つがるリンゴが好き
2012年 10月 03日
私たちを清里に連れて行ってくれた時、清里はつがるリンゴの産地であり、その時が旬とのことで、おばさんは、清里でつがるリンゴを求めたが、時間が遅かったせいで、既に売り切れで買えず、おばさんはとてもがっかりしていた。
つがるリンゴは晩い夏から出回り、寒くなるまでの間のものらしい。
冬に出回るリンゴと比べものにならない程、甘くとても美味しいとおばさんが言っていた。
そのことがとても印象に残ったので、私も東京に帰ってから、つがるリンゴを買ってみた。
(リンゴって、今まで、秋深くとか冬になってから食べる果物と思っていたから、今まで食べたことがなかったかも知れない。)
で、「つがるリンゴ」という名前はそれまで聞いたことがなかったけれど、「サンつがる」というリンゴはスーパーで見たことがあることを思い出した。
調べてみたら、つがるリンゴもサンつがるも、このページによると、「紅玉とゴールデンデリシャスをかけ合わせたもの」なのだそうだ。(私はてっきり、つがるに何かをかけ合わせてサンつがるになったのかと想像していた。)
つがるが、袋をかぶせて育てるのに対して、サンつがるは袋を被せないで育てたものとのこと。(但し、「サンつがる」という名称は、長野県産無袋栽培の登録商標とのことだから、長野産しか名乗れないようだ。)
サンつがるも食べてみたが、ほんのちょっと甘味が強くなってしまい、つがる程爽やかでない気がした。(なんちゃって、ブラインドテストされたら、正解が出せるとは思わないけれど)
同じ親から生まれた姉妹ながら、つがるが、家の奥深く、表に出ることもなく大切に育てられた深窓の令嬢とすると、サンつがるは、畑で、陽を浴びながら伸び伸び育った元気娘という感じかな?
つがる、まだ、ちょくちょくスーパーや多慶屋で見るので、買って来て、毎日夕飯代わりに、皮ごと1/2個ずつ食べているけれど、飽きない美味しさ。(多慶屋で4つ398円)
多分、出回らなくなるまで食べ続けると思う。(冷やして食べた方が美味しい。)