浅草橋界隈-線路下の「ピッツェリア ゑんぞ」
2012年 09月 27日
ラッキーなことに、お店に着いて数分で、席が二つ空いて、入ることができた。
このお店は、若くて大柄な男性と女性、ご夫婦かどうかはわからないが、2人で営業しているようだ。
席数は、20~25くらい?
浅草橋東口を出て、総武線の浅草側のガード下を秋葉原方面にちょっと行ったところにあるが、ガード下を突き抜けたお店で、両サイドに出入り口とか、窓があるので、開放感があって、素敵。(通常は、浅草側から出入りするよう)
入って左側がカウンターと調理場、調理場の奥には、水色のタイルで装飾された大きなピザ用の石釜が見える。
何でも、この石窯は、日本製で熱源はガスなのだそうだ。(きっと、ガード下だから、薪の石窯は許されなかったのかな?)
ピザを入れるところを口として、その上に、目らしきものを配置した漫画チックなところが、いかにも日本人がデザインしそうな感じ。
食べログによると、この窯は500度でピザを焼くことができるよう。
ピザのメニューは下記の通りだが、他に前菜やパスタメニューもあった。
(この大きさだったら、一人で来ても、持てあますことなく食べられそう。)
美味しそうなものが沢山で、窯焼きポテトに惹かれたり、カルツォーネという包み焼きタイプのピザにも惹かれたが、今回は初回だし、私の誘いに快く乗ってくれて、しかも、ピザパイに詳しいcawa-jさんに選んでもらった。
下の画像は、「ガンベレッティ」というトマトソースベースで、海老とガーリックやチーズを乗せて焼いた上に、生のハーブを乗せたもの。(生地の厚さから、ナポリピザであることがわかる。)
そして、そこに、ルッコラとかバジルが絡むから、最高に美味しかった。
また、カウンターにおいてあった「ペペロンチーノオイル」という唐辛子を漬けたオリーブオイルをかけると、また違った味になって、とても美味しかった。
ペコリーノチーズとローズマリーの「ビアンカ」と、前菜のトマトとアンチョビのサラダ。(このお店、とても良いお店だったけれど、一点、このサラダとピザを一度に出したところだけ、ちょっとね...と思ってしまった。)
うわ~、満足、満足。
そして、デザートは、「自家製フルーツとワインのソルベ」「窯焼きバナナ ジェラート添え」
自家製フルーツとワインのソルベには、5mm程度の角切りのフルーツが沢山入っていて、それが結構固めであった。
後で聞いたら、いちじくだけは乾燥したものだけれど、他は、サングリアを作る時に使った果物を使っているそう。
私は味がどうのこうの言う前に、「良く噛まないと食べられないデザート」が好きでないみたいで、このデザートはcawa-jさんに殆ど食べてもらった。(今まで良く噛まないと食べられないデザートって、食べたことがなかったことに気付いた。)
窯焼きバナナは、皮ごと窯に入れて焼いたバナナがジェラートと合っていて、とろけるようだし、こちらはとても美味しかった。
ということで、多少のことはあったけれど、このお店も大満足。
是非また行きたいけれど、夜しか営業していないし、今度はいつになるかな~~。
そして、このお店、お客さんがお店を出る時に、明るい表情で、お店の人に「美味しかった~」と言い残して出て行くことが多くて、何だか、それがとても印象的だった。
お店の人たちはものすごく忙しそうだし、別に乱暴ではないけれど、そんなにかまってくれないのだけれど、このお店にいて、焼き立てのピザを食べるだけで、とても、気分が明るくなり、且つ、美味しいピザで身も心も満たされるのかなと思った、何だか、気分がとても良いお店であった。
私も、一時間以上待たされたけれど、頑張って待っていて、良かった!という感じ。
そして、私たちが行った金曜日はとても混んでいて、私たちが入れたのが9時過ぎくらいで、周囲を見ていたら、9時半くらいになってようやく、席が空きだし、ふらっと訪れた人が入れるようになっていた。(一人で9時過ぎに来てピザを食べるなんて、ダイエット上、絶対考えられないし)
それで、昨晩、お店を閉めた後、他の用もあって、浅草橋方面に自転車で行ったついでに、このお店の様子を見に行ってみた。
そうしたら、8時過ぎで、カウンターの席が2つくらい空いている混み方であった、まだ、平日なら、そんなに混んでいないかも。
それと、このお店、一つ気になることがあるのだ。
というのは、行く機会がなかったから、はっきりしないのだけれど、このお店、洗面所があるのかどうかが不明なこと。
昨晩、外から見た感じでも、洗面所がないような気がするのだ。
行ってみたい方は、是非、お店に入る前にお店の人にこのことを確認してみてください。
この晩は、浅草橋に新しいセンスの素敵なお店に二軒も行けて、幸せであった。