本郷の鰹節屋さん-鵜飼商店

d0063149_2221535.jpgフローリストKTの餃子定食には、勿論お味噌汁がついていた。
飲んでいる時、全然違和感を感じず、美味しいかつお出汁のお味噌汁と思っていたのだが、最後になると、底に、削り粉が相当残っていたので、「出汁を引かずに、お水に削り粉を入れていた」ことがわかった。

そのことを、花屋さんのマダムに聞くと、「ほら、お店の前のかつお節屋さんで、2種類買って来て、混ぜて使っているのよ、美味しいでしょう?」とのこと。
へ?店の前のかつお節屋?思わず、外を見たのだけれど、道路を挟んで反対側にかつお節屋さんは見えなかった。

食べ終わって、会計を済ませた後、マダムは、先頭を切って、向かい側のかつお節屋さんに連れて行ってくれた。
そのお店は、道路よりちょっと奥まったところに建っており、外から見て、そのお店が「鰹節問屋さん」だとわかるのは、お店の右端にぶら下げられた古い藍色の前掛けに小さく白抜きで印刷してある文字だけ。
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これでは、ふらっと歩いても、このお店がかつお節専門店だとわかるわけがない。(笑)
その地味なかつお節屋さんの名前は、「鵜飼商店」。

中に入ると、色々な商品が並んでいたが、ぱっと見た感じ、かつお節ばかりで、さば節とかアジ節なぞはないように見えた。(ま、ゆっくり見ていないのでわからないが)
他、昆布や煮干しはあるみたい。
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で、花屋のマダムが、「うちの使っているのはこの粉とこの粉」と選んでくれたので、それらを買って来たが、まだ使っていない。
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ベージュ色の粉は、450円で、茶色いゴツゴツした粗い粉が200円。
多分、ベージュ色は、かびがついていない荒節タイプで、茶色い粗いものは、本枯れ節?

花屋さんのお味噌汁は、粉を使っているのに、飲んでいて、粉が藻のように幕を作らないで、ごく普通の出汁と同じような感じだったけれど、これは、多分、ゴツゴツして、重くてすぐに沈む本枯れ節の粉を入れることで、藻になりやすい細かい粗節の粉を少なめにすることができたからだと思う。
こういう使い方ができれば、とてもリーズナブル&合理的だと思う。

こんなかつお節屋さんが本郷にあったなんて、全然知らなかった。
家に帰ってから、検索してみたら、このお店は、青物市場が秋葉原にあったとき、外神田(秋葉原駅界隈)にあったのが、本郷に移転して来た古いお店のようだ。
検索すると、色々なブログに取り上げられ、(「最後の晩餐にはまだ早い」、「キャミが酒と戯れて(酒キャミ)」、「丹沢のちF1時々CYCLE SPORTS」、「ひょっとして、やまちゃんは道楽者!??」、「いのししの台所」)、結構色々な人に愛されているお店であることがわかる。

これらを総合すると、このお店は、料亭や料理屋さんへ卸すことをメインとしながら、個人客への販売を行っている古くからの老舗のよう。

偶然とは言え、すごく良いお店を知ってしまったと喜んでいる。
今度はゆっくり見に行きたい。

本郷界隈が近い方にお奨め。
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by mw17mw | 2012-12-23 22:24 | 食材・食材のお店 | Comments(0)