都内日帰り旅行4-コート・ドールでランチ1/2

d0063149_23152093.jpgさて、予めコート・ドールには、「飛行機が遅れた関係で12時半を目指しますので」と電話を入れておいた。

結局、マルイチベーグルはパスして、なんとか12時半頃、コート・ドールに入ることができた。
で、今回のコート・ドールの食事は、「数年に一度」とか「冥土の土産」(笑)的なもので、できるだけ斎須シェフの腕を味わいたかったので、アラカルトで食べることにした。(ランチサービスで、肉か魚どちらかで、5千円のコースモあるのだが)

ただ、一品の量がわからないので、サービスの人に聞いたら、「お二人で、前菜・魚料理・肉料理を一品ずつ選んでいただければ、ちょうど良いと思います」とのこと。

d0063149_23164679.jpgそれで、二人でメニューを眺めながら、悩んだ。
前菜は、「茹で上げホワイトアスパラガス」「インゲンのサラダ 鴨のフォアグラ」「冷製季節の野菜の煮込み コリアンダー風味」「桜マスの冷製 スカンポのクリームスープ」の4種類。
う~ん、何にしよう、ホワイトアスパラガスも魅力だけれど、以前食べた「季節の野菜 コリアンダー風味」ももう一回食べたい気もする。
Mさんにとっても、冷製野菜のコリアンダー風味は、是非、コート・ドールのスペシャリテとして味わっておいた方が良いと思うのだが、季節がら、アスパラガスだよねと迷っていたところ、サービスの人が「今の季節ならではということでは、ホワイトアスパラガスと桜マスがお勧め」と背中を押してくれたので、それに決めた。

そして、魚は、メニューに書かれた「魚」「皮」「カリカリ焼き」の言葉で、これが、「考える人 料理特集号」に載っていた斉須さんの料理であり、私が先日NHKの番組で「ロンドンのレストランで栗原はるみが習って来た料理」である筈と思い、「長崎平戸産平スズキの皮つきカリカリ焼き フキノトウソース」に決定。
(後から、メニューを見直したら、もう一つの魚綾里は、ヤガラの料理だったのだ、ヤガラって、築地場内で見たことがあって、あれも料理したらどんな味だったか、食べたかったなと思った。)

お肉は、Mさんが「鳩を食べたことがない」ということなので、「フランス ランド産仔鳩のロースト 芽キャベツ添え」という鳩料理に決定。(他は、子羊、牛、豚)
私はきっと鳩を食べたことがあると思うのだが、どんな味だか全然記憶がなかった。(食べたことがないという記憶もなかった。)

お酒は、昼間だし、これからまだ歩くと言うことで、軽く飲むことにして、最初グラスのシャンパン、その他、白ワインを頼んだら、それで、最後まで足りてしまった。

d0063149_23172794.jpgまずは、アミューズということで、赤ピーマンのムース、トマトの裏ごし添え?
何だか、ずっと歩いて喉が渇いた状態で、シャンパンを飲んだら、口の中が、シャンパンの味と香りだらけになっていた。
そこに赤ピーマンのムースを流し込んでも、最初は味がわからなかったのだが、食べ込むに連れて、どうにか、口の中が正常に味を感知できる状態に戻ってくれた。
赤ピーマンのムース、とても滑らかで美味しいのだが、それより、添えてあるトマトの裏ごしが本当に美味しく、感激してしまった。

d0063149_2318052.jpg次に、巨大なホワイトアスパラガスが二本ずつサーブされた。
手前に添えてあるのが、マスタードやトマト水(だったかな?)で作ったソースとのこと、食べ比べてみてくださいと、サービスの人がお皿の向こうに、カリカリと塩を挽いてくれた。

まずは何もつけないで、アスパラガスを味わう。
ちょっと苦みがあって、春の味。
これが、本物のアスパラガスの味なのねと思う。(今まで、生のホワイトアスパラガス、何度か、レストランで食べたのだけれど、一番美味しかったものでも、「缶詰のホワイトアスパラガスと同じ味なのだ」と思っていた。でも、今回、コート・ドールのホワイトアスパラガスを食べて、やはり、生のホワイトアスパラガスの味は缶詰とは似ていないのだと実感した。←缶詰と同じ味ということは、一旦冷まして冷蔵保存して温めたのかな?)
その次、塩をつけて食べてみたら、とても苦みが強くなった、塩って苦みを引き立てる作用があるみたい。
最後に、マスタードソースをつけて食べたら、苦みが弱まり、食べ良くなった。
一番合うのは、やはり、マスタードソースかな?

次はの魚料理で、「長崎平戸産平スズキの皮つきカリカリ焼き フキノトウソース」。
コート・ドールのお料理は全て文句なく美味しかったのだが、この魚料理は、私にとって、本当に最高の料理であった。
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皮がパリパリに焼けていて、身の方はジューシーでふっくら焼けており、全然肉汁が外にこぼれていないのだ、そして、魚の臭みも皆無。
何と言うか、今まで食べた魚の切り身料理の中で、ここまでのものは食べた覚えがないのだ。
うわ、すごいと思った。
例えば、ジューシーでふっくら焼いてあっても、箸やナイフを入れると、魚のジュースというか、汁がじゅわっと滴り落ちるのが普通なのだが、ここの切り身は、ナイフで切っても、ジュースが分離して出ることがなく、あくまでも、身の中に魚の水分が留まっているのだ。
その分、柔らかくてジューシーで、身が美味しいのだ。
すっごいな~、テレビでロンドンのシェフの作るところを見たことがあって、皮の方からフライパンに入れ、焼いている最中、ずっと、上から、焼いている時に出てくる皮の油やエキスをスプーンですくってはかけていたけれど、そうやって焼いたのだろう。
それにしても、皮はかりっと完璧に焼けていて、身も完璧にふっくらジューシーで、一つの作業で二つの性質の違うものを完璧に仕上げるのは、神業ではないかと思った。

ま~、このお料理を食べられたことは、私の人生の幸せと思える程の出来であった。
お皿を下げて入れるサービスの人に「美味しかった~」と絶賛すると、フキノトウソースがポイントだったらしく、フキノトウソースの作り方について色々説明してくれたが、私はどうも魚の美味しさに心を奪われてしまって、ソースにフキノトウの味がしたかどうか記憶がないのだ。
Mさんは、フキノトウソースの味がわかって、美味しかったそうだ。
(もしかして、魚の臭みを一切感じなかったのは、フキノトウの働きだったかなと後から思ったが)

それに、付け合わせの下仁田ネギの煮て焼いたものも、最高に美味しかった。
葱がふっくら煮えていて、硬いところがなく、中に、葱のぬるっとしたところが閉じ込められていた。(ということは、葱の美味しさが外に逃げることなく煮てあったのだ)
あの下仁田葱だけでも、もう一回食べたい...。

長くなったので、肉料理やパンとデザートについては明日にする。
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by mw17mw | 2012-04-15 23:25 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)