本郷界隈-「蕎麦切 森の」 初回

春日から本郷・湯島界隈、最近良く歩いているのだが、新たに発見して、行きたいお店が目白押し中。

以前は、春日通りから西片・白山方面でお店を探していたが、結局、春日通りより南側、水道橋やお茶の水に近い地域の方が、私が興味を持てるお店が多いような気がして来た。(多分、JRの駅に近い住宅地の方が都心でお店が多いからかも知れない。西片・白山は余りに住宅地なのかも)

土曜日は、そんな一軒、本郷の壱岐坂通りが本郷通りにぶつかる手前にある「蕎麦切 森の」に行ってみた。
私は行ったことはないのだけれど、松翁という有名なお蕎麦屋さんで修業された方が開いたお店で、評判が良いらしい。
先日前を歩いた時には、数人お店の前に並んでいたが、先週の土曜日は空いていて、店内に入っても、二組くらいしかお客がいなかった。
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中は、白木主体の内装で、明るく、お蕎麦屋さんとしてはモダンな店内であった。
全席で14人くらいのキャパかな?
基本、ご夫婦で切り盛りされているようだが、途中、外から帰って来たどちらかのお母さんらしき人が「いらっしゃいませ」とあいさつされていたから、この方も時には手伝うのかも知れない。

このお店は、桃猫さんによるときしめんが美味しいらしくて、きしめんにそそられたが、ぱっとメニューを見た時きしめんが見当たらなかったので、やはり、基本、蕎麦のお店だから、初回はお蕎麦、それも冷たいものを食べることにした。
ざるでも良かったのだけれど、普通の細切りと田舎そばの「二色もり」があったので、これに決めた。
このお店、蕎麦つゆは、関東風と関西風のどちらかをチョイスしなくてはならない。
関西風の蕎麦つゆというのは、関西にいた時、私が違和感を持ったあのつけつゆかと、味が想像できたので、私にとって、ストレスや違和感がの少ないであろうと予想できる関東風を選んだ。

しかし、メニューを見ると、牡蠣そばもあるし、車海老天ざるとか、ふぐの天ざるとか、食べたら美味しいだろうなと思うものがあったし、注文をしてから、きしめんを発見、きしめんと並みそばの「きしめおと」というセットがあって、余程、それに変更してしまおうかと思ったが、我慢、我慢、また来れば良いだけなのだからと思った。

私の横の席のカップルが、ふぐの天ざるを食べている最中で、このお店は、天ぷらを一品ひとしな、揚げ立てを調理場から客席にご店主が運んで出すシステムみたいで、私がお蕎麦を待っている間、「ふぐの天ぷらです」とか「松茸です」「ふぐの白子です」と美味しそうな天ぷらが運ばれて来て、羨ましかった。(笑)(他、茄子やさつまいももあったが)←ふぐ、白子で、ショックを受けていたところに、松茸でノックアウトされた。

どうも、このお店は、最初に、ざるそばが運ばれてきて、それを食べながら、運ばれてくる揚げ立ての天ぷらを食べるやり方のよう。
いいな~、ふぐだ、白子だ、松茸だ、わ、食べたいと、心の底から思ってしまった。(笑)
お値段も、私が取った二色盛りが1050円で、ふぐの天ざるは1750円だもの、それだったら、ふぐの天ざるは安いと思ったのだ。

で、次回、食べたいなと思いながら、そうだ、私は、ざるそばと天ぷらを一緒に食べるのが嫌いだったことを思い出した。
天ざるを取ると、先に、お蕎麦を全て食べてしまって、その後、天ぷらを食べるタイプなのだ。
(あくまでこの食べ方は、お酒なしのランチとして天ざるを食べる時の食べ方であり、お酒がある場合は、先に天ぷら、後におそばになります。要は、天ぷらを食べながら、冷たいざるそばを同時に食べるのが好きではないということ)
この食べ方は、嫌がられるかなと、ちょっと躊躇している。(ま、「変わっている」と思われるくらいだとは思うのだが)

天ぷらを食べながら、ざるそばを食べるのが、美味しいのかな?粋で正当なのかな?(温かい天ぷらそばだったら、一緒に食べるのだけれど)

牡蠣そばも、このお店なら、殆ど生のもので出してくれそうな気がしたが、牡蠣は、今の季節まだ小振りだと思うから、もっと寒くなってから、このお店で食べたいと思った。

そんなことを考えていたら、出て来たのが下の画像。
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ビジュアル的にとてもきれいで可愛い盛り付け。
やはり、こういう場合、繊細な普通の細切りからだと思って、何もつけないで味わい、蕎麦つゆを少しつけて食べてみた。
普通に美味しい手打ちのお蕎麦?
次に、田舎そばを食べてみると、蕎麦の香りや味が強く、こちらの方が美味しいように感じたけれど、これは致し方ないかも知れない、そもそも味を強く出すように玄蕎麦の実を挽いたものだから。

関東風の蕎麦つゆは、辛汁というか、甘さを殆ど感じない汁で、とても長い間寝かせていたのか、とても、地味な渋い(渋みがあるということではなくて)汁であった。(華やかさ0で、あくまで蕎麦の味を引き立たせたいという配慮の蕎麦つゆだと思う。)

そして、残り二盛りは、蕎麦つゆに、薬味のわさび・長ねぎ・大根おろしを入れ、食べたら、細切りそばの味がとても生きた。
田舎そばは、薬味が入ろうが入っていなかろうが、一定の味。

頃合いを見計らって、鉄瓶に入った蕎麦湯が運ばれてきたが、蕎麦湯が熱々どろどろでとても良かった。

美味しくいただいて出て来て、帰り路、色々考えたが、二色盛りという食べ方は良くないと思った。
やはり、田舎そばが強過ぎるから、どうしても、普通の細切りが負けてしまう。
細切りは細切りだけで食べないと、細切りが可哀想だと思った。

値段が高い、こだわりのお蕎麦屋さんとして、どのくらい気に入ったかというと、中の上か、中の中かな?
(そば通ではない私の評価なので、気にしないでください)
理由は、細切りは普通に美味しかったけれど、ピンと来るものがなかったことと、蕎麦つゆが余りに地味だったことだと思う。

でも、店内が明るくて開放的な雰囲気だし、お店の人たちも感じが良いし、天ぷらは天ぷら屋さんのように、一品ひとしな揚げ立てを出してくれるし、デートとか、両親を連れて来てあげたら、喜ばれるお店だと思う。
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by mw17mw | 2012-11-11 22:48 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)