浅草橋界隈-「ストーン」の焼きカレー
2013年 02月 09日
このお店は、時々、テレビに取り上げられ、しかも、飲食店のランク付けで高い評価をされることが多く、とても興味があった。
しかし、テレビで取り上げられたばかりの時は、お店が混むので、近寄らないと、そのうち、ストーンに行きたかったことを忘れてしまうということが続いていて、まだ、行ったことがなかったのだ。
お店は、外側から見ると、古めかしいが、中に入ると、中は改装が行われたのか、新しい感じだし、感じが良い作りであった。
ランチのメニューは、名物の「焼きカレー」の他「焼きスパゲティ」「焼きカレースパゲティ」「焼きやきそば」なぞもあるようだが、初心者としては、やはり「焼きカレー」をチョイス。
「ご飯少なめタイプ」を聞いたら、「ある」とのことで、それにした。
で、出て来たのが、下記画像。
まずは、サラダが出て来たのだが、ドレッシングが酸味の立ったタイプで、フレンチのレストランぽいと思いながら、壁を見ると、このお店を特集した10年前の新聞記事が貼られており、それを見ると、このお店のシェフは、「フレンチで6年、イタリアンで2年、和食割烹で1年、中華を3か月」学んだ後、このお店を開いたのだそうだ。
(何だか、ドレッシングの酸味で、ここのシェフはフレンチ出身なのだとわかった。)
で、焼きカレーなのだが、カレードリアとどこが違うのかという観点で、解説すると、カレーが見かけよりサラサラしていて、量が多い。
勿論、ご飯少なめに頼んだこともあるのだろうが、白いご飯が底の方にあって、その上に大量のサラサラカレーがかかっている感じ。
その上に、生卵を沈めて、ソーセージ、ブロッコリー・ニンジンを並べ、チーズをかけて、オーブンで焼いた感じ。
だから、カレードリアというより、普通のカレーを深い容器に盛って、オーブンで焼いた感じ。
ストーンのカレーなのだが、みかけ、レトルトカレーとか、メーカーのカレールーを使ったようなイメージのカレーなのだが、味はちゃんとシェフが手間暇かけて作ったという味がした。
ただ、やはり、フレンチ出身の方のカレーとのことで、私は良くはわからないが、インドカレーっぽくないような気がした。
欧風カレーっぽいかと言われても、欧風カレーは余り食べたことがないので、何とも言えない。
丁寧に作ってあるカレーだが、このカレーの味が好みかどうかで、この焼きカレーが病みつきになるかが決まると思う。
私は、だめということはないけれど、味が余り印象に残らなかった、その点、残念。
ただ、雪が舞いそうな寒いお昼のランチとして、このオーブンから出て来たばかりの熱々の焼きカレーは魅力的であった。
サラダと焼きカレーにドリンク(コーヒーか紅茶)で、800円。