合羽橋界隈-「ピーター」でカレー

皆さまは、合羽橋道具街に程近い西浅草の地域に、「ピーター」とか「シルクロード」という喫茶店があるのはご存知だろうか?

私は知っていたけれど、無視していた。
というのは、シルクロードは、SKD(松竹歌劇団)の踊り子さんたちがたむろしていたとかその関係でSKDのファンがたむろするとか、「ピーター」は昔の浅草六区のスターたちが来ていたか何かで有名な古い喫茶店なのだが、今の時代、SKDと言っても、浅草のレビューとか演劇と言っても、殆どの日本人は懐かしさを感じないと思うから。

SKDは、結局はテレビの台頭で、客が減り、解散してしまい、本拠地の国際劇場は、ビューホテルになった。
しかし、テレビが台頭するまでの戦前戦後、SKDは大変な人気であった。
(女性だけではなく、男性にも人気があったみたいだ。今でいうアイドルの走りだったと思う。当然その時代は、劇場に行かないと、アイドルには会えなかった)

今、合羽橋本通りの方々とお話をするチャンスがあって、彼女たちと話すと、「合羽橋と言ったら、その2つの喫茶店は外せないでしょう」とのこと。

だったらと、食べログで評判を読むと、確かに、「ピーター」は評価している人が多いように感じるが、「シルクロード」は、SKDのファンのたまり場ではなく、土日は競馬ファンが集まる店になっていると書いてある。

ということで、とりあえず、ピーターに行ってみた。
ピーターは何より、喫茶店内部にある壁画が有名なのだそうだ。
何でも、紙芝居界で活躍された加太こうじさん(故人)が浅草の大衆文化を華やかに飾った芸人達などを描いた壁画とのこと。
私は、この絵の前に、TX(つくばエクスプレス)浅草駅のエスカレーターのところに、この壁画を分解したような、浅草を盛り上げた芸人、文化人を描いた絵を見ているので、「何だ、あれと同じでは」と一瞬思ったのだが、多分、こちらのピーターさんの壁画があったからこそ、そこからインスパイアされて、TX浅草駅の絵があるのだと考えなおした。

しかし、この壁画に一番近い席は大勢で座る席なので、私のような一人の客は、他にお客さんが多い時はこの絵の近くまで行って見るのが不可能なのが残念。
(ただ、私にしても、この壁画に描かれた芸人さんたちが懐かしいかというと、エノケン、デンスケくらいで、その他は全然知らない。エノケン、デンスケだって、劇場で見たことがあるわけではなく、テレビで見た覚えがあるのだ。)

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お店は、45度くらい前傾姿勢の女性が一人で切り盛りされていた。
画像を撮り損ねたが、お店の前に、「コーヒーの粉が宮内庁御用達」と書いてあって、価値があるのか、例えば、カレーライスとセットで取っても、コーヒーの価格が280円くらいだから、そんなに極端にディスカウントされることはないよう。
余程、美味しいのかしらね?

で、このお店は、ハヤシライスとカレーライス両方が名物のようだったが、とりあえず、最初なので、カレーライスを注文。(おでん定食にも惹かれるな~)

d0063149_1812043.jpgカレーは不味くはないのだけれど、相当しょっぱい、何で、こんなにしょっぱいのか、このお店を一人で切り盛りしている方が相当老人なので、しょっぱくなったのかなとも思うのだけれど、ついてきたお漬物はとても良い感じの塩加減なので、わざとカレーはしょっぱくしているのかな?
結構肉体労働者のお客さんが多いお店なのかも。

他、注文を聞いていると、カレーライスを食べ終わった男性陣は、ブルーベリーヨーグルトを注文していた。

ハヤシライスとおでん定食とコーヒーは、一度試す価値がありそうだとは思うのだが、また行くかというと、微妙。
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by mw17mw | 2013-06-27 18:12 | 合羽橋の食と飲食店 | Comments(0)