都内日帰り旅行3-松島屋まで

グランドプリンスホテル高輪の裏の道を上って、味の素図書館に出た。
このグランドプリンスホテル高輪の裏から味の素図書館に出る道を通ると、味の素図書館の敷地の大きさが良くわかる。
ここは、既に味の素本体のものとなっているようだが、元は味の素の社長宅とのこと、こんな大きなお屋敷に社長が住んでいたなんて、味の素って、本当に大きな会社なのねと実感できる。

で、味の素図書館で暫し昔の本の背表紙を眺めながら、二人で色々お料理の本について話した。
何故、背表紙を見ていたかと言うと、味の素図書館に普通の食の本は自由に閲覧できるのだが、流石、戦前の本は、鍵のかかった棚に並べてあって、背表紙しか見ることができないのだ。(海軍の料理書などがあった。)
こういうものの内容をデジタル化して、誰でも内容を見ることができるようにしてくれればいいのにねと思った。
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その後、二本榎通りを都心方面に進んで行くと、右側に大きなお寺が見えて来た。
ここは高野山東京事務所らしい。
実はご一緒したMさんの第一の趣味は、「ご朱印集め」とのことで、早速、中に入って、彼女はご朱印をお願いした。(私は興味がないので、桜をカメラに写していた、本当に立派な桜であった。)

ここには、立派で大きな本堂や寺務所があったが、良く見ると、コンクリート建てであるところが惜しい。
しかし、境内が広くて、空が大きく、大きな桜の木が二本、好きなだけ伸び伸びと枝を伸ばしていて、贅沢で立派な空間であった。

d0063149_21312099.jpg高輪警察前という信号のところに行くと、高輪警察は最近の建物だから目立たないで、戦前のものではないかと思われる高輪消防署が目立っていた。
看板は、右がからの横書きで、「高輪消防署」と書いてあった。

この消防署が目立つので、向かい側に、「パティスリーリョーコ」があった筈なのだが、目に入らなかったし、探すのを忘れてしまった。




d0063149_21315314.jpgこれは、二本榎通りにあったお寺の門のところにあった像。
お寺だから、狛犬ではないと思うのだが、左右両側にこの人間のような顔の犬のような像が置いてあった。

二本榎通りは、衆議院の元の宿舎、高輪警察、高輪消防署があって、学校では、東海大学付属高校がある。
お寺は、高野山東京事務所の他、小さなお寺も3つくらいあったかな?
また、高輪は有名な大きなお屋敷が多い町だからか、高級なものばかりを扱っていそうな骨董屋さんもチラホラあったし、美味しそうなパン屋さんとか、子供向け料理教室なぞ、色々なものがあって、多彩で面白かった。

d0063149_2134525.jpgで、ずずっと歩いて行くと、左側に高松宮邸の門。
ゆったりしていて、さすが、皇族のお屋敷という感じ。(なんちゃって、初めて見る「皇族のお屋敷」であったが)
今は、高松宮ご夫妻お二人とも故人だから、どうなっているのだろう、手入れしないでそのままかしらね?
高松宮邸の門のすぐ隣が松島屋で、何だか、この並びが不思議な感じ。(どちらが先に住み始めたのだろう?多分松島屋さんかな?)
松島屋さんは、ごく普通の昔ながらのお団子屋さんという感じで、決して山の手風のお店ではなく、庶民的なお店なのだ。
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色々調べたら、やはり、松島屋さんは平日でも予約しておいた方が良いらしいとのことで、前日の11時頃に電話してみた。
その時に、「予約した方がいいですか?」と聞いたら、「もう桜餅は売り切れているから、その方が良い」と言われた。
(余計なことだが、先日、群林堂に行ったら、栗むしようかんがあったので、松島屋さんにもあるかと思ったら、松島屋さんでは、栗むしようかんは、秋の季節限定品なのだって。)
実際に12時頃着いたら、この日も桜餅は売り切れていたが、豆大福はまだたっぷり残っている感じであった。
こうやって、実際にショーケースを見ると、豆大福より、豆のし餅の方が美味しそうに見え、みたらし団子も美味しそう!と思ってしまった。
この後、コート・ドールの予定がなければ、その場で、みたらし団子買ってしまうのにね~、しかし、そんなに胃袋が大きい方ではないし、今回は諦めるしかない....。

その他、店内では、お赤飯を売っていたので、福岡在住のMさんに、「東京の和菓子屋さんのお赤飯はささげである」ことを証明するために、わざとお店の人に「これはささげですよね」と聞いてしまった。
勿論お店の人は「そうですよ、ささげ」と答えてくれたので、「ほらね」と胸を張る私であった。
松島屋さんは、やはり、純粋な東京の昔ながらの和菓子屋さん。(笑)

私が買ったのは、桜餅と豆大福。
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豆大福は、群林堂と同じく、中が粒あんであった。
群林堂より、皮が薄く、豆の量が少ない感じで、食べやすかった。
「すごく美味しい!」かというと、私が食べたのが、その日の夜で時間が経っていたせいか、そこまで美味しいとは実は思わなかったけれど、群林堂の豆大福より、松島屋の方が私好みかも。
豆と餡子と皮のバランスはとても良い大福であった。
(もしかして、私は、こういう大福の場合、粒あんよりこし餡の方が好みなのかも知れない)

桜餅は、中がこし餡であった。
桜の葉が一枚だけなのだが、葉の香りが良くて、こちらはとても気に入った。
勿論、葉を巻いたまま食べると、塩味もちょうど良くて美味しかった。
でも、何て言うのだろう、作り自体は、街場の和菓子屋さんのものという感じなのだが、その中では最高だと思う。(例えば、長命寺の桜餅なぞとは価格も違うし、比べられない)
こういう気軽な価格で、ここまで美味しければ、本当に上等だと思う。

良い和菓子屋さんだと思う。
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by mw17mw | 2012-04-14 22:28 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

Commented by 桃猫 at 2012-04-15 00:04 x
この狛犬みたいなのは、中国名でカイチとか、韓国名でヘテと呼ばれる想像上の珍獣です。なお、この通りは、旧東海道の山側の道(東海道は複数あって、海沿いと山沿いがあったらしい)ですね。そういえば、自分は、粒餡が嫌いで、コシあんしか食べないのです。
Commented by mw17mw at 2012-04-15 08:41
>桃猫さん
あの人間顔犬、そういうものなのですね。
また、二本榎通り、通りとしては古いものが積み重なっている感じがあったから、東海道だったと言われても違和感はないですね、確かに。
多分、後から桜田通りが整備されて、重要性が薄れて行ったのでしょうね、でも、良い通りですよね。

粒あん、嫌いな人って結構いますね。
私はたい焼きは粒あんかな?大福はあの柔らかいとのマッチングを考えると、こしあんが合うと思います。