大阪・神戸センチメンタル・ジャーニー-明石の「魚の棚」(うおんたな)

皆様は、UONTANAって、聞いたことがありますか?
魚の棚」と書いて、「ウオンタナ」と読む「明石にある魚市場」のことです。
私は、日本語のウオンタナを知る前に、アメリカ合衆国の州の一つである「モンタナ州(MONTANA)」という地名を先に知ってしまったので、初めて「ウオンタナ」を聞いたとき、アメリカのどこかの地名かと思ってしまいました。(笑)

では、明石の魚の棚に行った話をば---

西宮に住んでいた頃、東京から友人が来て、一緒に甲子園からフェリーに乗って淡路島まで行き、その後どうしたのか全然覚えていないのだけれど、結局、夕方に、明石行きのフェリーに乗って、本州に帰り、そこから山陽本線に乗って、家に戻ったことはあるのだ。
だから、今回明石に行くのは、初めてではないのだけれど、前回、夜で何も見えなかったので、実質、初めての明石かな?

旅行に行く前に、A子さんと計画を練っているときに、私から、「25年前に北野の異人館は見たので、今回は行きたくない。それより、観光客ではなく、地元民が行く市場なぞに行きたいね~」と話したところ、A子さんが色々調べてくれたのだ。
で、神戸市内には、東山という地元民向け市場があるらしいのだが、私たちが泊まったホテルからだとアクセスが良くなく、行き難いので、距離的には遠いけれど、明石まで行ってしまった方が楽ではという結論に達したとのこと。

A子さんは、神戸在住のとき、自家用車で、家族全員でお刺身を買いがてら明石までドライブしたことがあるとのことで、明石に詳しく、色々案内してくれた。

神戸線と言おうか、山陽本線は、新快速・快速とか急行、普通なぞがあるけれど、新快速は、15分に一本出ていて、しかも、三宮の次に神戸駅に停まった後、明石駅までノンストップなので、急行料金も不要でたった15分で着くのだ。(三宮→明石が380円で、明石→神戸が290円だったかな?)

で、結論から言うと、「行って良かった~、最高!」

d0063149_11355583.jpgまず、三宮から新快速に乗ったのだけれど、その後、電車の外を流れる、神戸駅とか兵庫駅という、よそ者からすると「?」と思う駅名を見ていると、程なく、郊外というか、工場もないきれいな海外線の地域を走ることになり、砂浜とか松林、海が見えてきて素敵、たぶん、須磨公園とかそういうところだと思うのだが、窓から眺める景色がとてもきれい。
これだけで、新快速に乗ってよかったと思ってしまう。

そして、明石駅に着き、駅のホームから山側を見ると、電線が邪魔ではあるが、明石公園の緑に明石城が見えて、とても素敵。
そちらに惹かれつつも、やはり、魚がありそうな海側に行ってしまう。
駅を降りて、明石銀座という通りを海のほうに歩くと、とある路地に、野菜の露店を発見。
「こういうお店、今回の旅行で見てない、初めて」なんて思って、そちらに曲がったら、そこが「魚の棚(うぉんたな)」であった。
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魚の棚は、距離にして350mくらいの一直線の高いアーケードで天井を囲った商店街であった。
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本当に面白い、生き生きした魚中心の商店街であった!
何と言っても、漁港がすぐそこで、産地と売り場が直結していて、ピンピン跳ねている魚を並べて売っているのだ。
漁港直結の魚市場は、最強!

もちろん、瀬戸内海で獲れる魚ばかりが主なので、まぐろとかいくら・鮭の切り身は多少はいたけれど、圧倒的に少なかった。
明石といえば、たことのことで、たこは色々な類が沢山いた。
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たこの立場から言えば、明石は大量受難の地。(笑)
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これは、下に卵の箱の中身が散らかっているから、明石焼き屋さんの前で、明石焼きに入れるたこを干しているのかな?
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逃げ出そうとしているたこさんを発見。でも、たこの大きさに比して、棲家の海までは遠いので、無事帰るのは無理かな?
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このバリンと焼いた焼きアナゴを見ると、兵庫に来たという感じがする。最初わからなかったのだが、このようにただ「焼きアナゴ」と書いてある安い価格のものは、韓国産、明石産や国産はちゃんと表記してあるが高い。
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商店街は魚屋さんばかりではなく、明石焼き屋さんや揚げ物などのファーストフードのお店も沢山あった。
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明石の魚の棚は、朝釣れた魚だけではなく、「昼網」と言って、朝獲れた魚を港に下ろし、再度出港して獲ってきた魚も並べるそうで、12時頃でも、かご皿の上でお魚が跳ねている。
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これは、今まで見たことのない開き方をした魚の干物。魚の頭というか顔には一切切れ目を入れずに、背中に包丁を入れて開いたもの
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まだまだ載せようと思ったら、画像はいくらでもあるのだが、ここらへんにして、私のおみやげをご紹介。
一番左は、「はもの皮」300円で安かったのでつい買ってしまったが、買った後で聞いたら、韓国産なのだって、「ま、いいか」である。
次に「明石産焼きアナゴ」、林喜(はやき)さんという焼きアナゴの専門店で、アナゴをじっと見ていたら、明石産はたいてい相当高いのだが、安いものがあったのだ。
聞いてみると、大きさが不揃いのものとのこと、そういうのが大好きな私は3尾で1300円だったか、安かったのでお買い上げ。また、アナゴを買った人には、サービスで、焼いたアナゴの頭をくれるというので、喜んでもらってきた。(次の日、寒かったので、鍋焼きうどんに入れて使った。)
最後は、売り子のおばさんの「かにや海老を食べた赤腹のじゃこ、安くしておくよ」とのことで、100g450円のところ、300g買うと千円とのことだったので、ちょうど、じゃこが切れていたので、買ってしまった。荷物になるというのにね~、価格的には、築地とそんなに変わらないような気が...。
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これが赤腹と言われていたじゃこのアップ、ま、この程度赤いものは築地でも手に入る気がする...。
味見してみて、そんなに美味しいと思ったわけではないのだけれど、結局、ムードで買ってしまったのかな?
私の友人は、ちょうど季節だったので、いかなごの佃煮を探して買っていた。
私は、いかなごより、ちりめん山椒とか、大阪のえびすめとか、そちらの方が好きなので、いかなごは買わなかった。
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by mw17mw | 2013-04-24 15:34 | 東京以外の遠出・温泉 | Comments(0)