都内日帰り旅行5-コート・ドールでランチ2/2

さて、次は、「フランス ランド産仔鳩のロースト 芽キャベツ添え」 
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多分、正肉というのだろうか、胸の部分の赤いお肉が、レアかな、ミディアムレアかなという状態で焼かれたものが真ん中で、レバーがちょうど良い具合に焼かれた黒めのレバー、その先に、こんがり焼かれた骨付きのももや手羽が乗っていた。
つけあわせは、芽キャベツの他、じゃがいものガレットというのであろうか、細い千切りじゃが芋に、薄ら生クリームを合わせて焼いたものがついてきた。
まずは、鳩の正肉にナイフを入れて食べる、柔らかく、美味しいことは美味しいのだが「そうか、鳩ってこういう味なのだ」ということ以外、良くわからなかった。(そうだよね、鳩を食べた昔の記憶が全然ないのだから)

身が本当に赤く、また、薄ら赤い液体から身から溢れていた。
それに比べて、こんがり焼かれたレバーや手羽、ももの良く火が通ったものは、ストレートに美味しかった。(フィンガーボウルが出て来たので、ももや手羽は手に持って食べた)
もしかして、私は良く焼いたお肉の方が好みかも。
また、付け合わせの芽キャベツもじゃがいもも文句なく美味しかった。
塩加減、生クリームの入り具合とか、見事で、うっとり食べるだけであった。

d0063149_1830167.jpgこれが、鳩のお肉を切った断面。
余りに赤かったので、「血抜きしていないのかしら?」と思い、お皿を下げてもらう時に、サービスの人に聞いたら、血抜きはしているとのことで、「空を飛ぶ鶏の肉は赤く、空を飛ばない鶏なぞの肉は白い」と教えてくれた。
へ~、知らなかった。
魚も同じで、鮪のように回遊する魚のお肉は赤く、泳ぎまわらない魚のお肉は白いそうだ。
鳥が空を飛ぶ時、魚が回遊する時、動物が草原を走り回る時、身体中に血をたぎらせて、すごい力を出すから、肉が赤くなるとのこと。

今まで、そういうことを全く考えたことがなかったのだ。(DNAで肉の色が決まっているのかと思っていた。)

ひらめやカレイなぞは、海底を彷徨っているイメージ、鮎は、川でちょろちょろ泳いでいるだけなのだろうか?
鳥については、飛ばない鳥となると、鶏だけかな?
動物もそうかも知れないと思う、馬は桜なべ、イノシシは牡丹鍋だから、肉が赤いことは想像がつく。
豚は家畜用に改良されているから、ピンクなのかしらね?
牛は、もう野原を駆け回ることはなさそうだけれど、身体が大きく、自分の体重を支えるのに力が要るから、赤いのかな?とか、考えたら、面白かった。

d0063149_18351799.jpgで、デザートなのだけれど、「イチゴのスープ ワイン風味」「チョコレートのマルキーズ コーヒーソース」「小田原みかんスフレ(2人分)」「熊本産和栗モンブラン」の中から選ぶことになったのだが、第一希望の「イチゴのスープ」はその日はないとのこと。
みかんのスフレも食べてみたかったのだけれど、これだと二人で同じものを食べることになってしまい、色々食べてみたいと思っていたので、残りの二つを取って、半分ずつにすることにした。

これは、私の方に置かれた和栗のモンブラン。
柔らかなデザート風にアレンジされたモンブランで、これも本当に美味しかった。

d0063149_18355464.jpgモンブランを半分食べたところで、お皿を交換し、私の方に、「チョコレートのマルキーズ コーヒーソース」が回って来た。
チョコレートの濃厚な味に、エスプレッソを煮詰めたというコーヒーソースがかかっており、これも至福の味。
食べた順序としては、味の薄いモンブランから味の濃いチョコレートのデザートに進めた私の方がラッキーだったかも知れない。
画像を見てもわかるように、コート・ドールの料理、デザートには、ロビュション風のソースで描いた点々とか線、ハーブ類とかの飾りがなく、すっきりしている。
ここのデザートは本当に美味しく、そんな飾りは本当に不要なのだなと心から思った。

d0063149_18361999.jpg最後は、コーヒーか紅茶をチョイスするので、コーヒーを所望。
そうしたら、焼いたばかりの焼き菓子とチョコレートを出してくれた。
全て焼き菓子に見えたのだが、細長いのがチョコレートであった。
何で、楊枝がついてくるのだろうと不思議だったのだが、チョコレートのためだったのだと、チョコレートを手でつまんで、気付いた。(笑)

ということで、大満足の豪華ランチであった。
何て言うのか、全てのバランスが良くて、火の通り加減も全て絶妙で全てが美味しい料理であった。
アラカルトだったから、シャンパンやワイン代、サービス料を入れて、1万円を越したのだが、納得の美味しさであった。

