合羽橋界隈-「太助寿司」でちらし寿司
2013年 06月 21日
道具街を挟んだ喜久鮨も食べてみたし、新しくできた和食屋さんでお刺身定食も食べたし、合羽橋道具街界隈で後残るは、太助寿司なのだ。(ちょっと離れた松葉寿司も行かなくてはね~)
今、改めて太助寿司の食べログの評価を見ると、3.12と点数が低いのでびっくり。
このお店は、ネタが良くて、我が近所の食通の人たちに贔屓されていたりして、当然点数が高いお店だと信じていた。
ただ、口コミ一つひとつの点数を見ると高いから、食べログの総合の評価は気にする必要のない、やはり、評判の良いお店だと思う。
表に貼ってあったポスター。
「だったら、ちらしを」というと、ランチのちらしには、2種類あって、1150円のものが1000円になったものと、700円のものがあるそうだ。
ま、どうせなら、千円のものを頼んでみた。
出てきたのが、こちら。
さすが、評判が良いだけあると思うくらいの、ネタの寝かせ方というか、熟成具合で大満足。
その点は「さすが!」と思うのだが、ちらし寿司全体としては、本当に昔のスタイルで、私が子供の頃、こういうちらし寿司が普通だったよねと思った。
トラディショナルスタイルの江戸前ちらし寿司?
何がそんなに昔風かというと、ピンクのでんぶが沢山入っていて、後、名前が良く分からないのだが、茶色いでんぶみたいなものも入っていて、かまぼこ一切れと沢庵も入っていた。
そういうものが4種類も入っているところが、私の子供の頃のお寿司を思い出させるセンスに感じた。
こうやって改めて昔風のちらし寿司に久々出くわしてみると、お寿司も色々進化していたり、時代によって変化しているのだとわかる。
太助寿司のちらしは、我が父とか伯母が食べたら、本当に喜ぶような感じのちらし寿司であった。
何ていうのかな、ネタの美味しさは最高なのだけれど、この昔風の江戸前のセンスをどう捉えれば良いのだろう、実は私は、でんぶ、好きではないのだ。(笑)
だから、でんぶみたいなものが好きでない私タイプの人は、もしかしたら、このお店で、ランチのお寿司を食べるときは、握りの方が良いかも。
次回は、握り寿司を食べてみたいと思っている。
近所にある同じ江戸前のお寿司屋さんと言っても、喜久鮨さんは、サラダ付きや煮物付きのちらし寿司であり、太助寿司さんは、昔ながらのちらし寿司一盛りに全てをかけ、生ものの美味しさに力を注いでいて、全然タイプが違うのだ。
両方に行って、その違いを楽しんでほしい。