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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

合羽橋界隈-「太助寿司」でちらし寿司

合羽橋界隈-「太助寿司」でちらし寿司_d0063149_2148402.jpgもう2,3週間前になるのか、合羽橋に用があった平日、合羽橋本通り、ワッフルカフェYの並びの太助寿司でランチをしてみた。

道具街を挟んだ喜久鮨も食べてみたし、新しくできた和食屋さんでお刺身定食も食べたし、合羽橋道具街界隈で後残るは、太助寿司なのだ。(ちょっと離れた松葉寿司も行かなくてはね~)

今、改めて太助寿司の食べログの評価を見ると、3.12と点数が低いのでびっくり。
このお店は、ネタが良くて、我が近所の食通の人たちに贔屓されていたりして、当然点数が高いお店だと信じていた。
ただ、口コミ一つひとつの点数を見ると高いから、食べログの総合の評価は気にする必要のない、やはり、評判の良いお店だと思う。

表に貼ってあったポスター。
合羽橋界隈-「太助寿司」でちらし寿司_d0063149_2149841.jpg
お店の中に入って、カウンターに座って、説明を聞いたところ、表に貼ってあったポスターのちらしや握りは、通常1150円のものが、ランチ時のみ千円で提供するそう。
「だったら、ちらしを」というと、ランチのちらしには、2種類あって、1150円のものが1000円になったものと、700円のものがあるそうだ。
ま、どうせなら、千円のものを頼んでみた。

出てきたのが、こちら。
合羽橋界隈-「太助寿司」でちらし寿司_d0063149_21494139.jpg
何ていうのだろう、乗っている魚のネタが全てとても美味しかった。
さすが、評判が良いだけあると思うくらいの、ネタの寝かせ方というか、熟成具合で大満足。
その点は「さすが!」と思うのだが、ちらし寿司全体としては、本当に昔のスタイルで、私が子供の頃、こういうちらし寿司が普通だったよねと思った。

トラディショナルスタイルの江戸前ちらし寿司?

何がそんなに昔風かというと、ピンクのでんぶが沢山入っていて、後、名前が良く分からないのだが、茶色いでんぶみたいなものも入っていて、かまぼこ一切れと沢庵も入っていた。
そういうものが4種類も入っているところが、私の子供の頃のお寿司を思い出させるセンスに感じた。
こうやって改めて昔風のちらし寿司に久々出くわしてみると、お寿司も色々進化していたり、時代によって変化しているのだとわかる。
太助寿司のちらしは、我が父とか伯母が食べたら、本当に喜ぶような感じのちらし寿司であった。

何ていうのかな、ネタの美味しさは最高なのだけれど、この昔風の江戸前のセンスをどう捉えれば良いのだろう、実は私は、でんぶ、好きではないのだ。(笑)
だから、でんぶみたいなものが好きでない私タイプの人は、もしかしたら、このお店で、ランチのお寿司を食べるときは、握りの方が良いかも。
次回は、握り寿司を食べてみたいと思っている。

近所にある同じ江戸前のお寿司屋さんと言っても、喜久鮨さんは、サラダ付きや煮物付きのちらし寿司であり、太助寿司さんは、昔ながらのちらし寿司一盛りに全てをかけ、生ものの美味しさに力を注いでいて、全然タイプが違うのだ。
両方に行って、その違いを楽しんでほしい。
by mw17mw | 2013-06-21 22:52 | 合羽橋の食と飲食店 | Comments(0)