せ。
では、余りに感激したので、その画像を。
(駐車禁止をあらわす三角錐などがなければ、満点なのに、残念)

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私たちに割り当てられた部屋は、3Fの上野公園の中心部に向いている部屋。
景色は実は、こちらより、不忍池に面している方がより良いと思う。
ただ、桜の季節だったら、中心部に向いているほうがいいかも、でも、見たことがないので、断言できない。
次の写真は不忍池側の部屋の窓からの景色。

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韻松亭は、長年休業していたところを2年前に改築して営業再開したそうだ。
この不忍池に面している部屋の窓は、足元から天井まで一面のガラスになっている。
これは、現代風なセンスでの改築なのだろうけれど、成功している。
写真でははっきりしないが、不忍池の存在が薄っすらわかり、その向うには不忍通りの高い建物が見える。

この不忍池側の景色は、私たちがいる間に、先にお客さんがいなくなったので、次のお客さんの用意をする間に見せてもらったもの。
この部屋は、8人で使用するみたいなので、8人揃って、この景色で食事ができたらと思う。

三階は、不忍池側に、30人用と8人用、中心部側に20数名用の部屋があるみたいだ。
もし、貸切の宴会がなければ、普通の食堂として使われ、案内される。
確か、貸切宴会がないときに見学したのだが、私たちが案内された3F中心部側は、普段はテーブル席だったし、2Fは、不忍池側しか席はないのだが、窓一面に面した足の伸ばせるカウンター席で、ここも素敵であった。

今まで、花見の季節、上野公園には近づかないようにしていたが、ここで食事しながらの花見なら、是非行きたいと思った。

昨日、韻松亭に行ったことのあるという女性と話したら、「え、そんなに景色がいいの?夜だったから真っ暗で何も見えなかった」とのこと。
できたら、昼間にいらっしゃることをお勧めします。
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by mw17mw | 2005-10-16 10:37 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)