上野界隈-上野の藪「きしめん」

d0063149_18375212.jpg先日、台東区の広報を見たら、「まちづくり下町塾」という講座の募集があり、無料だし開講が日曜日だったので応募したら、受講できることになり、先週の日曜日の午前中から、参加させてもらっている。
6回コースで、うち5回は、台東区役所の10階で行われる。
で、右の写真は、台東区役所の10階から秋葉原方面を写したもの。
大手町から始まって、秋葉原の再開発が終わってみると、立派な高層ビルがどんどん台東区に押し寄せていて、現在は壁のようであることがわかる。
いつか、台東区も飲みこまれて、高層ビル地域になってしまうのだろうか?

という話がしたかったわけではなく、1回目はちょっとねという内容であったが、昨日の2回目の講座はとても良かった。
吉川真嗣さんという「新潟県村上市」の結果的に町おこしを行なった方が講師で、肩書きは、「国土交通省認定観光カリスマ」、その体験談を話してくれた。
内容は、その方のこのページに書いてあることと同じなのだが、ご本人の口から聞くと、迫力があった。
このページの方が短くまとまっているので、お時間のない方はそちらを読んでください)

(私は、この方のこと、まるで知らなかったばかりか、新潟村上市が個人の町おこしで再生したというか、人気の観光地になったということさえ知らなかった。この方は、内閣総理大臣賞までもらい、相当有名な方らしい。)

面白いのは、この方の町おこしは、一企業の常務が、村上市とか商工会議所とは無関係に始めたものであること。(だから、今、新潟県村上市で検索すると、出て来た観光協会のページには、この吉川さんたちが作り上げたお祭などが載っていないのだ。)

こういう町おこしの中心になる方のお話しと言うのは、町おこしだから、何か特別のノウハウがあるということはなく、考え方や発想が、松下幸之助さんとか、本田宗一郎さんとか、天命を知った創業者の社長と相通ずるところが多くて、とても面白く、参考になった。
やはり、何でもいい、「これが世間の役に立つ、どうにかしなくては」という信念」が大切。
もし、この方の講演を聞く機会があったら、是非、聞かれることをお奨めする。

ということで、この講座は、12時に終わるので、上野界隈でご飯を食べることにしている。

第一回目は、桃猫さんご推薦の「上野の藪のきしめん」
上野の藪は、ずっとずっと昔一度か二度か行ったことがあるのだが、そんなに気に入らなかった。
席が狭いし、御三家に比べて、カレーそばがあったり、種物の種類が多かったりで、値段が高い割に、所謂「老舗」で食べたという満足感がなかったからかも知れない。(味やお蕎麦の質については忘れた)

これがメニュー。
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天せいろうや鴨せいろうが1900円、鍋焼きうどんが2300円、きっと、材料が全て上質で美味しいのだろうなと思う。(季節物の松茸そばやうどんも2180円)
ま、私が注文するのは、千円以下のものかな?

迷わず、きしめんの温かいものを頼んで出て来たのは、下記の画像。
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きしめんの上には、ふっくらとちょうど良い濃さに煮た油揚げ半分が3枚と、かつお節が沢山乗っていた。
きしめん自体は、本当にレース地のように均等に薄く、同じ太さ(巾広)に切ってあって、これが、手打ちだと聞くと、「芸術的」と言えるような熟練の技だと思った。
汁は白醤油ベースで、これも美味しい。

私自体、最後にきしめんを食べたのがいつだったか思い出せないくらい、食べていないから、他のきしめんと比べてどうかとかは全然わからない。(だいたい、きしめんとひもかわの区別がつかない。でも、きっと名古屋風のひもかわが「きしめん」と呼ばれるものだと思う。だったら、どういうひもかわが「名古屋風」なのというと、これまた、良くわからない。)

でも、この上野の藪のきしめんのように、ごく薄く伸ばして、均等に切るのは、素人が考えると、蕎麦打ちより難しいように見える。
確か、上野の藪の二階には、蕎麦打ちコーナーがあって、時間によっては、実際の蕎麦打ちを見ることができたと記憶している。
このきしめん打ち、見てみたいと思う。

また、今まで私の頭の中には、「きしめんを食べる」ということが入っていなかったが、今後は、きしめんに対するアンテナができて、街を歩いていて、きしめんがあったら、その形状に興味を持ち、場合によっては、注文すると思う。
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by mw17mw | 2012-11-05 18:58 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

Commented by 桃猫 at 2012-11-06 00:13 x
今夏、名古屋にて、きしめんに限らず、所謂、いくつかの名古屋らしい本場もの食べましたが、、、結果、どれもイマイチ、すなわち、東京のほうが断然、名古屋風のものが旨いのです。東京に居て舌が肥えてしまった以上、名古屋のユルさは耐えられないものがあります。なにが本当より、東京での旨さが、きっとすべての見本です。そう確信した夏です(笑)
Commented by mw17mw at 2012-11-06 18:49
>桃猫さん
芸術的なきしめんをご紹介いただき、有難うございました。

そうなのですか、名古屋のきしめんはユルいのですね、なるほど。
それは有り得ると思いますし、それも体感してみたいですね。

まずは、私は東京の桃猫さんご推薦のきしめんを色々食べてみたいと思いますが、時間がかかると思います。