行ってきました「世田谷散歩二回目」-甘酒・たい焼き・甘酒
2012年 01月 19日
松陰神社に向かう道沿いに、短い行列ができているお店があり、何かと覗いてみると、現代風の甘酒屋さんであった、お店の名前は、「せたがや縁側カフェ」。
奥に深いお店は、内装・外装が今風の白、一番奥に売り場があって、お客さんが並ぶとそれだけでお店がいっぱいになり、その場で飲む人はお店の外で飲んでいる。
どこが今風かというと、甘酒が玄米甘酒で、ストレートの他、豆乳や牛乳で割ったものもメニューにあること。
そして、注文を受けると、今風の若い女の子が、エスプレッソマシーンだろうか、それについている何て言う名前だったっけ、ミルクを泡立てて温める機械で、が~っと泡立てながら甘酒を温めるのだ。
それで、ストレートタイプも、豆乳や牛乳で割ったタイプも、紙コップ半分くらいの量で250円。
私は、玄米甘酒豆乳なるものを頼んだけれど、紙コップに、玄米甘酒と書かれている瓶から甘酒を、有機栽培豆乳と書かれた紙パックから豆乳を入れていた。
ついでに、お店の人に、「甘酒は火入れしているのですか?」と聞いたら、「はい」とのことであった。(うるさい客だと思われたであろう)
で、そのエスプレッソマシーンみたいなもので温められた玄米甘酒豆乳は、とても美味しかった。
普通の白米の甘酒に比べて、ほんのちょっと外皮の味がするような気がした。
また、友人が玄米甘酒ストレートを注文したので、少し飲ませてもらったら、豆乳で割った方がマイルドで飲みやすい感じがした。
他に、飲み物を安く売っているお店がないこともあるのだろうが、行列が途切れることなく、ずっと混んでいた。
甘酒を売るとなると、昔ながらの「峠のお茶屋風」の甘酒風の売り方しか見たことがないけれど、こういう現代的な売り方もあるのねと、とても参考になった。
並んでいる人も、中高年ばかりでなく、若い人が多かった。
で、このお店、米麹を並べて売っていたのだが、乾燥麹は良いとしても、吟醸麹と書いてある高価な生麹も、常温で売っていた。
冷凍で生麹を売っている冨澤商店を知ってしまうと、常温で並べているお店は、ごく普通なのだが、余り味にこだわらないお店かもと思ってしまう。(「味にこだわらない」というより、「麹のフルーティさにこだわらない」と言った方が的確かも)
麹を冷凍で売るお店が増えればいいのにとは思うが、冷凍庫という設備投資なぞを考えると、どこも手が出ないかも知れないけれど...。
で、松陰神社前から、世田谷線に乗って下高井戸に戻り、前回買えなかったたい焼き屋のたつみやさんに並んだ。
並んでいる間に、作業場が良く見え、たい焼きを作る作業が良く見えた。
ここは、いっぺんに6個焼けるたい焼き器が4個ある上、一部機械化されていて、手際良く次々と焼かれていた。
焼かれて型から外されたたい焼きの型からはみ出したバリバリの部分は、鋏で切り落とされていたけれど、お客さんによっては、「バリバリ付きのままで」という人もいた。
並んでいる間、たい焼きを焼く作業も見えて楽しかったが、私たちの前に並んでいた乳母車に乗せられた赤ちゃんとよちよち歩きの子供を連れている若いお母さんがIphoneで、ものすごいスピードでメールを入力していた。
それが今まで見たこともない入力法で、カルタ取り大会の選手の手の動きのような指の動きで入力すしていた。
後から、メル友さんに聞いたら、フリック入力と言うスマホでの入力法とのこと。
何だか、あのお母さんの入力のスピードと格好良さが気に入ってしまい、iPod touchを買う決心がついてしまった。(笑)
作業を見たり、スマホの文字入力法を見たりで忙しかった私たちの順番がやってきたので、私は、その場で食べる分と持ち帰りの分一つずつを注文した。
そして、友人と目立たない道の端で食べてしまった。
何て言うのだろう、皮はバリンとしていて、薄いのだが、初めからタネが少なくて皮が薄いというのえはなく、結構多めのタネをぎゅっと潰して、結構焼き固めたような薄さに感じた。
あんこもたっぷりで、とてもボリューミーなたい焼き。
ここは小中高の学校が沢山ありそうだから、学校帰りの生徒たちに人気がありそう。
そして、最後は、前回友人が、「たまに、森永のフリーズドライの甘酒をスーパーで買って来て、飲んでいる」と聞いたので、我が家の方でも、どこかに売っていないか気にしてみたのだが、どこにも売っていないので、友人がいつも買っているという下高井戸の西友の2Fに買いに連れて行ってもらい、終り。
買いに行ったら、フリーズドライタイプと、缶に入っている甘酒があり、その缶タイプに、綾小路きみまろさんがプリントしてあるので、笑ってしまった。
それだけで、中高年の女性をターゲットに絞った商品であるように思えたけれど、それは昔の考えで、今、健康食品として甘酒が見直されているのだから、あの松陰神社の甘酒屋さんのように、もっと若い人にも受けるようにすればいいのにと思った。
さて、私が買って来たものは、下の写真どおり。
森永の甘酒はまだ飲んでいない。
たつみやのたい焼きをオーブントースターで温め直して、大根のハリハリ漬けとともに食べたら、とても美味しかった。
鹿港の肉まん、う~ん、確かに皮は良い出来だと思うけれど、全体的にはまあまあかな?
金柑は、砂糖で煮たので、後日ご紹介。
ということで、とても楽しい世田谷の遠足であった。
ボロ市を全部見たら、時間はかかったけれど、ノロノロしか歩かなかったので、そんなに疲れなかったし、所々で、美味しいものが食べられたし、中々行けないところにも行けたし、我が家の方では手に入らない森永の甘酒も買えたし、満足、満足の一日であった。
お友達様、有難うございました。
そう言えば、ボロ市近辺のお店を教えてもらっている時、世田谷線上町から歩いて馬事公苑・東京農大に行けることが分かり、私の頭の中で、その界隈の地図が頭に入った。
というのは、今まで、小田急線経堂から東京農大に行ったことと、田園調布からバスに乗り、用賀経由で馬事公苑に行ったことがあったのだ。
そこに、上町から歩いて東京農大・馬事公苑に行けると聞いて、線と線が結びついて面となり、世田谷区中央あたりの地理関係が頭に入った。
ということで、今度は、上町から東京農大・馬事公苑散歩かしら?(笑)