鴬谷と西日暮里の間の橋やトンネル1/2-諏方坂ガード発見
2012年 08月 23日
記事を補筆しましたので、詳しくは、そちらを読んでください。
---本題です---
最近、暑いから、何か新しいテーマを考えつかないと、休みの日に、中々散歩しようという意欲が湧かない。
そうすると、体重が落ちないので、新しいテーマを一生懸命考えることになる。
今まで何度か上野の山の谷中の墓地を歩いていて、実は、上野台地と根岸なぞの低地を結ぶ橋があるのではないかと感じていたので、それを探そうと思いついた。
(そうすると、今まで何度も行って飽きていた谷中墓地に出かけようという気になる。)
というのは、ずっと以前、林家こぶ平さんに谷中の墓地で会ったことがあるし、お父さんの林家三平さんも、健康のために、谷中の墓地に良く、散歩かランニングに来ていたと聞いたことがあったからなのだ。
絶対、根岸と谷中墓地を結ぶ通路がどこかにあるに違いないと踏んだ。
私は、家から一番近い山手線の駅が御徒町であるせいか、私が知っていることは、新橋くらいから上野駅までは、線路は高架線なので(新橋から高架ではないと思うが、私が詳しいのは新橋からということで)、所々に人と自動車両方が通れるガード下の道路があること、それから先は、電車は地べたを走ることになり、人と車が線路を横切るのに、上野駅より北側は、それぞれの駅に垂直に台地と低地を結ぶ大きな道が通っている他、上野駅北側に両大師橋、鴬谷駅の北側に問い通りの寛永寺陸橋があることくらい。
ま~、以下の話しは、地元の人からしたら、当たり前の話だし、遠くの人は興味があるかどうかわからないが、書いておこう。
で、一回目は、7月末に出かけ、芋坂跨線橋(こせんきょう)を見つけた後、日暮里駅構内を通る跨線橋もあることを発見、また、諏方神社の崖の階段を下りて行くと、トンネルがあり、どうも、上野台地から下町の低地に抜けられそうなことがわかった。(跨線橋というのは、漢字の通りで、「線路をまたぐ橋」なんだって、私は初めて聞く言葉であった。)
全部、自動車は通れないような人と自転車だけが通れるものか、もしくは、人だけ通れるものであった。
二回目は、この前の日曜日、今回は、前回見逃した谷中墓地から続く「御隠殿坂」という橋を見つけ、諏方神社のトンネルをくぐって、下町の方に行ってみようとプランを立てた。
体重を落とすため、上野駅前歩道橋の手前から歩き始め、谷中墓地までの間、道路に立っている近隣の地図を確認したが、二種類あるみたいだ。
まず、観光案内用の地図には、線路をまたぐ橋なぞは省略されていて表示されていない。
住居地図や墓地の案内図のような地図には、跨線橋が表示されている。
諏方神社に到着。
(余談になるが、谷中・千駄木界隈で、一番、夏涼しいのは諏方神社ではないかと思う。
何せ、崖っぷちなので、自然の涼しい風が通り抜けるし、高い木々が沢山あるので、その長い枝と葉が境内中を覆っていて、殆ど、直射日光が差し込まないのだ。)
諏方神社の崖っぷちの部分の真ん中あたりの階段は、くの字に曲がっていて、前回は途中までしか行かなかったので、今回は、全部下りてみたら、右のようなプレートが貼ってあって、このトンネルの名前は、「諏方坂ガード」という名称だとわかった。
しかし、このトンネルに至る階段は、自転車を滑らせるスロープがないのに、無理矢理自転車で上がってしまう人がいるのだろうか?(言われてみれば、諏方神社の入り口で、結構スピードを出して走って来る自転車とすれ違ったが、あれは、きっとトンネルを通って、階段を無理矢理上がって来た自転車に違いない)
で、トンネルに入ってみると、薄暗い電気がついた地下道で、やはり、くの字に曲がっていた。
距離は短くて、すぐ向こう側の出口が見え、沢山の自転車が置いてあった、西日暮里駅の駐輪場のようであった。
トンネルを出ると、そこは、ただの静かな町であった。
ふ~ん、今まで、上野から先は、線路に遮られていて、山手線の中と外と行き来がし難いのかと思っていたのだが、そんなことはなかった。
思いもかけずに、人と自転車が行き来できる通路が沢山あったことが新発見。
(自動車が行き来する通路は、駅ごとにしかないけれど、上野の山の方は墓地が主だから、それ程の需要がないのかな?)
「トンネルを抜けると、そこには何もなかった」という事態は予想していたので、、予め、出かける前に、その界隈で美味しいお店はないか探しておいた。