腸の調子を改善する7つの食物
2012年 01月 10日
改めて思い出すと、良くわからない。
多分、テレビの番組のHPを含むインターネットで得られる色々な情報を断片的に吸収してきたのだと思う。
で、昨日紹介した便秘の専門家の本を読んで、「やはり、今までの知識は断片の寄せ集めだったな~」と思った。
とてもわかりやすく、親切な本で、しかも食べ物以外のことの知識も得られるので、もし、実践したいと考える人がいるとしたら、ちゃんとその本を読んで理解し、ご自分の生活や食の好みでアレンジしてから、実践することをお勧めしたい。
『「排便力」が身につく本』
松生恒夫(まついけ つねお)著
マキノ出版
(こちらは、腸の蠕動運動を復活させることに重点を置いている)
『冷やさない「腸」健康法』(副題 自分でできる新腸内リセット)
松生恒夫(まついけ つねお)著
講談社+α新書
(こちらは、どうやって腸を温めるかに重点を置いている)
できたら、両方を読んだ方が良いと思う。
『「排便力」が身につく本』によると、腸の蠕動運動が起きない停滞腸を動かすようにするには、7つの食べ物が毎日毎日バランス良く体内に入ることが大事なのだそうだ。
で、それを試してみたら、あ~ら、不思議、私の停滞腸はまともに動き出して、びっくり。
やれば、できるジャン、という感じ?
但し、一日だけだめだった日があった、その原因は、その前の晩、湯船で身体を温めることをしないで眠ったことだと思う。
やはり、眠る前には熱い湯船で身体を温めた上での「食べものの効果」だと思う。
食養腸(腸を食で改善するという意味)に必要な7つの食べ物
1.腸の反射を起こす「水」
水を多く飲むことも大事。
一番大切なのは、朝一番空きっ腹に飲む冷水一杯
2.便のかさを増す「食物繊維」
不溶性と水溶性は、2:1が理想
理想は1日25gらしい。
3.腸内細菌バランスを改善する「乳酸菌」
特に植物性乳酸菌がお勧め
4.小腸を刺激する「オリーブオイル」
理想は、1日15~30gらしい。
5.善玉菌の餌になる「オリゴ糖」
フラクト・イソマルト・ダイズ・ガラクトオリゴ糖が餌になるとのこと。
6.腸管の動きを良くする「マグネシウム」
本当は、食物で摂った方が良いらしいけれど...。
にがりは、腎臓が悪い人は絶対に使ってはいけないものらしい。
7.蠕動運動を活発にする「ビタミンC」
ということで、現在は、朝起きて体重を量った後、冷たいお水をコップ一杯飲んでいる。
忘れなければ、そこに、マグネシウムを摂るために、天然にがりをシュッシュッと3回スプレーしてから、飲む。(私の買って来たにがりは、スプレー入り)
でも、良く忘れる。
食物繊維は、ごく普通の食事でも摂るようにしているが、今は、4のオリーブオイルと組み合わせて、きのこのマリネを作って冷蔵庫に入れておいて、三食のどこかで一日一回食べている。(オリーブオイルは朝に摂るのがベストらしいが)
それと、かぼちゃを大振りに切って、煮つけにしたものも冷蔵庫に入れておいて、三食のどこかで一日一回食べている。
後は、りんごを剥いて塩水につけたものを冷蔵庫に入れておいて、食後に食べている。
ビタミンCは、面倒なので、小林製薬の栄養補助食品「ビタミンC」というものを買って来て、一日3錠を目安にと書いてあったので、毎朝3錠飲んでいる。
しかし、何でも、1錠でレモン23個分のビタミンCだとか、ということは、3錠で69個分のビタミンC?(笑)
植物性乳酸菌は、甘酒に入っていそうなので、甘酒で摂っている。
(甘酒は、確かに、ずっと冷蔵庫に入れておくと、酸っぱくなってきて、乳酸菌の存在を感じる)
今日まで、自家製のカスピ海ヨーグルトがあったので、飲んで来たが、この本を読んだら、植物性乳酸菌の方が良さそうなので、カスピ海ヨーグルトは一旦休もうと思っている。
(もし、甘酒だけで、腸の調子が不調になったら、復活させるつもり)
その他、ハーブ関係が腸に刺激を与えるとのことで、その本に載っていた「どくだしミントジンジャーティー」を一回500cc作って、午前中に2,3度に分けて、温め直して飲んでいる。
本の通りのレシピだと、ペパーミントのティーバッグを500ccのお湯に浸けて、チューブの生姜1~2cmとレモン汁大さじ1、オリゴ糖(分量は適当)を入れる。
が、私は、今、乾燥生姜が手元に沢山あるので、お鍋に、乾燥生姜2gに600ccくらいのお水に入れて煮出した後、冷めるまで置いておいたものを温め直し、そこにペパーミントのティーバッグを浸して、抽出させ、オリゴ糖を入れたものを飲んでいる。
レモンは、朝、錠剤で飲んでいるので省略。(本によると、生のレモンを使うと、マグネシウムが摂れると書いてあり、その方が好ましいとは思っている。サプリのビタミンCの成分には、マグネシウムが載っていないから、サプリには入っていないと思う。)
その他、カレーも香辛料の塊ということで、腸を刺激すると書いてあり、野菜たっぷりのカレースープをどっさり作っておいて、朝、冷水を飲んだ後、カレースープとともに、食物繊維を摂るために、「木の実と繊維」を一袋食べている。
(初め、オリーブ油は、朝、大さじ一杯、カレースープに混ぜたり、パンに吸わせて食べていたが、やはり、大さじ1の油をその量を感じながら摂るというのは抵抗があったので、きのこマリネでオリーブオイルを摂るように変更した。多分、きのこマリネの中のオリーブオイルでは量的に足りないと思うが、それでも腸が動くようになったので、気にする必要はないと思っている。)
シナモンも腸に良いとのことなので、夜眠る前に飲む干し生姜水を温め直したものに、杏ジャムとともにシナモンを入れて飲んでいる。
この本の通りというか、この本に沿って、食物を摂ると、腸が本当に意図したとおりに動くから不思議であり、嬉しくもある。<続く>