また、行きたいけれど、やはり、数年に一度かしらね?貧しいって辛い。(笑)

(追記:そうだ、パンについて書くのを忘れていた。パンはバゲットで本当に美味しかった。無塩バターがついてきたが、パンだけでも十分美味しいので、バターを足す必要を感じなかった。でも、バターの味を知りたく、バターもつけて食べてみたが、単体で完璧に美味しいものにバターを塗っても、プラスの効果も相乗の効果も感じなかった。バターはバターで良質で美味しかった、何だか、両方をいっぺんに食べると、「マッチングして美味しい」ではなく「それぞれがそれぞれなりに美味しい」と感じた。)
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by mw17mw | 2012-04-16 18:31 | 飲食店・菓子店 | Comments(4)

Commented by 風順 at 2012-06-13 13:47 x
お邪魔します。
私たちは夜二人で行き、アラカルトで飲食して6万円超えたのですが、内容が酷くてがっかりしてしまいました。
大好きな平松洋子さんも絶賛されているので、期待して行ったのですが、一体どうなっているのだろう?、というくらい・・・。
あの値段であの程度、と思うので更に印象が悪いのかもしれませんが。
最後の要であるデザートに使われていた桃も、キュウリみたいな桃(そんなのある?!、と言われそうですが、笑)で、あのシェフがこんな素材を使うのか・・・、とがっかりしました。
大抵の方が褒めていらっしゃいますが、実際のところはどうなのだろう?、と、とても疑いのまなこで見ています。
有名な方々が褒めていらっしゃるので、「コートドールは不味い。」と言うと『味を知らないヤツ』とか言われそうですが、私たちは一応場数だけは踏んでいる(フランス、イタリアを含めて)ので、そしてそれなりに感動もしているので、コートドールで感動できなかったのはアンラッキーだったのかもしれません。(場数を踏んでいるだけで、味を知らないのかもしれませんが。)
Commented by 風順2 at 2012-06-13 13:49 x
続きです。
この画像を拝見すると美味しかったのかも、とは思うのですが、ホワイトアスパラのご感想は的を射ているものでした。
この時期にパリやフィレンツェで食べるホワイトアスパラは苦くないのですが、日本で食べるホワイトアスパラは大抵苦いんですよね。
それに、茹でただけのホワイトアスパラを「フレンチ」でねえ・・・、といささか憮然とした思いです。
『余計なものを削ぎ取った潔い料理』、という言い方もあるのでしょうが、果たしてこの値段でそういう表現が当て嵌まるものでしょうか・・・。
『余計な物』を削ぎ落としてホワイトアスパラだけの『旨さ』を味わって欲しい!、と思うのなら、値段も余計なものを削ぎ落としてもらいたい、などと思ってしまう私です・・・。
冷静に考えたら、コートドールよりご近所のビストロのほうが美味しかったりするのではないでしょうか。
『コートドール』のシェフの本を読んだら『コートドール』に行きたくなるのはよく分かる私としては、本当に複雑は思いです。
Commented by 風順3 at 2012-06-13 13:50 x
更に続きです。(これで終了です、すみません。)

値段の事をしつこく言うようで恐縮ですが、当時(去年の今頃)臨時収入があったので、6万円超えた支払いは私がしたのです。
臨時収入がちょうど6万円でそれが全て消えた(更に数千円多かった)わけですが、私も美味しい物には目がないほうなので、もし本当に『コートドール』の料理が美味しかったら、こんな思いは残らなかったと思います。
長々とすみませんでした、これからも楽しく拝見させて頂きます。
Commented by mw17mw at 2012-06-13 23:00
>風順さん
お気持お察しします、私だって、6万円出して、気に入らなかったら、絶対憤慨します。(1万円でも憤慨しますし、二度とそのお店に行きません)

私の場合、魚料理が絶対的に最高に美味しく、デザートも気に入りましたが、鳩とアスパラガスはそんなに気に入らなかったです。
但し、私は、余り色々なお店(特にレベルの高いお店)に行っていないので、その二つは「勉強させてもらっている」とか、「自分に合わなかっただけ」と思って食べました。
ま~確かにあのアスパラガスはアスパラガスだけと考えると高いですが、あのお店の設備、従業員の数やレベルを維持するためにかかる費用が上乗せされていると考えれば、致し方ないかもと思います。

風順さんは、フランス・イタリアを含めて食べ込んでいらっしゃるから、舌のレベルが高いのだと思います。
以前、オークラの総料理長のような方のお話を聞いたことがありますが、世界各地を食べ歩いているお客には負けると言っていました。

反対に、風順さんが「このお店は美味しい」と思える東京のお店が知りたいような気もします。