秋葉原界隈-「湯島 ラーメン大至」の醤油ラーメン

この土日は天気が悪かったので、用事をこなしながら、近場を散歩することにした。
土曜日は、先週行かなかった「日本サッカーミュージアム」とか「おりがみ会館」を見ようかなと、家から徒歩で出かけた。

その場合、ランチはどこにするか、余程、三井製パン舗のフォカッチャランチに惹かれたが、それよりも何よりも、私の好奇心が求めたのは、まだ行ったことのないお店。
先週、食べログでくろ喜へのコメントを読んでいたら、家から近所の蔵前橋通り沿いに、くろ喜より点数の高い普通のラーメン屋さん「ラーメン大至」があることを知ったのだ。
「くろ喜より点数が高いお店のラーメンって、どんななのだろう?」と好奇心が湧いた。

d0063149_12195796.jpg場所は、末広町の交差点から行ったら、ずんずん蔵前橋通りの右側を本郷方面に進み、妻恋坂の交差点を超え、その先の清水坂という信号のところ。(大修館書店の隣)

どちらかというと、立派なオフィスビルばかりの蔵前橋通り、その中に、ポツンと目立つ周囲に合っていない赤い看板とのぼりがそのお店の目印のようだ。





お店の前に、下記のような看板もあった。
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「流行を追わず、奇をてらわず、至って質朴なラーメンを至極真摯に手間掛け作る」とある。
それはどんなラーメンだろう?興味深々。

とても間口の小さなお店だが、奥行きが深く、入ってすぐの券売機で券を買うと、店員さんが、座るべき席を指定してくれる。
席は、カウンターのみで、20~30人は座れると思う、見かけより、キャパは大きそう。
そして、厨房は客席の奥にあるようで、作っている様子とか、店主が誰かなぞ、全然見えなかった。

私は、ラーメン650円に、ワンタン2つ150円をつけてみた。

席に座ると、メニューとともに、ここのお店の力を入れている点に関する解説があったので、それを読んで待つ。
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麺は、我が家の近所の開化楼の特製麺らしい。
ごく普通の醤油ラーメンの最高峰って、どんなラーメンなのだろう?

程なく、出て来て、スープを飲むと、美味しい~!のだけれど、醤油ラーメンと言いながら、塩半分・醤油半分くらいの醤油の濃さであった。
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(美味しいスープで、辛さもちょうど良かったのだが、純粋醤油ラーメンというより、相当、塩の力を借りているという印象があった。)
そう、普通の東京の醤油ラーメンが、「濃口醤油」ベースだとすると、こちらのラーメンは、「薄口醤油」ベースではと思ってしまった。
(先日のくろ喜の一周年記念限定醤油麺の、むんむんとした濃口醤油ラーメンを思い出してしまった、あれは醤油の味が濃過ぎたけれど、まさしく、「濃口醤油ラーメン」を極めようとしたものだったと)
麺は、中太麺。

でも、本当に、難がないというか、欠点がないのだ、全てのバランスが良いのかも知れない、いや、良過ぎるのかも。
だから、最高に美味しいかというと、何だか、全て無難なので、個性がないような気がした。(お育ちの良い、良く躾けられた子供みたいかも)

具は、チャーシューが、解説書によると、「ラードコンフィ」という調理法で作られたもの。
二枚入っていて、熱い汁の下に沈んでいたものは、薄茶に変色していたが、汁に触れていないチャーシューはピンク色であり、食べてみると、生ハムのような食感で、美味しかった。
薄茶の火が通ってしまったものも、普通のチャーシューより相当柔らかく、豚肉の味が残っており、美味しかった。
コンフィ調理をした豚肉って、こんな感じなのだとは思ったが、私自体、コンフィが珍しい調理法ではないので、そんなに「すごく美味しい!」とか「びっくりした」ということはなかった。

メンマもきちんと柔らかく手を掛けられたものであることがわかった。
半熟玉子の黄身の感じも良かったのだけれど、卵の味としては普通かな?
(ワンタンは、大振りが2個で、中は、挽肉であった。)

難がない、個性がないと言いながら、やはり、手間暇をかけて工夫した味は美味しく、何も残さず食べてしまった。
しかし、美味しいのは美味しいのだけれど、無難過ぎてしまい、印象が残らないラーメンである点が残念。(一番強い印象は、やはり、醤油ラーメンとしては、醤油が薄いということ)
ま~、お店自体が「普通の醤油ラーメン」を目指しているのだから、その通りはその通りなのだが。

くろ喜とどちらが好きかというと、やはり、くろ喜の塩そばのスープの方が、クリアで、極めていて、くろ喜ならではのスープと思う。
このお店のスープは、余りに「普通」にこだわり過ぎて、「普通のスープの欠点のないもの」になっているという印象を持った。
私の好みからいうと、やはり、くろ喜の方が好きかな?

でも、たかだか、650円のラーメンにこれだけの手間暇がかかっていると考えると、コストパーフォーマンスは、相当高い。(でも、チャーシューの豚肉なぞ、もう一段上のものを使えば、もっと美味しくなるかもという気はする)

とにかく、優秀なラーメン屋さんであることは間違いないので、また、機会を見つけて、冷やしつけ麺とか、担々麺も食べてみたい。

あ、後、このお店で、「良いな~」と思ったのは、券売機に、「ミニサラダ」90円があること。
やはり、こういうラーメンのお店では、炭水化物や脂に比べて、食物繊維は摂り難いから、こういうメニューがある点、優れていると思った。
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by mw17mw | 2012-07-09 12:23 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)