小日向「小林久間吉商店」の絹ごし豆腐
2012年 03月 13日
何でも、このお豆腐屋さんの四代目は、東工大卒業で、プロボクシングのチャンピオンにもなったことがあり、且つ、豆腐屋さんの息子さんだから、お豆腐屋さんなのだそうだ。(心身ともすごい人らしい)
で、お店には、「小林豆腐」と書いてあるから、普通は、小林豆腐店?
沢山色々なお豆腐と納豆などが並んでいて、活気のある品揃えだけれど、私が行った時は、中途半端な時間だったせいか、お豆腐を作る作業着を来た男性が一人だけで、お客さんは0であった。
とりあえず、絹ごし豆腐を2丁買って来た。
一丁170円なのだが、普通のお豆腐より重くて、家で、買って来たまま量ったら、二丁で870gだったか、840gあったから、一丁、確実に400g超。
お店には色々なものが貼ってあり、このお豆腐屋さんの大豆は、山形県の農家に頼んでいる特別栽培大豆だそうだ。(また、時節柄、この山形の大豆に関する放射能の影響を検査し、問題ないことも貼られていた。)
食べてみないと、また、買いに行くかどうかわからないので、お休みとか営業時間は、今回、効いて来なかった。(ま~、お豆腐屋さんは、大抵、日祝日お休みだと思うので。)
家に帰って、まずは、冷や奴でお醤油をかけて食べてみる。
プリンのような食感で、上質な感じ、大豆の味もする。
大桃豆腐と比べてどうかと言うと、大桃さんは、音更大振袖という和菓子に使う甘い大豆を使っており、その分、味にインパクトがある。
小林さんは、大豆の種類がわからないけれど、ごく普通の大豆のようで、その点、インパクトはないのだけれど、丁寧さ・上質さは、大桃さんと同じくらいかなと思った。
(私は、それ程色々なお豆腐を食べ込んでいないので、ま、あてにならない評価だけれど)
その後、冷たいお豆腐に、自分で作った青じそドレッシングをかけて食べてみたが、全然合わなかった。
青じそドレッシングは、こういう上品なお豆腐の良さを消してしまう強さがあり、きっと、安いお豆腐とか、色々な野菜の千切りサラダみたいなものに合う強さがあると思った。
残りのお豆腐は、湯豆腐で食べたが、湯豆腐にすると、とても軽くなって、私の好きな食感になった。
私のように、たまにしか、買いに行けない者にとっては、ごく単純に、お醤油で冷や奴、本がえしで湯豆腐などで、豆腐そのものを味わいたいお豆腐だと思った。
日常的にこのお豆腐が手に入る環境にいるのなら、一番最初に紹介したレシピ本に書いてあるような色々な食材やドレッシングと組み合わせた食べ方をしようと言う気になるかも知れないけれどね。
もうちょっと気候が良くなったら、再び、寄せ豆腐でも買いに行こうと思っている。
(車があったら、ちょくちょく買いに行けるのにね)