まぜ卵(まぜらん)を買ってみた
2011年 11月 11日
何でも、その発明者は、4人だったか5人兄弟の末っ子で、幼い時の朝食は、一つの丼に溶いた生卵を長男から順番に回して、ご飯にかけたそうな。
そうすると、その発明者は末っ子だからいつも最後で、最後白身のどろっとしたところばかり、回って来て、それが嫌だったとのこと。
で、そのテレビではわからなかったのだが、実際に買って来て良く見たら、その方が発明したまぜ卵という道具は、4cmくらいの長さの金属の両側が刃物を長い棒につけたものであった。
それで生卵をかき混ぜると、刃が自然に白身を切り刻むので、白身と黄身がきれいに混ざるそうな。
テレビによると、この道具はとても売れて、沢山儲かっているとのこと。
たまに熱々のご飯に生卵をかけて食べたくなるのだけれど、確かに、箸でかき混ぜると、木が短いせいか、大してかきまぜないので、きれいに卵が混ざらず、白身がご飯に入ってしまう経験があったので、「ふ~ん、試してみようかな?」と思ったのだ。
で、その後、テレビに出る話が来て、「最近、役に立つ便利グッズとかありますか?」と聞かれ、答えられなかった。
そもそも世代的にも、色々な道具を揃えるより(経験上、揃えてもしまいっぱなしになることが多いし)、包丁一本・ピーラー一本で料理する方が楽なタイプなので、そんなに新しい道具を試すことはないのだけれど、ま~、立場上、新しい道具も少しは試してみなくてはねと思い、テレビで見た「まぜ卵」を買ってみた。
TDIで270円で、安くてラッキーと思った。
で、買って来て、卵を割ってかき混ぜたのだけれど、どうなのだろう、普通のお箸で卵を混ぜるのと同じくらいの時間がかかって、黄身と白身がきれいに混ざり合うという感じ。
何だか、それでは物足りない。
それ専用の道具を使ったら、時間も短縮できて、卵もよりきれいに混ざったというくらいの道具でないと物足りない。
で、考えたのが、二本揃えて、上を輪ゴムで留めて、二本で混ぜたら、スピードは速くなるのではないだろうか?
そう思い付いて、もう1本買って来て、試してみた。
実際にかき混ぜるとき、お箸を持つようにして、まぜ卵で生卵を混ぜてみたのだが、時間的には快適、あっという間に、卵は混ざった。
そして、そのよく混ざった卵は、火にかけた「うどんとおつゆ」の中に垂らして、かき玉風にしようと思い、流し込んだら...残念ながら、アクのように本当に細かい塵のようになってしまった。
(塵のようになって、浮いて来なかった、そのままおつゆの中で、うどんや野菜に貼りついていた。)
両刃というのだろうか、二本の刃、両端で計4本の刃で卵の白身を切ったわけで、本当に細かくなってしまって、卵が繋ぎ合う力を完全に分断してしまったみたい。(笑)
このまぜ卵の袋の裏に用途として「生卵かけご飯、卵焼き、茶碗蒸し、錦糸玉子、すき焼き用卵、オムライス、スクランブルエッグ、オムレツ、卵豆腐、かに玉」と書いてあるけれど、結構、力の入れ加減が難しいのではと思う。
私の二度の経験では、生卵かけご飯とすき焼き用卵には、やはり、向いていると思う。
後の料理にはどうだろう?
長くかき混ぜないのなら、役に立つかも知れない。
Amazonのまぜ卵の口コミでは、薄焼き卵もうまくできると書いてあったから、錦糸卵にも良いかもしれない。(錦糸卵も、箸で適当に混ぜて焼くと、厚くなってしまう。このまぜ卵で混ぜれば、薄く焼けそうな気がする、今度やってみよう)
ま、ふわっと焼きたいものには今まで通り箸を使った方が良いような気がしている。
<浅草かっぱのあいかちゃん>
携帯ストラップのあいかちゃん、私も欲しくなって、現金350円を出して、自分の分も買って来た。
どこが好きかというと、後ろ姿が、昔、好きだった土田よし子さんの名作「つる姫じゃ」のつる姫に似ているところ。
正面から見ると、つる姫より可愛い過ぎるのだけれど...。
何か、このかっぱの姿を見ていると、子供の頃、好きだったものやつる姫を読んだ時のことを思い出すことができて、楽しい。
年甲斐もなく、携帯にぶら下げた。
今まで見た合羽橋関連のキャラクターグッズでこれが一番気に入ったかも。