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天性の「美味しい!状態に執着心」がある東京下町に棲息するおばさんのお料理・お菓子・道具・食材の他、散歩の記録を綴った日記です。by真凛馬


by mw17mw

天気晴れ晴れ 鳥越祭り2013

今年の鳥越祭りは、珍しく、土日とも良い天気で、盛況であった。

私は母他界後も、お祭りの時は、お休みを返上して営業していたが、色々な事情で、今年から、休むことに決めた。
が、毎年、注文してくれるところから2,3注文が来たので、それだけはこなし、お店のシャッターを上げなかった。
また、唯一お祭り好きの親戚であったK三さんも他界してしまい、もう、親戚が我が家に来てくれることがなくなってしまった。

こうなると、どうお祭りを過して良いか、良くわからないのだ。

私が生まれた時から去年まで、お祭りは、楽しむものではなく、そういう気持ちを抑えて、お店が忙しいのを手伝ったり、親戚が来てくれる用意するものであり、本当に幼い時を除いて、「お祭りを楽しむ姿勢」を肯定された経験がないので、それ以外、どう楽しんだらよいのか、良くわからないし、実際、普通の人が楽しむようにお祭りを楽しんでもそれを楽しいと思えるか良くわからない。(何だか、ワーカーホリックの人みたいね>自分、もしかして、鳥越祭りに関してはワーカーホリックかも)

ま、だから、お祭りの区域にいたり、他に出たり、適当に過ごした。
(それにしても、鳥越祭りの地域って、どうして、こんなに祭り好きがいるのだろうと思うくらい、異様に祭り好きが多い地域だと改めて思う。これは、鳥越の男たちの組織化がうまかったためと思う、そのうち、そこらへんのことをまとめたい)

でもね、お祭りは、楽しみた~い、楽しんじゃう、大好きだ!という人たちに支えられているって、つくづく思う。
素直に、お酒飲んで、酔っ払って、神輿担いで、友達とワイワイ騒げるから、鳥越祭りが好きという人が多ければ多いほど、良い祭りだと思う。

縁日とかは全然見なかったのだけれど、鳥越おかず横町に行ったら、港家という和菓子屋さんのかき氷を買うために長蛇の列ができていた、噂には聞いていたけれど、鳥越祭りの時の港家の行列は、お祭りの風物詩。
それは、まるで、港家さんのおばさんのワンマンショーで、ファンが並んでいるように見えた。
私は、とてもではないけれど、並ぶ気がしない、暑くて、かき氷が食べたかったのをぐっと堪えた。
反対を言えば、お祭りの時以外でも、港家さんに買いに行ける地域に住んでいることは幸せだと実感した。

下の画像は、梅雨の合間の今の季節にとてもきれいだった、ある家の植木。
家の前の植木って、今頃が一番きれい。
色とりどりの百合とアジサイが良く合う。
天気晴れ晴れ 鳥越祭り2013_d0063149_22373436.jpg

本社を追いかける気はなかったのだが、お昼ご飯を外に食べに行き、帰ってきたら、ちょうど家の近所に本社がいたので、パチリ。
やはり、きれいなお神輿。(私は鳥越祭りは苦手だけれど、鳥越本社は好き)
天気晴れ晴れ 鳥越祭り2013_d0063149_22385817.jpg

鳥越本社の行列の一番最後は、お馬に乗った宮司さん。
そのお馬の近くにいたので、お馬さんをパチリ、疲れているような、思いつめたような顔つきに見えて、ちょっとお祭りには不似合で悲しいな~。
朝6時頃から夜8時くらいまで歩くのだから、疲れるよね~、確かに。(笑)
天気晴れ晴れ 鳥越祭り2013_d0063149_22405290.jpg

最後、日が暮れて、家に帰ったら、お店の前に、空き缶・空き瓶が散乱していた。
殆どはうちで買ってくれたものではないけれど、最後捨てる場所がないから、閉まっている酒屋の前とは言えど、ちょうど良いと思われて、たくさん、置いて行かれてしまった。(ま~自販機営業しているから、空き缶用のごみ箱が置いてあるから仕方がないのだけれど)
でも、今年は、お店を開けなかったので、体力十分、それから、30分くらい整理してきれいにして、お祭りを終えた。

来年のお祭りも無事楽しい気持ちで迎えられますように。(私の場合、親戚も来ない、お店も開けないお祭りの第一歩は、そういう心構えだな)
by mw17mw | 2013-06-10 22:47 | 日常生活 | Comments(0)