湯島界隈-古式蕎麦

テレビに今年二回出たのだが、本名でということになった。
どうしてかというと、4年前のテレビチャンピオンの時に本名でチャンピオンになったから。

その二年後に、不幸な某重大事件に「犯人と知り合い」ということで巻き込まれ、さんざん、色々な方から、「本名を隠せ、個人情報を隠せ、脇が甘い!」とアドバイスいただき、本人も納得の上、個人情報を隠し、「真凛馬」というハンドルネームで通すことを決めた。

が、だめなのだ、私に、合羽橋のことでテレビから出演依頼がある時、皆、本名で獲得したテレビチャンピオンということで依頼が来るので、どうしても、本名になってしまう。

夏の番組の時は、こちらから事情を話し、相談したが、先方のたっての希望が「本名で」ということだったので、「ま、知り合いが重大事件の犯人だったなんていうことは、一生に一度あるかないかだろうから」と本名で出ることを了承した。

ということで、心ある読者の皆様は、私の本名を聞いても、聞かなかったことにしてください。

本人、このまま「本名を再び公開していても、差しさわりがないのでは」と思っているけれど、それが本当にそのとおりに行くかは良くわからないのだ。
それでも、二年前ピシっと決めた方針をまた脇の甘い方に方向転換して生きていくわけなのだ。
ま~、私が悪いことをしたわけではないし、どちらにしろ、TVチャンピオンのときに使った名前というのは、とても大切なものみたい。

ということで、また、本名が時たま出るようになったけれど、どうか、悪いことが起きませんように。

何だか、本名に戻ってまでもテレビに出たが、何と言うか、「テレビに出る」ことより、若いディレクターが「合羽橋を紹介する良い番組を作ろう」と思った時、私及び私のページを「より良い番組にするために役に立つ」と評価したと感じられることが、一番に嬉しい。(私が思うに、合羽橋を紹介する番組、皆似たように見えるけれど、若いディレクターさんたちは、色々の制約の中で、自分らしいより良い番組を作りたいと一生懸命なのだと感じている)

また、今回はタイミングが最高であった。
ゴールデンウィーク頃出た番組は、カメラに向かってレポーターのようなことをするよう言われ、全くできなくて、じくじたる思いがあった。
今回は、出演依頼が来た時から、「レポーターのようなカメラに向かって話すみたいなことはできません、誰かと話しながら、合羽橋を回るみたいな感じだったら、自然にできます」と交渉した。
で、今回は、自然に出演することができたみたいで、前回、「え、私ってここまで不器用?」と心の中に自然と溜まってしまった自分をがっかりする気持ちを、年が変わる前に払拭できて良かった。(これも、前回の失敗の経験があったからこそなのだけれど)

---本題です---
d0063149_1892724.jpg11月23日の勤労感謝の日は、文京区の湯島天神近くにある図書館に本を返しに行って、その後、秋葉原に向かったのだ。
そうしたら、「手打ち古式蕎麦」のお店が視界に入り、「そう言えば、このお店に入ってみたいと思いながら、早30年くらい経っている」ことを思い出し、ちょうどお昼頃だったし、古式蕎麦600円の貼り紙にも惹かれ、初めて入ってみた。

店内は、4人用の席が5つに2人用が1つくらい。
ちょうど祝日の正午くらいなので、私が入って、ほぼ満席となった。

で、メニューを見ると、古式蕎麦の大根の搾り汁で食べるものが990円とのこと。
お店の人が説明してくれたのだが、古式蕎麦を普通の蕎麦汁で食べるものと、昔ながらの大根の搾り汁にお醤油を入れたもので食べるものと二通りあるそうだ。

う~ん、30年に一回しか入らなかったお店なので、二回目があるかというと難しいのではと思い、古式蕎麦を大根の搾り汁で食べる方を選んでみた。(辛み大根の搾り汁で食べるお蕎麦は、更に1200円、私は普通の大根にした)

出て来たのが、下記写真。
d0063149_1884755.jpg
お蕎麦が真っ黒で太い。
この黒さは、「へぎそばのように海藻が練り込んであるのかしら?」と思ったが、家に帰って調べたら、このページに「蕎麦の甘皮が入っている」と書いてあった。
蕎麦の甘皮は、栗で言う渋皮にあたるものらしい。
(インターネットで「古式蕎麦」で検索すると、このお店以外にも数店「古式蕎麦」を名乗る店が出てくる。それらの店の食べログの写真を見てみたが、このお店程真っ黒なお蕎麦を出しているお店は他にはないようだ。)

大根の搾り汁をちょっと飲んでみる、そうすると、甘さを最初に感じるのだが、最後、大根特有の辛みが来る感じ。
それに、お醤油を合わせて、蕎麦汁を作る。

真っ黒な太めのお蕎麦をつけて食べると、それなりに美味しい。
かつお節が一般的になるまで、こうやってお蕎麦が食べていたのかなと思いながら、食べた。

真っ黒なお蕎麦は、ごわん、くちゃんとしていて、今まで食べたお蕎麦の中で一番似ているのは、竜泉の角萬のお蕎麦かな?(太め同士だからかも)
お蕎麦に味があり、美味しい。

大根の搾り汁にお醤油という組み合わせは、美味しく、不満はなかった。
(大根の搾り汁というものは美味しいものなのだと改めて思った。)
この二つの組み合わせの味は、とても強くて、ついてきたわさびや削り節、万能ねぎなぞを入れても、それらの風味は殆ど活きない感じ。

お蕎麦の量も、通常の二倍くらいの量でたっぷりだし、それなりに美味しく食べることができた。
これはこれで満足のいくお蕎麦だと思う。
粋とか喉越しとかいう概念ではなく、蕎麦の豊かさを味わう感じのお蕎麦?

湯呑に入った蕎麦湯が出て来て、それで、大根の汁とお醤油を割って、最後飲んで出て来た。

食べている最中、厨房から、が~っと回るモーター音が聞こえて来たが、どうも、フープロか、ジューサーで大根をおろしているみたい。
機械でおろした方が、汁に栄養素が出てしまって良いのかなと思ったり、普通だいこんおろしと呼ばれる部分はどうなるのだろうとメニューを改めて見たが、大根おろしを使ったメニューは一つもないように見えた。
汁を搾っただいこんは、捨ててしまうのかも。

世の中には、まだまだ、私の食べたことのないものが沢山あるので、嬉しい。
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by mw17mw | 2011-11-25 18:13 | 飲食店・菓子店 | Comments(2)

Commented by world-easyken at 2011-11-26 14:38
たまたま、TV観てたら合羽橋特集でお見かけしましたw
おろし蕎麦、福井あたりでは有名ですね。
最近は漫画「そばもん」でも紹介されてましたよ。
明日の日曜日に谷中の「間間間」さんと言う場所で芋煮イベントをやります。
大桃さんの豆腐もお出しする予定です。
おヒマでしたら是非!

Commented by mw17mw at 2011-11-26 21:44
>world-easykenさん
TV見ていただき、有難うございました。
福井のおろし蕎麦は、浅草橋にお店ができたので、食べに行きましたが、古代蕎麦のつゆとは全然別物でした。

お誘い有難うございます。
明日ですか...。
月曜日に家にとって大切なことがあり、いつもは暇が洋服着て歩いているような私が、明日だけはその準備でうろちょろできないのではと思います。
もし、時間に余裕ができるようだったら、ちょっと伺いますね。