浅草橋「中国鎮江料理 羅家菜」-中国国家特級料理師の店

先週、弟に「羅家菜」でごちそうになった。

羅家菜は、本当に繁華街から外れた、地元民以外は歩かないと思われる左衛門橋通り(強いて言えば、浅草橋駅からおかず横丁に行く時通る道)沿いにあり、浅草橋の図書室と浅草消防署浅草橋出張所という消防車が止まっている消防署の間に位置する。
他に、都立忍岡高校があるけれど、どれもこれも、中華料理のお店に追い風となるような公共施設でないことは確か。(しかし、羅家菜の前には、来吉というラーメン屋もあるし、まるで、飲食店のニーズがないというわけではない地域のようだ。)

看板は派手だが、私は浅草橋の図書館へ行く朝9時半頃良く通るので、「お客さんは入っているだろうか」と心配になるお店。
最近は、お昼に、500円のお弁当も売っているみたい。

羅家菜の入っているビルは、「水新別館」となっているから、江戸通りにある水新菜館の所有物なのだろう、以前は、「水新別館」という名前の中華料理屋さんだったが、やはり、江戸通りに比べたら、お客が少なかったのか、程なく閉店となった。
羅家菜は2010年8月にオープンとのことだから、もうすぐ丸一年になるようだ。
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看板によると、オーナーの中国人男性の苗字が「羅」さんだから、羅家菜は、「羅さんちの料理」みたいな意味かな?
中国鎮江の出身で来日して9年、赤坂や五反田・代々木の有名中華料理屋さんの料理長として修業した後、ここで初めて独立したとのことで、その看板を見ると「頑張っているのね」という印象が残る。

夜の7時半頃行ったのだが、案の定、先客はなく、私たちの後から入って来た人も一人だけ。
席について、メニューを見ると、何故か、夜なのに、昼のランチメニューが一番上に置いてあったが、どうも、夜もランチメニューをやっているみたいで、その後から入って来た男性は、定食を食べるとさっさと出て行った。

で、普通のメニューを見ると、前菜的な料理は、どれもこれも398円で、メインになる料理は、750~800円のものが多かった。
また、このお店は、「カラオケ無料・飲み放題つき」の宴会に力を入れているようだ。

で、そのパンフレットを見ると、そのオーナーの羅さんが「中国国家特級料理師」であることが書かれている。

きっと、このお店をオープンする時に、羅さんが自分でどう自分の店をアピールするか考えて、日本で修業したこと・得意料理等を書いた大きな看板を作って表に置いたのだろうけれど、宣伝の仕方が日本人に向いていなかったのかも。

もし、表の看板に、「中国国家特級料理師の店」とか大きく書いたら、きっと、食通の、本場中国的料理を求めているブロガーたちに拾われて、インターネットで話題になったと思うのに、そういう重要なことは、カラオケ付き飲み放題のパンフレットにしか書かれていないのだもの。

明日以降、実際に食べたものを紹介するが、結論から言うと、やはり、全てが全て「飛びっきり」というわけではなかったが、価格が安い割には、料理に対するセンスを感じられる料理ばかりで、とても美味しく気に入ってしまった。

このお店はもっとファンがついて然るべきと思う。

が、このお店の戦略は、低価格路線であり、料理名も、全て日本人にわかりやすいものにしてあるので、マニアックな人は敬遠するかも。

そこらへんがこのお店の悩みだと思う。
低価格の料理に重点を置けば、そんなに上質なもの・珍しいものは使えないし、そうなるとマニアックな人やディープを求めている人たちに注目されないし、高級料理のお店やディープなお店にしてしまうと、街全体に合わなくなり、日常的に街の中華屋さんとして利用する客が減ってしまう。
仕方がないので、今のままで、そこらへんの事情をお客側が理解して、お店のオーナーと仲良くして行けば、色々な美味しいものが食べられそうな気もする。

で、今回、とても美味しかったので、土曜日に、近隣のトコさんとランチを食べに行く予定。(羅家菜→港家)

とりあえず、浅草橋界隈で、宴会を考えていらっしゃる方がいたら、このお店は、「安くて美味しいので」お薦めです。
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by mw17mw | 2011-08-03 11:52 | 食材・食材のお店 | Comments(0)