魚焼きホイルでサンマを焼いてみた
2012年 09月 26日
条件は、前回と同じで、蓋をして5分焼いて、ひっくり返して4分、最後、蓋を取って1分くらい。
(勿論、蓋をきっちり閉めていれば、この場合も、煙は出なかった。)
で、焼き上がった時、一番大きな違いは、サンマから出る脂の量と、ホイルが全然焦げていないこと。
焼き上がったサンマから脂が全然出ていないわけではなく、多少出ていたが、クッキングシートに比べたら、殆ど出ていないも同然の量。(画像は、ティッシュ2枚で鍋底に出た脂を吸わせた後のもの)
また、ホイルには全然焦げがつかなかったけれど、サンマには焼け焦げが付いていた。
食べてみると、一番の違いは、ホイルを敷いて焼いた方が、皮が軟らかいこと。
ホットクッキングシートで焼いた方が、七輪の炭火で焼いた時のように、皮がバリっと焼けるけれど、それに比べたら、魚焼きグリルの方は、皮が軟らかく焼けるのだ。(勿論火は十分通っているが)
それが決して不味いわけではなく、普通に美味しいのだけれど、私の場合、皮がバリっと焼けているサンマに慣れているので、何となく、サンマの柔らかい皮は違和感を感じる。
この違いは何だろうなと思うと、多分、普通の紙(グラシン紙)をシリコン加工しているか、アルミ箔にシリコン加工しているかの違いだと思う。
その点、ホットクッキングシートの方が、下から当てられた熱をそのままダイレクトに通すみたいで、サンマに高温が当たるのではないかと思う。(だから、クッキングシートも焦げるし、サンマから脂が大量に溶け出る。)
そうなのだ、比較の問題なのだけれど、魚焼きホイルは低温で、ホッとクッキングシートは高温で焼く道具なのだ。
サンマに関しては、私としては、ホットクッキングシートで高温で焼いて、脂を出し切って皮もバリッと焼けている方が好みかな?
ま、この2つのシート、要は使い様で、両方とも価値があると思う。
高温で焼きたい場合は、ホットクッキングシートを使い、じわっと火を通したい場合は、魚焼きホイルが良いのではないかと思う。(今度、魚焼きホイルをオーブンに敷いて、お餅を焼いてみたい)
脂を出してしまいたい脂っこい食品の焼き物は、ホットクッキングシートで、脂が殆どない目玉焼きとかお餅とか焼きおにぎりには、魚焼きホイルが向いているのではないかと思うのだ。(その方向で使いこなしてみるつもり)
但し、ホットクッキングシートの説明を読むと、「耐熱温度が250℃20分」と書いてあるし、調理例の写真を見ると、焼き物はない、と思ったが、ホットプレートで使う写真があった。
ま~、だからというわけではないが、フライパンで使う場合は、何度で焼いているか良くわからないし、焼きながらの十分の注意が必要だと思う。(少なくとも、シートがオーブンやフライパンの蓋からはみ出ないようにして使わねば)
魚焼きホイルの方は、耐熱温度に関する注意書きはないよう。
ご足労お掛けしてしまったみたいで、申し訳けない気持ちです。
家の近所のダ○ソーでも在庫がないか確認してみます!
クッキングシートの比較の記事も興味深く読ませていただきました。
ヘルシー感は素敵ですが、油がでてしまうと秋刀魚の身はパサパサしませんか?
ちょっと気になりました。
ダイソーって、長年付き合っていて、会社の姿勢として、在庫がなくなってもすぐ次の生産をしない会社のような気がします。(きっとこちらが忘れた頃に、再生産するような気がします。)
サンマのバサバサ感とか、皮のバリバリ感というのは、どちらのタイプを食べ慣れているかということに繋がるような気がします。
「くっつかない魚焼きホイル」で焼いたしっとりしたものに馴れている方は、ホットクッキングシートで焼いたものは、バサバサしていると感じるのではないかと思います。
私のように、今までも、煙もうもう立てて焼いたサンマに馴れている人は、しっとりした焼き上がりに違和感を感じますし、ここらへんは難しい問題です。
要は、好みだと思います。
次回はホットクッキングシートで焼いてみますので、バサバサかどうか良く味わってみたいと思います。
それにしても、nonさんには、良い物を教えていただき、本当に有難うございました、一つ知識が増えて嬉しいです。