初音茶屋の「氷宇治金時」

d0063149_11134435.jpg暑さが一旦退いたような土曜日の午前中、浅草の初音茶屋に「氷宇治金時」を食べに入ってみた。

このお店は、夏場本当に若い人に人気があるようで、昨日の花火大会の時も行列ができていたが、そんな催し物がなくても、土日は人気があり、今まで、一度目は、行列ができていて諦め、二度目は、午後5時近くだったのだが、外で待っている女性が一人だったが、その人が、「私までで氷が終わりそうって、言われています」と教えてくれた。
で、3度目は、小雨が降っている午前中に行ったら、空いていてようやく入れた。

ま~、だいたい、外からお店を見ても、「初音茶屋」という名前以外の情報が全くないお店。
メニューもなければ、価格表もない、本当に愛想のないお店だと思ったのだが、入ってみても、同じようなイメージ。(そういう意味では、観光客向けではない)
このお店はごく当然に、淡々と昔ながらの商売をしているのだけれど、周囲とか時代がどんどん変わってしまい、自然のこのお店の「昭和の香り」が個性になってしまったような店?)

カウンターの中に中年の男性一人に、お運びの中年女性が一人のお店。

d0063149_1114174.jpg宇治金時を頼んでみる。
白玉をつけようか考えたけれど、ここの白玉、別料金で250円なので、やめてしまった。
(「饗 くろ喜」の別料金のワンタンだって、5個で200円だもの、これは割高だなと頭に浮かび、頼まなかったケチな私。)

出て来たのはこれ、小振り。
食べてみると、粉雪よりは粗い氷で、抹茶かと思った緑色の粉なのだが、抹茶の味もしたけれど、普通の煎茶の苦い味もした、こんなの初めて。
濃い抹茶が流行りだけれど、ここの抹茶はその反対。
抹茶と煎茶の粉を混ぜているのかしら?
緑色のシロップの味は、軽くて、煎茶の味もして、それはそれで美味しく、個性的。(家で、「飲むカテキン」なる粉を持っているので、これに蜜を混ぜて、家で宇治金時を作ってみたが、カテキン100%だと、苦くて美味しくなかった。)

小豆は、容器の一番底にあって、餡というより、煮小豆。
粒が全然潰れていなくて、きれい、また、くどくなく、さっぱり目の甘さに煮てあった。

一言で言うと、こざっぱりとした宇治金時であった。
「昔懐かしい、昭和の宇治金時」とか言いたいところだが、昭和の時代、そんなに氷宇治金時を食べなかったので、良くわからない。
でも、多分、昔からの宇治金時なのだと思う、これはこれで「このお店ならではの個性ある宇治金時」だと思った。

カウンターの中のおじさんは寡黙だけれど、お運びの女性は気さくで、他にお客さんがいなかったせいか、色々話しかけてくれて、楽しかった。

何だかな~、ワクワク感とか、楽しさとか、全然考えていない雰囲気のお店であったけれど、本当に若い人に人気がある。
このブログでも褒めてあるし、「浅草の昔ながらのかき氷が食べられるお店」ということで、評判が確立しているのかも知れない。

舟和の宇治金時が800円だけれど、このお店は、600円、そこらへんも魅力かも。
また、今回、「浅草のかき氷」に注目してみたけれど、若い人たちが「気楽に入ってみよう」と思えるかき氷屋さんが案外ないと思った。

こう書くと、否定していると思われるかもしれないが、行列ができる程の内容かどうか、ちょっと不思議。
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by mw17mw | 2011-08-28 11:14 | 飲食店・菓子店 | Comments(0)