護国寺界隈-音羽群林堂の豆大福
2012年 03月 24日
その一つで、ルートの関係で、どうも、高輪の松島屋にも行けるようなのだ。
豆大福は東京の名物で、確か「虎ノ門の岡埜栄泉」「音羽の群林堂」「高輪の松嶋屋」が御三家と言われている。
岡埜栄泉のものは、虎ノ門のものも銀行員時代食べたことがあるような気もするが、だいたい、上野界隈岡埜栄泉という名前の和菓子屋が多いから、岡埜栄泉の豆大福は良くわかっていると思う。(と言いながら、ここ数年、豆大福を食べてはいないのだけれど)
しかし、比較的家に近いと言うか、うちの墓地に近い群林堂の豆大福は食べたことがなかったのだ。
(一度、買おうと行ったら、すごい行列で、ハナから諦めてしまった。)
でも、せっかく、松島屋に行けるのだったら、群林堂の豆大福も食べておかないと、比較ができないと思い、今日、お墓参りに行く前に寄って、買って帰って来た。
行き方としては、錦糸町→大塚駅という都バスに乗って、大塚車庫前で降り、跡見女学園とお茶大の間の坂を下り、大きな通りにぶつかったら、右に曲がってちょっと行けば、群林堂であった。
今日は朝から小雨が降っているせいか、殆ど並ばずに、豆大福を買うことができた。
お店には、豆大福の他、豆餅、栗むし羊羹、桜餅などが並んでいたが、殆どの人は豆大福を買うみたいだ。
群林堂の豆大福は、とても大きくて、1つ160円。
皮が薄くて、餡がたっぷり。
餡は、つやつやしているから、砂糖が沢山入っているのかと思うのだが、それ程甘くはない感じ?
食べた感想は、岡埜栄泉の豆大福に馴れている者にとっては、「相当個性的な豆大福に感じる」というもの。
というか、豆大福にも店によって個性があるのだなと初めて知った感じ。(笑)
皮と餡の間に、これでもかと言う程、赤えんどう豆が入っているのだが、それが、何と言うか、普通の岡埜栄泉タイプに比べて、皮が固い。
そして、塩味が全然ついていない、また、甘くもないのだ。
自分でも赤えんどう豆を煮たことがあるので、これだけ皮を固く煮上げるには、砂糖水で煮ているような気がするが、その割には、甘くないから、良くわからない。
で、美味しいかと言えば、白い打ち粉たっぷりの中の皮と豆と餡の一体感は素晴らしいと思う。
大口開けて、むにゅっと食べると、良い感じ。
但し、やはり、この固いお豆が私の好みから外れているのだ。
というか、柔らかく塩味であってこそ、赤えんどう豆の美味しさが味わえると思うのだが、群林堂さんの赤えんどう豆は、赤えんどう豆らしい味がしないと感じた。
そこが好みではないけれど、群林堂はこれだけ人気があるから、こういう豆大福が好きな人も多いのかも知れない。
本当、美味しい、不味いの評価は人それぞれだから、私も好きに言わせてもらうと、岡埜栄泉の方が好き。
理由は、多分、塩味の赤えんどう豆が大好きだから。(笑)
今のところ、例えば、豆大福のブラインドテストをさせられるとしたら、群林堂だけはすぐにわかる気がすると思う程、個性的に感じた。
さて、これで、来月、松島屋の豆大福を食べることになるわけで、どこのが一番美味しいというか、自分好みと感じるだろうかが、楽しみ。(松島屋を大絶賛する人が周囲には多いのだ)
ところで、豆大福のことを調べていたら、良いページが見つかった。
豆大福散歩 岡埜栄泉を歩く
豆大福を歩く
「豆大福を歩く」で紹介されている「根岸の花月堂本店」は何度も前を通ったことがあるので、今度三ノ輪方面に行く時、買ってみたい。
その他、原宿の瑞穂も行ってみたいな。
やはり、松島屋ですか、期待が高まりますね~。
お茶大横の坂道を歩いていたら、コクリコという面白そうなレストランを見つけました、今度行ってみます。
それにしても、豆大福3個、クンメー2でランチを食べたら、ものすごく体重が増えました。(涙)
お久しぶりです。
つる瀬、食べたことがないので、そのうち時間を置いて買ってみますね。(先日、群林堂の豆大福を一日3個食べたら、さ~大変、今のところ、体重が戻っていないので)